月別アーカイブ: 2016年9月

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ＵＳオープン男子シングルスは、スタン・ワウリンカの優勝で幕を閉じましたね。

決勝戦ではノヴァーク・ジョコビッチをセットカウント３ー１で下しての勝利でした。ジョコビッチのそれまでの状況から見ても、ワウリンカ優勢の声も聞かれてましたね。

ジョコビッチは今大会の試合中も、肩や腕にマッサージを受ける事もしばしば。そして決勝戦ではつま先のマメの処置を受ける場面も見られました。リオ・オリンピック後は、手首の状態がかんばしくなく全米オープン直前の大会を欠場してもいたし、体が心配されてました。

それでも決勝へと勝ち進むと、ワウリンカと壮絶な打ち合いを披露してくれたジョコビッチ。勝利とは行かなかったけど、そのテニスのレベルの高さを見せ付けてくれましたね。

ツアー最終戦へ向けてのポイント・レースでは一気に３位へと浮上したワウリンカ。これで３年連続でグランドスラムでの優勝を飾ったワウリンカは、これまで４強と言われた男子テニス界だったけど、そこへ食い込んで来たのは間違いなさそうね。

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ハッピーなニュースが。それは男子選手２人がめでたく結婚したの。

１０日に挙式を挙げたのがアンドレアス・セッピ。長年交際を続けていたミッチェラ・ベルナルディさんと結婚しました。

イタリアはオルティセイと言う街の教会での式には、シモーネ・ボレッリの姿も見られたんだけど、フラビア・ペネッタとファビオ・フォニュイーニ夫妻の姿はなかったんだとか。

ペネッタとフォニュイーニの６月の式に続いてセッピの結婚。そして１２月にはパオロ・ロレンジも式を予定しているようで、イタリア選手の結婚ブームはまだ続きそうね。ハネムーンはオフシーズンに行う予定だとか。

そしてポール=アンリ・マチューも１１日に挙式を挙げたの。

３４歳のマチューは、ＵＳオープンでは２回戦で同胞のニコラ・マウーの前に敗退していたんだけど、そのマウーも式に参列していたんだって。

奥さんになったのはキテリエ・カミュさんで、ガンを克服しての結婚なんだとか。二人の間には既に、２０１２年に生まれた長男のガブリエル君がいるんだけど、晴れて正式な夫婦となりました。

お二人ともお幸せに。

そしてカロリーン・ウォズニアキが明かしたところによると、親友であるアグニエスカ・ラドワンスカも近々結婚式を挙げるんだとか。また詳細が分かり次第お伝えします。

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ＵＳオープン女子シングルスは、アンジェリック・ケルバーがクリスティーナ・プリスコバをフルセットで下してＵＳオープンでは初、自身２回目のグランドスラム優勝を果たしました。

大会後に発表される最新の世界ランクで１位へ上り詰める事が決まっているケルバー。それに花を添えるように優勝を飾りましたね。

プリスコバも自己最高位を更新する世界ランク６位へ浮上します。

そして今後気になるのは、ケルバーがどこまでその座を維持できるかと言うこと。なぜなら、今週まで１位に君臨していたセリーナ・ウィリアムズは、去年はＵＳオープン後は大会へ出場していなかったから、これから今シーズンが終わるまでは失うポイントはないの。

だから、今後の大会やツアー最終戦などに出場してポイントを獲得すると、それがランキングへ反映してくるのよね。

一方のケルバーは、去年のＵＳオープン後は、東京でベスト８、武漢でベスト４、北京でベスト８、香港で準優勝、それからツアー最終戦へ臨んでいたの。

ケルバーは去年のＵＳオープン後は、１２１５ポイント獲得しているの。来週のランキングでは１６８０ポイント、セリーナを上回る予定になっているわ。

つまり、今後のツアーに今年はセリーナが参戦して、その大会で上位進出すれば、ケルバーを上回るのは十分過ぎるくらい可能なのよね。

そうなると、セリーナは４シーズン連続でシーズンを１位で終わりに出来るかも知れないわ。セリーナの今後のスケジュールにも注目したいわね。

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ＵＳオープンも残すところあと１日となりました。そして今年のＵＳＴＡ（全米テニス協会）スポーツマンシップ賞が発表されて、女子ではケルバーが、そして男子には錦織圭選手が選ばれました。

