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現在行われている全仏オープン2016は大会2日目も雨に見舞われて、試合開始が大幅に遅れたけど、初日より試合が行われましたね。
8番コートの第1試合に登場したのが、全仏オープンのデビュー戦となった大坂ナオミ選手。今季クレーコート・シーズンに入ってから、左膝を痛めてしまってマドリッド大会の予選2回戦を途中棄権して、その後に予定していたローマ大会は全仏オープンへ向けて欠場して治療に当てていたのよね。
そんな流れからちょっと不安を抱いてはいたんだけど、体に異変を来したのは、対戦相手のイェレーナ・オスタペンコの方だったの。
18歳同士の対戦として注目を集めたこの試合、序盤はクレーコートへのフットワークがぎこちない大坂選手に対して、オスタペンコは正確なショットをライン際へ打ち込んで主導権を握っていたの。
でも試合が進むに連れて、コートに徐々に慣れてきた大坂選手とは裏腹に、オスタペンコはミスが目立ち始めたの。そして途中でメディカル・タイムアウトを要求して、左太ももにテーピングを施して再びコートへ戻ったけど、プレーの正確さは戻らなかったわ。
大坂選手はそんなオスタペンコにしっかり勝ちきってくれました。大坂選手もちょっとミスが多かったかなって印象だったけど、そのサーブ力はさすがでした。最後もサービスエースで決めて、初戦突破を決めましたね。
昨年は予選を勝ち上がっての本戦入りだったのがダニエル太郎選手。今年はランキングからしっかり本戦入りして、マーティン・クリザンと対戦しました。
足の怪我から復帰したクリザンに序盤は主導権を握られていたけど、持ち味の粘りを発揮して勝利を手にしましたね。
結局、クリザンの左肩(クリザンは左利き)の負傷による棄権からの勝利だったけど、第3セットや第4セットで負けていてもおかしくはない試合展開だった事を考えると、その粘りがクリザンの怪我を導き出したとも言える勝利でした。
グランドスラム本戦4度目のチャレンジで初勝利を飾りました。2回戦は前年度チャンピオンのスタン・ワウリンカとの対戦。思いっきりぶつかってもらいましょう。
そして安定した勝ち上がりを見せてくれたのは錦織圭選手でした。シモーネ・ボレッリに第1、第2セットを連取して、第3セットを2ー1としてからの再開だったけど、その短期決戦を危なげなく物にしましたね。
去年のベスト8以上の成績は少なくとも出して欲しいけど、先を見すぎないで目の前の一戦一戦に集中して、取りこぼしのないようにプレーして欲しいわね。
そして完敗だったのが日比野菜緒選手。今季やや不調とは言え、やっぱりシモナ・ハレプの壁は高かった。
出だしこそ、そこそこのスタートを切ったように見えた日比野選手だったけど、ハレプが一度目を覚ましたら、巧みなストロークに翻弄されてしまいましたね。でもこれも良い経験となるでしょう。
試合が途中で今夜へと順延になったのが土居美咲選手。サマンサ・ストーサーに第1セットを先取されたけど、第2セットは逆に3ー1とリードしたところから今夜再開されます。しっかりそのリードを守って、第3セットへ持ち込んで欲しいですね。
そして残る奈良くるみ選手も、デニッサ・アレルトバとの1回戦に登場します。
日本人選手の活躍に期待しましょう!