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今日は、テニス界のレジェンドがかつて現役の頃を振り返って語っていたことや、今の若手に対する思いなどをご紹介します。
まずは、アメリカ人男子で最後に世界ランク1位の座に立ったアンディ・ロディックだけど、未だに現役を続けている1つ年上のロジャー・フェデラーについてこんな風に語っていたの。
「アンドレ・アガシは、サーブのトスを色んな所に上げて色んな所にサーブを打って来た。ピート・サンプラスはもっとパワフルなサーブで良いコントロールを持っていた。ロジャーのサーブはそれがどちらも混ざっているようなもの。ロジャーはどんな時でも色んなサーブを打てる信じられない能力を持っている。彼はある時170キロくらいのキックサーブを打ってきたと思ったら、パワフルなサーブをワイドへ打ってくる。予測不能でとてもイライラした。」
でも、ロディックがフェデラーにイライラを感じたのは、サーブだけじゃなかったの。
「彼はどんどんリターンを返して来た。他の選手へサーブを打つと、みんな少なくともどのリターンもしっかり打って返そうと何度もトライしていた。でも、ほとんど完璧に返球することができなかった。でも、ロジャーに対してファーストサーブでポイントを取らなければならなかったら、とても小さい変化を加えて、ロジャーはそれを返球してくる。サーブでアドバンテージが取れなかったら、その時はロジャーにアドバンテージがあった。そんな少しの変化に対応する彼の能力と、何本ものリターンを返して来ることは、本当にイライラした。」
つまり、フェデラーはサーブの能力もリターンの能力も、ロディックからするととても卓越していたって感じていたようね。対戦成績はフェデラーの21勝3敗で、その成績がそんなロディックの印象を表しているわね。
そして若い頃から活躍した女子選手でその後世界ランク1位に上り詰めたモニカ・セレスが、同世代の天才少女と言われたジェニファー・カプリアティとの思い出を自身の公式SNSに投稿していたの。
それは二人が並んでベンチに座っていた姿だけど、これは1990年に当時お互い10代の天才と言われていた頃にゲーム間でのワンショット。
その投稿の後にセレスは「この頃に戻れたら、ジェニファーと一緒にもっとダブルスをプレーすれば良かったわ。」って呟いてたいたの。
その後の二人のテニス人生は大きく変わったわ。セレスは1991年に世界ランク1位へ上り詰めたけど、カプリアティは燃え尽き症候群でツアー離脱。その後復帰を果たして、2001年に世界ランク1位に立ったの。
次は2003年に全仏オープンを制してその年の9月に世界ランク1位に上り詰めたファン・カルロス・フェレーロが今の若手に苦言を呈しているの。
フェレーロは2017年7月からアレクサンダー・ズベレフのコーチに就任すると、半年ちょっとでその関係が終了していたの。
「今の若手は、コート外に娯楽がたくさんありすぎる。インスタグラムなどで馬鹿げたことを投稿して、自分達の時代ほどテニスのことを考えていない。ズベレフは3時間コートで練習をするが、彼は質の高いテニスを1時間半ほどしかプレーできなかった。」
フェレーロはズベレフにそんな印象を持っていたのね。ズベレフはずっとその才能を認められていて、若くしてマスターズなどでの優勝も収めているわ。でも、グランドスラムに限ってはなかなか結果が出ていないのが現状。
フェレーロが言うように、短時間でしか質の高いテニスが出来ないのが本当なら、5セットマッチを勝ち抜かないといけないグランドスラムで、結果が残せないのはちょっと納得してしまうわね。
現在はまた、子供の頃からコーチをしていたお父さんがコーチに就いているズベレフだけど、その辺を改善させることは出来るかしらね。