これは、ＵＳオープン前に行われたエミレーツ航空ＵＳオープン・シリーズとＵＳオープンで、最も素晴らしいスポーツマンシップを見せた選手へ送られる賞なのです。

立派な選手だと認められたと言うことになりますね。とても誇りになる賞の受賞ね。

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女子世界ランクのトップが変わりますね。これまで１位に君臨し続けたセリーナ・ウィリアムズが準決勝敗退を喫した時点で、同じく準決勝進出を決めていた２位のアンジェリック・ケルバーが週明け発表の世界ランクで１位になることが確定しました。

セリーナは１位を維持するには、ケルバーより上の成績を残す必要があったの。両者、ベスト４進出を決めていたために、セリーナが敗退したことで入れ替わりがが決まったの。

その後に行われた準決勝でケルバーは、カロリーン・ウォズニアキを下して今季グランドスラム３大会目の決勝進出を決めました。

決勝では、セリーナをストレートで下したカロリーナ・プリスコバと対戦します。プリスコバは自身初のグランドスラムの決勝進出で、初優勝を狙います。

双子のプリスコバは、同じくプロテニス選手として活動するクリスティーナとかつては一緒にツアーを回っていたんだけど、２０１３年にカロリーナがクアラルンプール大会でＷＴＡツアー初優勝を飾った頃からランキングに差が出始めてしまったの。

それまでは二人とも１００位前後を行ったり来たりしていたんだけど、カロリーナは翌年もソウル大会、リンツ大会で優勝すると、トップ選手の仲間入りを果たしたの。

一方のクリスティーナは、その後もツアー下部大会のサーキット大会を中心に活動を続けていて、世界ランク１２２位のクリスティーナはＵＳオープンも予選２回戦で敗退してました。

これでカロリーナは週明けには、これまでの自己最高位の７位を更新する６位へ浮上する事が決まってます。優勝すると５位へ上げる事になるわ。

ケルバーが今年の全豪オープンに次ぐグランドスラム２度目の優勝を飾るか。それともプリスコバが初優勝を飾るか。女子は混戦模様が続いてるわね。

そして日本時間の明日の朝に予定されている男子シングルス準決勝では、錦織圭選手がスタン・ワウリンカと決勝進出をかけて対戦します。

正直、アンディ・マレーに勝ってもワウリンカに負けてしまったら、せっかくのマレーからの勝利も水の泡。優勝候補のマレーを下した今、２年前の経験を生かして今年こそはタイトル獲得をして日本へ凱旋帰国して欲しいわね。

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錦織圭選手、やりましたね！！！このところ絶好調だったアンディ・マレーをフルセットの死闘の末に下して、２年ぶりとなる準決勝進出を決めました。

正直、ここ最近のマレーの好調さやリオ・オリンピックでの対戦を考えたら、マレーがかなり優勢かと思われていたはず。Pinkyも実はそう感じていました。

出だしはそう思わせるような展開でこのままあっさりやられてしまうのかと思ったほど。でも、雨での中断後は少し流れが変わって来ましたね。そして第４セット序盤の、プレー中の「ゴーン」と言う爆音がしてプレーがやり直しになった事で、マレーがイライラと言うか怒りのような感情を示し始めたの。

その半面、錦織選手は常に冷静さを維持していて、２年前のこの大会で見せたような「ゾーン」に入ったと思わせるストロークを展開してました。

課題だったサーブも、この試合ではファーストサーブは６０パーセントで入れて、これはここまでの試合で一番高いものでした。

セカンドサーブでのポイント獲得率は４３パーセントとそれほど高くはなかったけど、逆にマレーのセカンドサーブでは３９パーセントしかポイントを取らせなかったのが、９回ものブレークを奪えた要因ではないでしょうか。

決勝進出をかけて第３シードのスタン・ワウリンカと対戦します。ワウリンカは、２００９年チャンピオンのファン・マルティン・デル=ポトロをセットカウント３ー１で下して、ウィンブルドンでの敗戦のリベンジを果たしましたね。

