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男女ツアーもクレーコート・シーズンへと移行している中、クレー・キングと呼ばれているラファエル・ナダルも、来週開催されるモンテカルロのマスターズ大会での本格始動へ向けて練習を再開しているようなの。
今季はまだ全豪オープンだけにしか出場していないナダル。準々決勝で惜しくもステファノス・チチパスに敗れてからは、先週のマイアミ・オープンも欠場してクレー・シーズンへ備えていたの。
当初出場を予定していた全豪オープン前哨戦のATPカップも腰の怪我を理由に欠場していたナダルだから、クレー・シーズンは万全な状態で臨みたいと言う思いは当然あるわよね。
スペイン・テニス協会の専属ドクターであり、長年ナダルの体を診てきたルイス・コトロ医師はメディアでのインタビューで、ナダルはこれまで良いトレーニングができていて、ハードな練習もこなしているって語っていたの。
「彼の目標はクレーコート・シーズンで、まずはモンテカルロ。」とも語っていたわ。
これまでナダルは、そのモンテカルロでは11回もの優勝を飾っていて、今年は12回目の優勝を目指して臨むはず。
もちろんナダルの最終目標は全仏オープンだろうけど、今のところモンテカルロ以降のスケジュールは決まってはいないなよね。
例年だとモンテカルロのあとは、バルセロナ、マドリッド、ローマと出場して全仏オープンへ入る感じだけど、ナダル本人は今後はスケジュールを削るつもりとも語っていたから、その全てに出場することはないかも知れないわね。
そんなナダルが最も重きを置いている全仏オープンだけど、今年も去年に続いて開催日時が変更になるとの報道があるの。
去年は新型コロナウィルスのパンデミックから、約4ヶ月スケジュールを遅らせて異例となる9月に開催されていたけど、今もフランスは感染拡大を受けて、4月3日から3度目となるロックダウンが始まり、予定では4週間の見込みだけど、状況次第では延長される可能性だってあるわ。
そのため、5月23日を開催予定日としていた全仏オープンが1週間ずらして5月30日からの開催になるかも知れないと言うことなの。
ただそうなると、その後の芝のシーズンへの影響は避けられないことに。
全仏オープンが終わる予定日の翌週には、オランダのスヘルトーヘンボス、ドイツのシュトゥットガルト、イギリスのロンドンの3大会が予定されていて、全仏オープンが1週間ずれるとその3大会への影響が出てしまい、全仏オープンを主催するフランス・テニス協会はその3大会へ何らかの補償を迫られることになるとのこと。
もちろんウィンブルドンも、全仏オープンから3週間空いてからの開催だったけど、それも2週間になってしまうと言うことになるわね。
フランスの感染がこの4週間でしっかり収まってくれることを祈るしかないのかもね。
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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。
女子では、トルコの15,000ドルのサーキット大会では、第3シードの桑田寛子選手が1回戦敗退でした。チュニジアの15,000ドルでは、本藤咲良選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、西郷姉妹がベスト4でした。
エジプトの15,000ドルでは、光崎楓奈選手が1回戦敗退でした。第3シードの穂積絵莉選手がベスト8でした。
男子では、スペインの44,820ユーロ大会では、第6シードのダニエル太郎選手がベスト8でした。
ポルトガルの31,440ユーロ大会では、内田海智選手が1回戦敗退でした。
スイスの25,000ドルのフューチャーズ大会では、清水悠太選手、望月慎太郎選手が1回戦敗退でした。ダブルスでは、ブルガリア人と組んだ望月選手がベスト4でした。
トルコの15,000ドル大会では、山中太陽選手が2回戦敗退でした。チュニジアの15,000ドル大会では、第4シードの島袋将選手がベスト8でした。
エジプトの15,000ドルでは、岡村一成選手が1回戦で、千頭昇平選手、仁木拓人選手が2回戦敗退でした。第7シードの越智真選手がベスト8でした。ダブルスでは、チェコ共和国人と組んで第4シードの仁木選手がベスト4でした。