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現在男子世界ランク3位のドミニク・ティエムは昨年行われたUSオープンで自身初のグランドスラム優勝を飾ったけど、それを導いたのがコーチのニコラス・マスー。
そのマスーだけど、これから始まるオーストラリアでの男子ツアーに帯同できないことが分かったの。
実はマスー、今週頭に行った検査で新型コロナウィルスの陽性反応が出てしまったんだって。マスーは水曜日にティエムにそれを伝えて、祖国チリを離れることは難しくなってしまったと伝えていたんだって。
マスーに何らかの症状があるかは定かではなく、ティエム自身からも今のところ何のコメントも出ていないんだけど、ティエムの父親が地元オーストリアのメディアにこう語っているの。
「最初の1、2週間はニコ抜きでやらなければならないが、自分がドミニクとデニス・ノヴァクの練習に付くことになる。それがしっくりくるだろうと思っている。」
希望としてはマスーが検査で陰性となり、近々オーストラリアへ飛ぶことが許されることだけど、オーストラリア入りしてからは14日間の隔離措置が義務付けられているのは変わらないわ。つまり、オーストラリア入りしても15日目にならない限りティエムらとは活動を共にできないと言うこと。
「彼は数日後にまた検査を受ける。陰性になったらすぐに渡航を許されるはず。」って、ティエムの父は自身の見解を語っていたわ。陰性になって渡航がいつできるかで、全豪オープンに間に合うかが決まることになるわね。
それまではティエムの父親がコーチとして帯同するんだけど、そもそもティエムの父親はATPカップではチーム・オーストリアのコーチでもあるんだって。
ティエムは今週中にもオーストラリアはアデレードで隔離措置に入るようで、今月末にアデレードで行われるエキシビションに出場してからメルボルンへ移動してATPカップ、全豪オープンへと出場する予定のようね。
そして、ラファエル・ナダルのコーチであるのがカルロス・モヤだけど、彼はオーストラリアには行かない決断を下したらしいの。
それは新型コロナウィルスによる厳しい規制やプロトコルを強いられることから、祖国スペインに留まってそこからナダルの練習や試合をフォローするとのこと。
「ラファと話し合ったあと、我々はチームと共にオーストラリアには行かない決断を下した。祖国から大会を追うつもりでおり、スペインもウィルスの感染が続いているデリケートな状況であるため、家族、両親、子供達と一緒にいることにする。チームの幸運を願っている。」
ってモヤは、自身のSNSでコメントして今回の決断について語ってました。
新型コロナウィルスの感染拡大が収まらない中でのツアーは、やっぱり難しい問題が山積みね。大会が始まってからも、万が一陽性反応が出てしまったら、大会から去らなければならないし、選手やスタッフは日々神経を尖らせないといけないってことね。
大変だわ~!!!
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全豪オープン予選4日目では、本戦進出をかけた予選最後の3回戦が行われました。
男子シングルスで唯一ここまで勝ち残っていた第5シードのダニエル太郎選手だったけど、エリアス・イメールに1ー6、2ー6で敗れて本戦への切符を手にすることは出来ませんでした。残念!
女子シングルスにも唯一勝ち残っていた日比万葉選手は、カミーラ・ラクヒモワを6ー4、6ー4で下して、2015年のUSオーブン以来自身2度目のグランドスラム本戦の切符を手にしましたね。本戦でも快進撃に期待したいわね。
そしてアラブ首長国連邦はアブダビで行われたに女子開幕戦では、ダブルスで出場している第5シードの青山修子&柴原瑛菜ペアが決勝戦で第8シードのヘイリー・カーター&ルイーサ・ステファニーを7ー6、6ー4で下して優勝しました。
今回の優勝で、青山選手は自己最高位を更新して世界ランク18位へ、柴原選手も自己最高位を更新して世界ランク20位へと上昇させますね。
全豪オープンでの活躍、更には東京オリンピックでの活躍に期待が膨らむわね!