大会明けのランキングで錦織選手は、次の準決勝で負けるとミロス・ラオニチ、ロジャー・フェデラーを抜いて５位へ、勝利するとラファエル・ナダルとワウリンカを抜いて自己最高位を更新する３位へと浮上します。

これまで２勝３敗のワウリンカとの対戦だけど、マレー戦のようなプレーが出来れば勝機はあるはず。２年ぶりの決勝進出、そして念願のグランドスラム初優勝へ向けて、また「ゾーン」に入ったプレーを見せてもらいましょう！

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２００８年の全仏オープン女子シングルス・チャンピオンのアナ・イバノビッチが、怪我の治療のために今季の活動を終了する事を公にしましたね。

自身の公式フェースブックでイバノビッチは、手首の怪我の治療と、２０１５年の全豪オープンから苦しめられて来た、つま先の怪我の手術をするって語っていたの。

ＵＳオープンでも初戦敗退を喫していたイバノビッチ。このところ、調子が悪いとは思っていたんだけど、ドクターからも休養が必要って言われたみたい。そして、つま先の手術も先伸ばしになっていたようで、これを機にその手術もするんだとか。

ロジャー・フェデラー同様、この際しっかり休んでちゃんと治してまた元気なプレーを見せて欲しいわね。

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、中国の２万５０００ドルのサーキットでは、喜島瑞乃選手が１回戦敗退でした。エジプトの１万ドルでは、主催者推薦の秋山みなみ選手が１回戦敗退でした。

韓国の１万ドルでは、江藤直子選手が１回戦敗退でした。セルビアの１万ドルでは、第４シードの高村颯希選手がベスト４でした。

国内は能登で２万５０００ドル大会が行われ、ベスト８に第２シードの澤柳璃子選手、予選を勝ち上がった久見香奈恵選手が、ベスト４には第７シードの波形純理選手、主催者推薦の小堀桃子選手が入りました。決勝戦では秋田史帆選手が予選を勝ち上がった清水綾乃選手を下して優勝しました。ダブルスでは、第２シードの高畑＆久見ペアー、予選を勝ち上がった清水＆小堀ペアーがベスト４でした。決勝戦では、藤原＆奥野ペアーが井上＆宮村ペアーを下して優勝しました。

男子では、タイの５万ドルのチャレンジャー大会では、関口周一選手、仁木拓人選手、内山靖崇選手が１回戦敗退でした。第８シードの吉備雄也選手はベスト８、第１シードの添田豪選手は準優勝でした。

イタリアの４万２５００ユーロのチャレンジャー大会では、第３シードのダニエル太郎選手がベスト８でした。

エジプトの１万ドルのフューチャーズ大会では、第６シードの江原弘泰選手がベスト８でした。

インドネシアの１万ドルでは、小野田賢選手が２回戦敗退でした。第２シードの竹内研人選手、守谷総一郎選手がベスト８でした。第８シードの志賀正人選手が準優勝でした。

韓国の１万ドルでは、第７シードの菊地玄吾選手、岸僚太選手、奥大賢選手が１回戦で、第４シードの片山翔選手、長尾克己選手が２回戦敗退でした。小ノ澤新選手がベスト８、第１シードの越智真選手がベスト４でした。ダブルスでは、福田＆笹井ペアーがベスト４でした。

ルーマニアの１万ドルでは、牧口流星選手が１回戦敗退でした。

タイの１万ドルでは、第７シードの岡村一成選手、予選を勝ち上がった大西賢選手、田沼諒太選手が１回戦で、山崎純平選手が２回戦敗退でした。徳田廉大選手、高橋悠介選手、井藤祐一選手がベスト８でした。ダブルスでは、井藤＆山崎ペアーがベスト４、タイ人選手と組んで第４シードの大西選手が準優勝でした。

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ＵＳオープン男子シングルス、日本時間の今朝早くに行われた４回戦では、ビッグサーバーのイヴォ・カルロビッチと対戦した錦織圭選手。

ここまでの３試合で、わずか２ゲームしか自身のサービスゲームでブレークされていなかったカルロビッチから、第１セットで１度、第２セットでも１度のブレークを奪った錦織選手。

