月別アーカイブ: 2021年3月


歴史に名を刻むセルンドロ兄弟

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先週、アルゼンチンのコルドバで行われたATP250大会のコルドバ・オープンでは、予選を勝ち上がったファン=マヌエル・セルンドロがツアー初優勝を飾ったの。

そして今週アルゼンチンはブエノスアイレスで行われているアルゼンチン・オープンの決勝戦にも同じセルンドロの名前が。

もしかして2週続けて???って思ったら、今週はフランシスコ・セルンドロで、先週優勝したセルンドロの実の兄。

ファン=マヌエルは19歳で、フランシスコが22歳。

実は先週も兄のフランシスコもワイルドカードでコルドバ・オープンに出場していたんだけど、2回戦敗退だったの。

アルゼンチン人男子の兄弟が揃って同一大会の本戦に登場したのは、1981年以来30年ぶりのことだったんだって。

予選を勝ち上がったファン=マヌエルは自身初となるATPツアーの本戦の舞台に立っただけではなく、2回戦では第3シードのミオミール・ケツマノビッチを下し、決勝戦では第1シードのディエゴ・シュワルツマンを準々決勝で下した第5シードのアルベルト・ラモス=ビニョラスを下して、夢の1週間を過ごすこととなったの。

ファン=マヌエルは先週の優勝で、335位だったランキングを今週181位にまでジャンプさせているわ。

先週の大会の結果からファン=マヌエルも今週のアルゼンチン・オープンにもエントリーできたんだけど、初戦敗退。代わりに(?笑)、予選を勝ち上がった兄のフランシスコが決勝へ駒を進めているの。

そして日本時間明日行われる決勝戦では、今週は順当に勝ち進んで来た第1シードのシュワルツマンと対戦します。

もし兄のフランシスコも優勝すると、ATPツアーでは初めて2週連続での兄弟チャンピオンが誕生します。

現在世界ランク137位のフランシスコはここまでの勝ち上がりで、自己最高位を更新して112位前後へ。もし優勝するとトップ100入りを果たすことになるわ。

実はこの二人のコーチは実の父親であるアレハンドロなんだけど、アレハンドロ自身も1980年代にプレーしていた元プロテニス選手だったの。

先週、父のアレハンドロは優勝した息子のファン=マヌエルについてこう語っていたの。

「ファンは客観的に見て、少なくとも世界のトップ50に入れる。問題は彼がどれほど早くやれるかと言うことだった。彼はいつも早熟で特別な子供だった。彼がちょっと遅れを取っていると、今回のようにちょっと困惑させられるような凄いことをしてしまう。」

そして弟のファン=マヌエルは兄のフランシスコとのプレースタイルについてはこんな風に語っていたの。

「二人のプレースタイルは全く違う。兄は攻撃的でとてもハードヒットしてボールを打つ。自分はどちらかと言うとカウンターパンチを食らわすスタイル。左利きでどちらかと言うと拾って繋ぐ守り型。」

セルンドロ兄弟は既に歴史に名を刻んだようだけど、兄の優勝で更なる歴史を刻むことができるか?!

そして来週チリのサンティアゴで行われるチリ・オープンにもセルンドロ兄弟はエントリーしてますね。まだまだ活躍が続きそうね。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 16:54 | コメントをどうぞ
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クレイステルス、マイアミ出場へ!

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元女子世界ランク1位で去年ツアー復帰を果たしたキム・クレイステルスが、今月末にアメリカはマイアミで開催されるWTA1000大会のマイアミ・オープンへ、主催者推薦を受けて出場することが明らかになったの。

クレイステルスは去年2月に復帰するも、新型コロナウィルスのパンデミックもあり、思うようにツアーに参加できず、去年はわずか3大会の出場にとどまってしまっていて、まだ勝利を手にすることができていないの。

そんなクレイステルスが復帰を決めるに至った経緯と今の気持ちを語っていたの。

「数年前にマルチナ(ナブラチロワ)が私にこう言ったの。あなたは私達などとプレーしているべきではない。まだツアーにいるべきだって。それで、もしかしたらチャレンジするべきなのかもと思った。」

