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現役生活にピリオドを打った選手が。2015年7月に自己最高位の世界ランク43位を記録した、ヴィクター・エストレリャ=ブルゴス。
彼はロジャー・フェデラーの1つ上で、今年の8月に39歳になったの。
彼は今週祖国ドミニカ共和国で行われているチャレンジャー大会へ出場していて、その2回戦で敗退。これが彼の現役最後のシングルスの試合となりました。満員の会場で地元ファンに見送られたエストレリャ=ブルゴス。
彼は2015年から2017年まで3年連続でエクアドルのキトで行われたATP250大会で優勝。それが彼が獲得したATPタイトルの全て。
今週出場していたチャレンジャー大会でも2年前に優勝していた思い出のある大会だったの。
彼はとっても遅咲きの選手でした。彼の祖国は野球が人気スポーツで、彼も野球に熱中していて、テニスを真剣にやり始めたのは14歳になってからと、プロ選手としてはこれもかなり遅め。
その後プロになるも、祖国ではマイナー・スポーツのテニスの世界では、資金面でのやりくりにとても苦労したんだって。
彼がATPツアーで初優勝した2015年2月のキト大会の時は、彼は33歳と6ヶ月で、それはATPの歴史で最年長の初優勝者だったの。
そしてトップ100入りしたのはその前年の2014年3月で、32歳7ヶ月の時で、ドミニカ共和国出身の選手としても初めてトップ100入りを果たした選手だったの。
そして2016年のリオデジャネイロ・オリンピックには祖国ドミニカ共和国を代表して出場を果たしたわ。
グランドスラムには2014年の全仏オープンが初出場で、その後2017年のウィンブルドンまで14大会連続出場。翌2018年の全豪オープンがグランドスラムの最後の舞台で、4つ全てのグランドスラムで勝利を飾っているの。
シングルスでは火曜日に行われた2回戦が最後だったけど、水曜日には同胞のニック・ハルドと組んだダブルスに出場したけど、1回戦で敗退して現役全ての試合を終えました。
色々な苦労もあったと思うけど、自分のテニスへの情熱を信じてテニス選手を続けて、30歳を過ぎてから世界の舞台で活躍したエストレリャ=ブルゴス。お疲れ様でした。
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ステファノス・チチパスがツアー最終戦への出場権を獲得しましたね。
今週上海で行われている上海マスターズの準々決勝で世界ランク1位のノヴァーク・ジョコビッチから逆転勝利。
実はその前に行われた試合で、ダニイル・メドベーデフがファビオ・フォニーニを下した時点で最終戦への出場権は決まっていたの。
そのメドベーデフとフォニーニの試合の勝敗に関係なく、今日の試合でジョコビッチを下すと出場権が決まったんだけど、結果的には自力で獲得した形になったわね。