第３セットはお互いブレークを許さない展開でタイブレークへ。これはカルロビッチの普段の展開ながら、そのタイブレークでは一気に６ポイント連取する猛攻を見せた錦織選手が、２年ぶりのベスト８進出を決めました。

準々決勝ではアンディ・マレーと対戦。マレーはこのところ絶好調。この日行われた４回戦でも、調子を取り戻し始めたグリゴール・ディミトロフを圧倒する強さを見せてましたね。

リオ・オリンピックの準決勝でも錦織選手はマレーと対戦していて、その時は1-6, 4-6の完敗だったの。今回はその時のリベンジを果たせるように、しっかり準備して対戦へ臨んで欲しいわね。

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そして第４シードのラファエル・ナダルを４回戦で撃破したのが２２歳のルカ・プイユ。男子世界ランク１位のノヴァーク・ジョコビッチも、プイユのプレーを称賛してました。

「ナダルとの対戦は、どれほどタフなものかは誰もが知っている。１ポイント獲得するのに、大変な労力が必要なんだ。だから、ルカ（プイユ）のプレーは称賛に値する。ここ数年、彼が素晴らしいテニスをしているのを知っていた。その全てがまとまり始めたら、かなりのポテンシャルがあるはず。そして、今それが始まっている。動きも良くなったし、コートをより広く使えるようにもなった。」

ってプイユについて語ってました。トップ１０の実力もあるとの評価もされているプイユ。準々決勝では同胞のガエル・モンフィスと対戦するけど、フランス男子テニス界の新旧対決はどちらに軍配が上がるかしらね！

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ＵＳオープン男子シングルスでは、日本のエースの錦織圭選手が４回戦（ベスト１６）進出を決めました。これで今季は全てのグランドスラムで４回戦以上の成績を残した事になりましたね。

今夜（日本時間明日の早朝）に行われる４回戦では、まさにビッグサーバーのイヴォ・カルロビッチと対戦。

公式での対戦成績は錦織選手の１勝２敗だけど、その敗戦の１つは錦織選手の途中棄権でのもの。もう１つは、初対戦の２０１２年２月の時。そして唯一の勝利は直近の２０１４年２月。状況から考えても、今の力は錦織選手の方が上だと言えるでしょう。

ただやっぱり心配なのは、サーブ。なかなか調子が上がって来ませんね。

ちょっと安心出来そうな要素は、カルロビッチはそこまでのリターナーではないと言う事。カルロビッチとの試合での勝敗を分けるのは、むしろ錦織選手のリターン力によるんじゃないかなと思える事。

ファーストサーブの確率が悪くても、しっかりセカンドサーブでもポイントを獲得して自身のサービスゲームをキープすれば、勝機は見えてくるはず。

自身のサーブへの課題も考えながら、カルロビッチのサーブを攻略して２年ぶりのベスト８進出を果たして欲しいわね。

そして第４シードのラファエル・ナダルが４回戦で敗退しましたね。これでナダルは２年連続でグランドスラムのタイトルがないシーズンを送る事となりました。

まだ手首の状態も万全ではない様子だし、オリンピックからの連戦で疲労も溜まっているのかもね。ナダルの事だからしっかり気持ちと体を切り替えて、残りのシーズンを戦ってくれるはずよ！

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ＵＳオープン男子シングルス３回戦を、臀部の怪我で途中棄権を強いられたのがニック・キリオス。

今大会、初戦からずっと臀部に違和感を持ちながら戦っていたらしいんだけど、限界に来ちゃったみたい。

本人も認めていたけど、練習やトレーニングが足りなかったってコメントしていたんだけど、かつての男子テニス界の暴れん坊のジョン・マッケンローが、キリオスに対して厳しいコメントを出してました。

「ニック・キリオス、プロのテニス選手になりたくないなら、何か他の事をやればよい。ちゃんとしたトレーニングをしていないから、こうして怪我をする羽目になるんだ。」

過酷なプロの世界をなめるなって、カツを入れたコメントでした。

キリオスは、ガールフレンドで女子プレーヤーのアリャ・トムリャノビッチと仲良い姿がＵＳオープン会場でもキャッチされてるみたいだけど、デートも良いけど、トレーニングもね！

