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リオ・オリンピックのテニス競技の2日目では、女子シングルスに出場した土居美咲選手も日比野菜緒選手も初戦を突破しました。これで出場した日本人選手全員が嬉しい1回戦勝利を収めましたね。
そんな大会2日目にはびっくりする大波乱が起きました。
男子世界ランク1位で第1シードのノヴァーク・ジョコビッチが初戦で姿を消したの。でもその相手は、度重なる両手首の怪我でランキングは下げてはいるものの、2009年のUSオープン決勝戦では、当時絶好調だったロジャー・フェデラーを下して優勝したファン・マルティン・デル=ポトロだったの。
今季はやっと怪我から復帰して、大会をしぼりながらもツアーを回っていたデル=ポトロ。徐々に復調し始めてはいるものの、試合が続くと怪我の影響か体力的な問題か、パフォーマンスが落ちてしまって決勝の舞台まで勝ち上がれてはいないけど、ウィンブルドンでは2回戦で世界ランク5位だったスタン・ワウリンカを下すなど、その実力の高さを証明していたの。
今回の大波乱もまだ1回戦だったことから、デル=ポトロはかなり高いレベルのテニスが出来てもおかしくはなかったのよね。
しかも、前回のロンドン・オリンピックの時には銅メダルをかけた3位決定戦でも対戦していて、その時もジョコビッチはデル=ポトロの前に敗れてメダル獲得には至らなかったの。
この日は2度のタイブレークで敗れたジョコビッチ。コートから去るときは押さえきれない涙が溢れていたの。つまり、それほどオリンピックには強い思いを持って臨んでいたって言う事なのよね。
今回のオリンピックで金メダルを獲得したら、生涯ゴールデンスラムの達成だっただけに、本人もよほど悔しかったんじゃないかしら。
デル=ポトロは「今回の勝利は前回よりも大きな物。なぜなら、3回の手術を乗り越えてこうしてまたコートへ戻って来る事がどれほど大変な事だったか知っているから。ノヴァークはコートの中でも外でも素晴らしいチャンピオン。最後には自分に言葉をかけてくれるほど、最高の人間。」ってジョコビッチについて語っていました。
それから女子ダブルスでも、シドニー、北京、ロンドンとこれまで出場した全てのオリンピックで金メダルを獲得していたセリーナ・ウィリアムズとヴィーナス・ウィリアムズの姉妹ペアーが、1回戦でルーシー・サファロバ&バーボラ・ストリツォバ組に敗れて、オリンピック初の敗戦を喫してしまったの。
ヴィーナスはシングルスでも1回戦負けしちゃったから、もしかしたらヴィーナスが万全な状態じゃなかったのかも知れないね。
そして大会3日目には、錦織圭選手、ダニエル太郎選手の男子シングルス2回戦、土居選手と日比野選手の女子シングルス2回戦、そして土居&穂積絵莉ペアーの女子ダブルス2回戦が行われますね。日本人選手の更なる活躍に期待しましょう。