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全豪オープン2020、大会2日目は日本人選手がたくさん登場しましたね。
男子では、伊藤竜馬選手と杉田祐一選手が初戦を突破しました。
アジア・オセアニア地域からのワイルドカードの大会を勝ち抜いて主催者推薦で出場の伊藤選手は、予選決勝で敗れたもののラッキールーザーとして本戦へ進んだプラジュネス・グネスワランをストレートで下しました。
同じアカデミーで練習している選手で交流もあってプレーをお互い良く知っている試合をしっかりストレートで勝ちきりました。
杉田選手は予選を勝ち上がったエリオ・ベンシェトリにわずか5ゲームしか与えない快勝でしたね。
昨年からの好調さを維持しているのが見ていても分かるプレーでした。
1回戦で敗退しちゃったのが内山靖崇選手。オフシーズン中にふくらはぎに肉離れを負ってしまいこの大会に間に合うか微妙な状態だったけど、何とか初戦の舞台に立ちました。
それでもまだベストな状態ではなかったのか、途中動きが鈍いような場面もありましたね。トップ100入りも果たしたし、しっかり万全な体調に戻して、その位置をちゃんとキープできるようにするのが今シーズンの今後の課題ね。
女子では予選を勝ち上がった日比野奈緒選手がペン・シュアイをフルセットで下しました。
最後はペン・シュアイが両足に痙攣が起きてしまったけど、それは第2セットのタイブレークをしっかり取ってフルセットへ持ち込んだ日比野選手の粘りの賜物。
2回戦も持ち味のファイト溢れるプレーを披露して欲しいわね。
土居美咲選手は惜しかったですね。第3セットは2度のマッチポイントをしのいで、タイブレークへ持ち込むんで序盤は大きくリードを奪いながらも逆転負け。
ストロークは素晴らしいものがあるけど、相手を追い込んだ時に返って来たボールをまたバウンドさせてしまい、ストローク戦をやり直す展開でポイントを取られてしまうのは、もったいない。
ネットへつめて決めようと、第3セットもドライブボレーを試みるも2連続ミス。
そのあたりを改善できたら、今日の試合も勝てたような気がするし、更に上のレベルを目指すならその辺は改善させないと。土居選手にはそれは以前からずっとそれを思っていたけど、まだ課題ですね。
明日は大坂なおみ選手、日比野選手の2回戦と、伊藤選手はノヴァーク・ジョコビッチとの2回戦と、西岡選手の2回戦もありますね。