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右手首の怪我のために、今シーズンの活動を早めに終了して休養と治療に当てている錦織圭選手だけど、2018年のシーズン開幕からの復帰を期待されていたけど、どうやらこのままだと全豪オープンへの出場はかなり厳しい状況みたい。
その大きな理由は、グランドスラムの男子シングルスは通常の大会の3セットマッチではなく5セットマッチだから。そして勝ち上がると2週間試合を続けなければならないからなの。
そして錦織選手の右手首の怪我は思っていた以上に深刻らしいわ。
それは現在コーチをしているマイケル・チャン氏より長く錦織選手のコーチをしていて現在もチャン氏と共に錦織選手に帯同しているダンテ・ボッティーニ氏がラジオ局のインタビューに答えて明かしていたの。
「復帰は全豪オープンの後になるでしょう。もちろん、その前の復帰を望んでいますが、そうは行かないと思います。」ってボッティーニ氏。
錦織選手が負った怪我は、やっと復帰して来たベリンダ・ベンチッチや、元女子世界ランク1位のキム・クレイステルス、ファン・モナコなどが苦しめられたものと同じような怪我らしいの。
「それはプロテニス選手が良く負ってしまう怪我で、手首の腱を覆っている膜が壊れてしまいズレてしまうようなものなのです。我々は注意深く治療しなければなりません。」ってボッティーニ氏は説明してました。
ちょっと前に錦織選手は、自身の公式アプリでフィットネス・トレーニングをしている動画を載せていたんだけど、その動画の中の錦織選手は右手にギプスを巻いていて、それがちょっと痛々しかったのを記憶してます。
そのことを物語るように、錦織選手は2月に開催される大会に2大会エントリーを表明しているけど、そこからの復帰を望んでいるのかも知れないわね。
もし錦織選手が来年の1月もプレーしなかったら、2月にはトップ30からも脱落してしまう計算になるんだとか。
でも今はランキングのことは気にせず、万全の体調で復帰できることを最優先に考えて欲しいわね。
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先週まで行われていた中国は北京でのチャイナ・オープン。その大会は男女共同大会で、女子はプレミア大会で男子は同時期に東京で開催していた楽天ジャパン・オープンと同じATP500大会だったの。
男子大会は同じカテゴリーの大会にも関わらず、賞金総額に大きな差があって、当然選手の獲得賞金にも大きな差が生じてるの。
ちなみにチャイナ・オープンで優勝したラファエル・ナダルは、優勝ポイントの500ポイントに加えて優勝賞金の652,370ドル(約7,370万円)を獲得したの。
楽天ジャパン・オープンで優勝したダビ・ゴファンはと言うと、優勝ポイントは同じ500ポイントだけど優勝賞金は336,900ドル(約3,800万円)と約半分なのよね。
どうりで多くのトップ選手は、楽天ジャパン・オープンよりチャイナ・オープンを選ぶわけよね。
でもそんなチャイナ・オープンだけど、北京の大気汚染が選手にも影響が出ているようで、色んな選手が体調不良や不満などの声を上げているの。
グリゴール・ディミトロフは「最も辛いのは、ヨーロッパから北京へ訪れて最初の3日くらいは苦しめられてしまうこと。でも、我々は何もすることができない。」って語っていて、彼に加えて他の選手も頭痛や咳に悩まされたんだとか。
準優勝を飾ったニック・キリオスもクレームしていたみたい。
そんな環境なら、もしかしたら賞金が少なくてもロジャー・フェデラーやナダルも北京大会じゃなくて東京での大会を選択してくれるかもね。と、期待を寄せてしまうPinkyでした。