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昨日のウィンブルドン男子シングルス2回戦、杉田祐一選手はエネルギー切れで勝ち切ることが出来ませんでしたね。5セットを戦う力が残ってなかった、悔しい敗戦となりました。
第1セットの出だしは俊敏な動きを見せていたけど、第3ゲームでブレークを許してから一気にレベルが下がったのは明らかでしたね。そこから9ゲームをエイドリアン・マンナリノに連取されたけど、そこからまた奮起して第2、第3セットを取り返したの。
でも第4セットは、見ていても一杯一杯でのプレーなのが分かるように、サービスゲームでの展開に明らかな差が出始めました。勝ちたかったのは当然だけど、先週の優勝からの連戦でエネルギーは残ってませんでしたね。
エネルギーをセーブする事にも繋がるかと思うけど、もうちょっとネットへ出ても良いかなって印象でした。かなり良いショットで追い込んでも、マンナリノは何度もぎりぎりで返球して来る場面があったけど、そこをボールをバウンドさせる前にネットで決められたポイントはあったように感じました。
そうする事で時間も短縮されるし、動く距離も短くなるはず。それをエネルギーが沸いてきた第2、第3セットで出来ていたら、もうちょっと第4セットでもエネルギーが残っていたんじゃないかしら?って感じてしまいました。
小柄な日本人選手は、ビッグサーブとかで簡単にポイントが取れないから、ストローク戦へ持ち込んで勝つスタイルになってしまうけど、そうなるとグランドスラムのような5セットマッチを何試合も戦う時は、体への負担が大きくなってしまうわよね。
第4セットでマンナリノは、自身のサービスゲームは簡単にキープ出来ていたの。サーブはとてもエネルギーがいるプレーだから、何度もデュースになっていた杉田選手のサービスゲームと比べると、エネルギーの消耗度合いに違いが出るのは当然よね。
もちろん、ネットへ出たから勝てるとは限らないけど、エネルギーをセーブすると言う意味でももっと取り入れるような練習をしても良いのかもって思って見てました。
今は芝のシーズンの疲労をしっかり取って、北米のハードコート・シーズンでまた元気なプレーを見せて欲しいわね。グランドスラムでの錦織圭選手に続く日本人男子のシード入り目指してどんどんランキングを上げて欲しいわね。
そして行われた女子ダブルスでは、日比野奈緒ペアー、グランドスラムのデビューを飾った大前綾希子ペアーはいずれも初戦突破とは行きませんでしたね。土居美咲ペアーは2回戦へ進みました。
今夜は錦織選手が男子シングルス3回戦に、土居ペアーが女子ダブルス2回戦に登場します。女子シングルスには大坂なおみ選手がヴィーナス・ウィリアムズと対戦しますね。
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杉田選手の試合の最後の最後、マンナリノのサービング・フォー・マッチで、隣のコートから叫び声が聞こえて来てました。その後に大きなニュースになったけど、女子シングルス2回戦が行われていたそのコートで、ベサニー・マテック=サンズが芝に足を滑らせて転倒。その時に右膝を激しく捻ってしまい、叫び声を上げて倒れ込んでしまったの。
救急隊が到着するまで、「ヘルプ・ミー、ヘルプ・ミー」と叫びながら膝を押さえて痛みに苦しんでいたマテック=サンズ。対戦相手のソラーナ・キルステアもすぐに彼女のもとへ駆け付けたけど、ただ呆然と立ちすくんでいたの。
ご主人もコートへ駆け降りて、彼女へ声をかけていて、ダブルス・パートナーのルーシー・サファロバもその後に予定されていたシングルスのために近くにいたらしく、その事故を聞いてコートへ来ると、涙に暮れてその光景を見ていたの。その後のシングルスでは残念ながら敗退してしまいました。
マテック=サンズとサファロバは、去年のUSオープンから今年の全仏オープンまで女子ダブルスを制していて、このウィンブルドンも第1シードで臨みグランドスラム4大会連続優勝を狙っていたの。もちろんその夢は絶たれてしまいました。
担架で運ばれて現地の病院へ運び込まれたマテック=サンズ。詳しい診断結果はまだ分からないけど、これまでも怪我に泣かされて復活して来たのよね。ダブルスでは世界一位になり、シングルスも調子を取り戻して来ていた所でのこのアクシデント。また元気に復帰して来るのをみんなで待ちましょう。
それから残念なニュースも。元世界ランク5位のダニエラ・ハンチュコバが自身の公式フェースブックで引退を表明したの。
去年はトップ100からも脱落してしまい、去年のウィンブルドンを最後にグランドスラムの舞台にも立てていなかったハンチュコバ。復活をかけてツアー下部大会に出場したり、予選に出場したりしていたけど、思うような結果には繋がらず、34歳で現役生活にピリオドを打つ決断を下したの。
第2の人生にも幸運が訪れますように!