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ＵＳオープン女子シングルス３回戦、大坂ナオミ選手は本当に惜しかった。マジソン・キーズから金星を飾るまであと一歩に迫りながら、逆転を許してしまいました。

勝敗を決める第３セット、ゲームカウント５ー１と大きくリードした大坂選手。もちろんしっかり勝利を上げてくれると思って、興奮して見てました。でも、トップ１０選手からの勝利は想像以上に難しかった。

それでもここまでの勝ち上がりと、キーズと見せたレベルの高い試合は、かなりの自信に繋がったんじゃない？

そしてこの経験が、次にトップ選手と対戦してリードした時に役立つはず。いわゆる、勝ちビビりをしてしまったような感じだったと思います。

この勝ち上がりでランキングも、トップ７０入りがほぼ確定。今後の活躍で年内のトップ５０入りも見えて来ましたね。秋のアジア・シーズンでは日本でのプレーも見せてくれるって言う大坂選手。これからは直接応援できそうね。

そして女子ダブルスでは、穂積絵莉＆加藤未唯ペアーが第１４シードのダリヤ・ユラク＆アナスタシア・ロディオノワ組をストレートで下して３回戦へ進みました。

これで穂積選手はダブルス・ランキングでのトップ５０入り、加藤選手はトップ６０入りが確定。次は順当に行くと第１シードペアーとの対戦が濃厚だけど、この勢いで更に上位進出を目指してもらいましょう。

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昨日のＵＳオープン男子シングルス２回戦、錦織圭選手は延び盛りの若手であるカレン・カチャノフのチャレンジを振り払って、３回戦進出を決めました。

カチャノフは長身の選手で、そのサーブ力はさすがでしたね。リターン力の高さで知られる錦織選手でさえ、何本もサービスエースを取られてしまいました。

それでもストローク戦では、終始錦織選手が主導権を握って勝利を物にしました。

それでも１回戦後に海外のメディアで厳しいコメントをもらっていたのが、錦織選手のサーブ。その早さ、ポイント獲得率などのスタッツに対して、これで上位選手と対戦した場合は勝利を飾れるのだろうか？って言うもの。

この日も錦織選手のサーブは、あまりパッとしない印象でした。サーブで押すプレースタイルではないものの、ファーストサーブの確率は極めて低く、セカンドサーブを攻め込まれる場面が多々見られましたね。

２０１４年の時は、サーブの改善が勝利の確率の上昇に繋がったのは言うまでもありません。マイケル・チャン氏の指導のもと、そのスピードも２００キロを越えるサーブが打てるようにもなっていたの。

もちろん、早さを追求しているわけではないだろうけど、ファーストサーブの確率の悪さは、このところずっと課題になっているように思います。

勝ち上がれば上がるほど、対戦相手のリターン力も上がってくるはずだし、中１日空いてからの次の試合だから、その１日で少し好転させられる事を願います。

そして女子シングルス２回戦には奈良くるみ選手が登場しました。

ランキング的には格下の選手だっただけに、３回戦進出を期待していたんだけど、奈良選手の展開にはさせてくれませんでしたね。

対戦相手のアナ・コニュは、そこまで大柄な印象はなかったものの、かなり良いサーブを打っていましたね。そして奈良選手のサーブを攻撃して来てました。

そこを上手くかわして奈良選手のテニスにもっと繋げられたら、展開は変わっていたのでは。敗戦から学ぶものはたくさんあるはず。シーズン終盤戦の活躍に期待してます。

そして今夜は、大坂ナオミ選手が第８シードのマジソン・キーズと、アーサー・アッシュ・スタジアムで３回戦を戦います。

簡単には行かないはずだけど、自身初のグランドスラム４回戦進出を目指して全力で戦って欲しいですね。

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今年のＵＳオープンでは、１回戦で敗退しちゃったバーナード・トミックだけど、その敗戦した試合中に観客に対して暴言を吐いたとして、国際テニス連盟（ＩＴＦ）から１万ドル（約１００万円）の罰金処分が下される事が決定したんだって。

