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11月7日から昨日まで行われていた21歳以下の最終戦、ネクスト・ジェネレーションATPファイナルズは、韓国のチャン・ヒョンが大会初代チャンピオンで幕を閉じました。
昨日の決勝戦ではアンドレイ・ルブレフを3-4(5), 4-3(2), 4-2, 4-2で下して、ATPツアー初優勝を飾って2017年シーズンを終えたの。
21歳のチャンは、韓国人選手としては、2003年のイ・ヒュンタク以来となるATPチャンピオンになったの。
チャンは予選ラウンドロビンも3戦全勝。準決勝ではダニイル・メドベーデフを、そして決勝ではルブレフを下し全勝優勝を飾り、獲得賞金は39万ドル(約4426万円)を手にしたの。
メガネがトレードマークのチャンは、そのメガネの姿から「プロフェッサー」のニックネームが付いているんだけど、そんなチャンはノヴァーク・ジョコビッチのプレーと精神力を称賛していたの。
「ジョコビッチは、ベースラインでとても良いプレーをして強い精神力を持っている選手。全てにおいて完璧で、だから彼を尊敬している。」ってかつて語っていたチャン。
そして去年の全豪オープンでは、1回戦でそのジョコビッチと対戦していたの。当時19歳のチャンは、もちろんストレート負けを喫してしまったんだけど、将来のトップ10入りを目指すチャンは、その後のインタビューで「精神的にも肉体的にももっと順応しなければならない。そして更なるビッグサーブが必要。だから、もっとサーブの練習に努めたい。」って語っていたの。
その成果が出たのかこの大会を通してチャンは、全ての試合でファーストサーブでは70パーセントを越えるポイント獲得率を叩き出す安定したサービスゲームを展開していたの。
特に決勝戦では、ファーストサーブの確率が70パーセントで、ポイント獲得率も77パーセントと、勝利を上がるに値するサービスゲームをプレーしていたの。来年以降も楽しみな選手ね!
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そして今夜から始まる男子ツアー最終戦のニットーATPワールドツアー・ファイナルズでは、ちょっとした不安材料が。
それは、今シーズンを世界ランク1位で終了させることを決めている世界ランク1位のラファエル・ナダルの膝の状態。
そのシーズン終了1位を決めた大会だったレギュラー・シーズン最後の公式戦となったフランスはパリでのロレックス・パリ・マスターズで膝にテーピングを施してプレーする姿がみられ、準々決勝を戦わずして不戦敗。
その試合から約2週間の休養と治療を重ねているナダルだけど、これまで7回出場している最終戦は実はまだタイトルを獲得したことがない大会なの。
初優勝を飾るには、ナダルは予選ラウンドロビン3試合を戦って準決勝へ進み、準決勝、決勝戦と全5試合を戦い抜かなければならないのよね。
今の膝の状態が全てトップ選手との戦いとなる5試合に耐えられるか?って言うのが疑問視されているの。
初日の今夜はナダルがエントリーしていない方のグループがスケジュールされてますね。つまり、あと1日休養が取れるってことだけど、現状はどうなのかしらね?
まずは、明日予定されている第1戦となるダビ・ゴファンとの試合でどんなプレーを見せてくれるかね。
昨日までは若手の戦いが、そして今夜からは男子ツアーのトップ選手の戦いが繰り広げられます。毎日寝不足だわ~!