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ティエム&マレーの気持ち&プイグが起こした別の快挙

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今季好調なプレーを続けて男子トップ10デビューも果たしたドミニク・ティエムは、今週アメリカはシンシナティで行われているマスターズ1000大会に出場しているんだけど、会場での会見で現在の心境を語っていたの。

シングルスはもちろん、ダブルスも時おりプレーしているティエムは、今季これまで合わせて80試合以上も戦って来たことから、とうとう体が悲鳴を上げてしまって、ここ2ヶ月は結果が出ないばかりか、カナダはトロントでのマスターズ大会は初戦を臀部の怪我で途中棄権。その後、出場予定だった先週の大会も欠場してシンシナティへ臨んでいるの。

「トロントの後は、長めの休養を取りました。ウィンブルドンの時も実は体調が悪かったのです。だから長い休みを取りました。ここシンシナティでは多くは望んでいません。USオープンを万全な状態で臨めたらと思っています。この大会では少しでも実戦がこなせたらと思います。少なくとも1試合わね。」

そして今回の怪我の原因について問われると「疲労と全仏オープン後のスケジュールへの決断の間違いからです。出場した大会で、ここまで好成績を残せるとは思っていませんでした。芝のシーズンは、休養に当てれば良かったと感じています。」と、ブレークのシーズンでの過ちを感じているようね。

そしてオリンピックの欠場についても聞かれたティエムは「1月には欠場を決めていました。スケジュール的にも厳しかったですし、それにもうオリンピックは終わりました。これまでも何度も理由は説明しました。きっと4年後の東京は出るかも知れません。」って質問にちょっとうんざりしているようだけど、4年後の東京への出場の可能性を示唆してました。

リオ・オリンピック男子シングルスで金メダルを獲得したアンディ・マレーは、トップ50選手中21選手を欠いたオリンピックについて、その素晴らしさを語りながら、欠場した選手達への思いを伝えてました。

「オリンピックでの試合を見て、欠場を決めた選手達がその欠場を後悔してくれればと願います。あの舞台に立てたことに誇りを感じますし、会場の雰囲気も素晴らしいものでした。」って気持ちを明かしていたの。

そのオリンピックの女子シングルスで、驚きの金メダルを獲得したのがプエルトリコのモニカ・プイグだったの。

8月14日のブログでも紹介したけど、その金メダルはプエルトリコにとって、男女通してオリンピック史上初の金メダルをプエルトリコにもたらしたの。

その快挙は祖国プエルトリコに多大な影響をもたらしていたの。

プエルトリコは現在、政情不安や経済不安などを抱えていて、犯罪なども多発しているんだって。でも女子シングルス決勝戦が行われた13日の土曜日、そしてプイグが帰国した14日の日曜日は、殺人事件が0件だったんだって。

これはプエルトリコでは信じられない事実みたい。

オリンピック前の週末は13件の殺人事件があって、今年に入ってから411件もの殺人事件が起きていて、これは2015年の件数より既に67件も多いくらい、今年は殺人事件が多発していたんだって。

それがプイグが祖国へもたらした快挙に、全く事件が起きなかったって現地警察が発表していたの。スポーツの力って、こんなに大きなものなのね!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 18:39 | コメントをどうぞ
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