「家に帰って子供達といると、そんな気持ちはどこかへいってしまっていた。主人に復帰の話をしたら、彼は笑っていた。そしてこう言ったの。本当にやりたいなら、今始めるべきだって。」

それから復帰へ向けて練習を再開したクレイステルスだけど、家族との生活には特に変化はなかったんだって。

「あまり家族に影響はなかった。なぜなら、練習時間は子供達が学校へ行っている時たったから。それにあまりツアーにも出ていなかったから。」

「子供達は朝、学校へ行く時に会って、学校から帰って来たら家にはもういた。午後のおやつも準備できていた。」

以前の現役の時と今との違いはと言うと「以前は自分自身の事だけ心配していた。今は子供達のこと。出かける前には、冷凍庫が食べ物で溢れているかしっかり確認するようにしている。」って、復帰しながらも、お母さんとしてもやっぱりちゃんとしてるのね。

そんなクレイステルスは、マイアミ・オープンの翌週にアメリカはチャールストンで行われるWTA500のクレーコート大会のヴォルヴォ・カー・オープンからも主催者推薦を受けているんだって。

実は去年もその大会へ出場を予定していたクレイステルスだったけど、新型コロナウィルスのパンデミックから、大会がキャンセルされてしまって実現しなかったの。

今年はとりあえずその2大会からスタートするクレイステルス。去年叶えられなかった復帰後の初勝利を飾って欲しいわね。

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、フランスの25,000ドルのサーキット大会では、予選を勝ち上がった宮崎百合子リリー選手がベスト8でした。ダブルスでオランダ人と組んだ宮崎選手がベスト4でした。

トルコの15,000ドルでは第4シードの桑田寛子選手が2回戦敗退でした。チュニジアの15,000ドルでは、予選を勝ち上がった力石優衣選手が2回戦敗退でした。第1シードの牛島里咲選手がベスト8でした。

エジプトの15,000ドルでは、第7シードの瀬間詠里花選手、小関みちか選手、鮎川真奈選手が1回戦で、第5シードの今西美晴選手、上田らむ選手、第1シードの清水綾乃選手、井上雅選手がベスト8でした。ダブルスでは、リュー理沙マリー&瀬間ペアーが優勝しました。

男子では、カザフスタンの104,160ドルのチャレンジャー大会では、伊藤竜馬選手が2回戦敗退でした。

チュニジアの15,000ドルのフューチャーズ大会では、田沼諒太選手、田島尚樹選手、予選を勝ち上がった河内一真選手が1回戦で、予選を勝ち上がった中川直樹選手が2回戦敗退でした。第5シードの徳田廉大選手がベスト8でした。

エジプトの15,000ドルでは、山崎純平選手、予選を勝ち上がった斉藤貴史選手が1回戦で、第2シードの今井慎太郎選手、第5シードの高橋悠介選手、第7シードの島袋将選手が2回戦敗退でした。第3シードの野口梨央選手がベスト4でした。ダブルスでは、台湾人と組んだ斉藤選手がベスト4、台湾人と組んで第1シードの今井選手が高橋&山崎ペアーを下して優勝しました。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 19:53 | コメントをどうぞ
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ルチッチ、出産からの復帰なるか?!

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今月9日で39歳になるミリャーナ・ルチッチ=バロニ。実は3週間ほど前に第一子となる長女を出産していたの。

ルチッチは1997年4月、15歳で地元クロアチア大会の予選にワイルドカードで出場すると、予選を勝ち上がり、本戦でも快進撃。2回戦では幸運な相手の棄権もあったけど、準決勝では第1シードで当時世界ランク10位のアマンダ・クッツァーを下し、決勝戦ではコリーナ・モラリューを下して、初優勝を飾って世間を驚かせたわ。

そんな彼女だけど、その後のテニス人生は家族の問題や経済的な問題などが妨げとなり、徐々に成績を上げることができなくなってしまうの。

そして2003年頃からツアーでの活動が減少して行き、やっと2007年くらいから復帰を果たしたものの、かつての輝きを取り戻すことに苦労して、2011年にやっとトップ100への返り咲きを果たすも、しばらくはそれ以上の結果が残せなかったの。