トミックはその試合の第１セット途中で、観客に対して良からぬ発言をしたのをコートサイドのマイクが拾っており、その行為が「スポーツマンらしからぬ行為」だと判断されたため、その処分が決まったんだとか。

１回戦敗退では、約４００万円の賞金が出るの。１００万円の罰金って賞金の半分にも満たないわけだし、それだと選手はたいした事ないって感じてしまうんじゃないかしら？

だったら、その行為をした試合（大会）の賞金の没収とかにすれば良いのにって思ってしまうのは、Pinkyだけかしら？

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昨日行われたＵＳオープン女子シングルスでは、またしても大坂ナオミ選手がやってくれましたね。

対戦相手の予選を勝ち上がったデュアン・インインは、１ヶ月前に中国の南昌で行われたＷＴＡ大会でツアー初優勝を飾っていて、ここへ来て好調なプレーを続けていた選手なの。

１８６ｃｍの長身からのサーブや、強力なストロークが持ち味のデュアン・インイン。でも、パワーでは負けてない大坂選手。フットワークや守備力は大坂選手の方が上回っていたように感じました。

第２セットは４ゲーム大坂選手が連取した時は、このままあっさり勝つのかと思ったけど、そこからデュアン・インインが５ゲーム連取したの。そのセットはきっと取られてしまうのねって思ったけど、そこをしっかり切り替えて、ストレートで勝利を決めた所は、大物を感じさせる勝ち方でしたね。

３回戦では、第８シードのマジソン・キーズ。トップ１０選手相手にどんなプレーを見せてくれるか、楽しみにしましょう。

女子ダブルスも始まりました。穂積絵莉＆加藤未唯ペアーと、ニコール・ギブスと組んだ日比野菜緒選手が２回戦進出を決めました。青山修子＆二宮真琴ペアーと、ヴァーバラ・レプチェンコと組んだ土居美咲選手は、惜しくも１回戦で敗退しちゃいました。

今夜は錦織圭選手がシングルス２回戦に登場しますね。対戦相手は、予選を勝ち上がったカレン・カチャノフ、２０歳。１９８ｃｍと長身から繰り出すサーブと、強力なストロークが武器だと言われているわ。

そこは錦織選手のテクニックと経験でかわして勝利を上げてもらいましょう。

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１日遅れだけど・・・毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、エジプトの１万ドルのサーキットでは、主催者推薦の秋山みなみ選手が２回戦敗退でした。

国内は筑波で２万５０００ドル大会が行われ、ベスト８に第１シードの澤柳璃子選手、第４シードの大前綾希子選手、瀬間詠里花選手、井上雅選手が、ベスト４には第８シードの波形純理選手が入りました。ダブルスでは、ベスト４に第４シードの鮎川＆田中ペアーが入りました。決勝戦では中国人選手と組んだ大前選手が秋田＆宮村ペアーを下して優勝しました。

男子では、イタリアの４万２５００ユーロのチャレンジャー大会では、サンティラン晶選手が１回戦敗退でした。第２シードのダニエル太郎選手がベスト８でした。

エジプトの１万ドルのフューチャーズ大会では、第７シードの江原弘泰選手がベスト８でした。

ドイツの１万ドルでは、予選を勝ち上がった中川直樹選手が２回戦敗退でした。

インドネシアの１万ドルでは、予選を勝ち上がった小野田賢選手が１回戦敗退でした。第２シードの竹内研人選手、第６シードの志賀正人選手、守谷総一郎選手がベスト８でした。

韓国の１万ドルでは、第２シードの内田海智選手、長尾克己選手、菊地玄吾選手、奥大賢選手が１回戦で、小ノ澤新選手、予選を勝ち上がった福田創楽選手が２回戦敗退でした。第５シードの片山翔選手がベスト８、第１シードの越智真選手が準優勝でした。ダブルスでは、福田＆笹井ペアーがベスト４でした。

ルーマニアの１万ドルでは、牧口流星選手が１回戦敗退でした。タイの１万ドルでは、山崎純平選手、田沼諒太選手が１回戦で、予選を勝ち上がった大西賢選手が２回戦敗退でした。岡村一成選手がベスト８でした。