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現在行われている今季最初のATPマスターズ1000大会のBNPパリバ・マスターズでは、ラッキールーザーの西岡良仁選手が世界ランク14位で第13シードのトマス・ベッディヒを大逆転の末に下して、ベスト16入りを決めましたね。
西岡選手は予選最後の試合でエリアス・イメールに敗れたものの、ラッキールーザーで本戦入り。そして1回戦ではまたイメールと対戦。試合の終盤は両者足をストレッチしながらの戦いだったけど、西岡選手は予選のリベンジを果たして勝利。
第19シードのイヴォ・カルロビッチとの2回戦でも、足を気にしながらもストレートで210cmのカルロビッチを撃破していたの。
ベッディヒとの3回戦も、出だしはちょっと動きに精彩を欠いているかなって印象で、第1セットはあっさりベッディヒが先取。第2セットも2度のブレークを許してベッディヒが5ー2とリードして勝負あったかに思えたの。
そこから驚異的な粘りを見せながらボールに食らい付くプレーをした西岡選手。するとどんどんベッディヒにミスが出始めたのよね。西岡選手も徐々に足を気にする素振りもなくなり、流れは徐々に西岡選手へ。
1度マッチポイントをベッディヒに握られたものの何とかしのいで、第2セットをタイブレークで奪い返すと勝敗の行方はファイナルセットへ。もう、そうなると精神的に西岡選手が優位に見えましたね。
そこまでベッディヒを追い込んだのも西岡選手の諦めない粘り強さから。価千金の勝利で、大会後に発表の世界ランクではトップ60入りして58位前後になる見込み。
次のマイアミ・オープンでは、去年予選を勝ち上がって3回戦進出を果たしているから、そのポイントをどこまで守れるか。そして、それ以上に加算できるか、西岡選手の踏ん張りどころになりそうね。
まずは、次の第3シードのスタン・ワウリンカに全力でぶつかってもらいましょう!
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昨日のブログでマリア・シャラポワへ与えられるワイルドカードへの選手のコメントを紹介したけど、女子プロテニス協会のWTAが、そのことについて声明を出しましたね。
「これまで5回のグランドスラム優勝を持つマリア・シャラポワは、15ヶ月の出場停止処分が明ける4月26日水曜日から公式戦への復帰が可能となる。」
「かつてのグランドスラム優勝者とWTAツアー・ファイナルの優勝者であるシャラポワは、制限なくワイルドカードをリクエストでき、復帰戦であるポルシェ・テニス・グランプリを含めてそれを受ける事も出来る。」
「WTAとテニス反ドーピング・プログラムのルールに従って、シャラポワは処分が明ける週に開催される大会への出場が可能で、その1回戦は公式戦への出場が許される日より後にスケジュールされるように配慮されている。」
「ポルシェ・テニス・グランプリの1回戦は通常3日間に渡って行われるために、元世界ランク1位のシャラポワは、3日目となる水曜日、つまり処分が明ける4月26日から試合をする事が可能なため、ワイルドカードを受け取る資格がある。」
つまり、大会がスタートする時はまだ処分期間中だけど、コートに立つのが処分明けなら問題はないって言う事なのよね。
大会サイドとしては、シャラポワの出場は当然話題になるだろうし、観客を引き付けるものになるのは当たり前よね。そうなると、やっぱりシャラポワには出場して欲しいって言うのが主催者側の気持ちになるわね。
今のところシャラポワは、そのドイツはシュトットガルトのポルシェ・テニス・グランプリと、5月6日からスペインはマドリッドでのムチュア・マドリッド・オープン、5月15日からイタリアはローマでのBNLイタリア国際にワイルドカードが与えられているわ。
その後の全仏オープンはまだ決定してはいないようだけど、その3大会でどこまで成績を残せるかで、今後のシャラポワのスケジュールも決まるんじゃないかしら。どうなるかしらね?