そんな彼女も2013年頃から安定してWTAツアーの世界の舞台でプレーできるようになり、2017年の全豪オープンではベスト4入り。その年の5月に自己最高位の世界ランク20位を記録。

それでも徐々に体に負担がかかり、翌年の全豪オープンの2回戦敗退後からツアー離脱。右肩を負傷して治療に入ったの。

「時を待ったり、休養したり、注射を打ったりリハビリをしたり。練習を再開しては止めての繰り返しで、そんな全てが信じられないほど疲れてしまった。いつも復帰を考えていたけど、サーブをしっかり打ち始めるとすぐにまた悪化してしまった。そしてまた長い休養に入らなければならなかった。」

「これまでのテニス人生で潜り抜けて来た全てのことを考えると、大会へ準備不足のまま臨むなど、もってのほかだった。」

「去年の全仏オープンとかウィンブルドンとかUSオープンのどれかで復帰したいと考えていた矢先にパンデミックと言う事態に陥ってしまい、全てが振り出しに戻ってしまった。そしてそれからすぐに妊娠に気付いて、それからは復帰が遠退いてしまった。」

それでもルチッチは、今のツアーのセリーナ・ウィリアムズやヴィクトリア・アザレンカやキム・クレイステルスに刺激を受けて、またコートへ戻ろうと言う気持ちになっているんだって。

「テニスを始めた時は、27とか28は年を取っていると思っていた。今のアスリートは20年前のアスリートとはかなり違うし、キャリアも長くなっている。自分自身に思う。あと5年のキャリアがあるか?それは恐らくノー。でも、復帰へのチャレンジがしたいか?少しだけでもプレーしたいか?何ができるか見てみたいのか?出産して復帰を果たして素晴らしいプレーをしている女子選手を見てきた。それを見ていると、オッケー、自分に何ができるかやってみたいと思わせられている。」

「多大な労力を要するけど、これまでも凄いことをやって来た。自分なんかできないと誰もが思っていたようなことを。挑戦することを楽しみたい。」

そう復帰への挑戦を語っていたルチッチ。コートへ戻って来る日が訪れることを待ってるわ!

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での成績は、まだ結果が出揃ってないものもあり、明日以降にまたお伝えします。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 16:01 | コメントをどうぞ
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フェデラー、マイアミを欠場

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現在男子プロテニス・ツアーは、オランダのロッテルダムでATP500大会が行われていて、錦織圭選手やアンディ・マレーが昨日行われた1回戦で見事勝利を飾って話題を集めてるわね。

そんな中、来週カタールはドーハで開催されるATP250大会で復帰を果たす予定になっているロジャー・フェデラーが今月末にアメリカはマイアミで行われるマスターズ1000大会を欠場することになったと報じられているの。

フェデラーは去年の全豪オープンでベスト4入りを果たしてから、右膝の怪我を治療するためにツアー離脱。そんな時に新型コロナウィルスのパンデミックに世界中が陥り、男女テニス・ツアーも中断を余儀なくされてしまったの。

フェデラーは去年2度の手術を右膝に受けて、来週やっと復帰を果たすことになるんだけど、予定ではその翌週のアラブ首長国連邦はドバイでのATP500大会にも出場することになってるわ。

フェデラーのエージェントが発表したところによると、フェデラーはマイアミをスキップして、トレーニング期間を設けるつもりでいると言うことらしいけど、実際のところはまだまだ続く新型コロナ禍で、あちこち移動したくないってのが本音なのでは。

中東の大会に出てから、その後のヨーロッパでのクレーコート大会に出場して、芝の大会へ出場してから東京オリンピックへって言う流れになるようね。

今週のロッテルダム大会では、錦織選手はマクラクラン勉選手と組んだダブルスにもエントリーしていて、今夜その1回戦が行われます。

シングルスの2回戦は、今夜行われる1回戦のアレックス・デ=ミノーとジョン・ミルマンの勝者と明日以降に対戦します。好成績に期待しちゃうわ!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 17:02 | コメントをどうぞ
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