チチパスの敗戦の裏にはこんな出来事が

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東京オリンピックのテニス競技は、男子シングルスがアレクサンダー・ズベレフが金メダル、カレン・ハチャノフが銀メダル、パブロ・カレーニョ=ブスタが銅メダルで、女子シングルスでは、ベリンダ・ベンチッチが金メダル、マルケタ・ヴォンドロウソバが銀メダル、エリーナ・スヴィトリナが銅メダルで幕を閉じましたね。

金メダル獲得を目指して第3シードで出場していた世界ランク4位のステファノス・チチパスは3回戦で世界ランク28位のウゴ・ウンベールにフルセットで敗退したんだけど、その裏にはこんな出来事があったんだって。

今大会、チチパスのコーチとして帯同していたのがクリストフ・フィオタキスさんだったんだけど、オリンピックでの扱いについてこんな苦言を呈していたの。

「我々は3人で20平方メートルの平らなベッド1つで過ごしていた。試合が見られるテレビすらなかった。そんな中、アメリカやイギリスなどの国にはプレイステーションがあったり、大きな窓やワットバイクやコーヒーラウンジがあるプライベートジムが付いているアパートで過ごしていた。」

「組織委員の90%は英語も話せなかった。だから物事を解決させることが一苦労だった。ランドリーも酷い。服はなくなるし、ランドリーを終わらせるために長い列に何時間も並ばなければならなかった。」

フィオタキスさんのクレームはそれだけでは終わらなかったの。

「チチパスがウンベールとの3回戦を戦う日(7月28日)は、午前2時に関係者が来て、7月19日のフランクフルトからの同じフライトで陽性反応の人が出て自分が濃厚接触者にはっていると言われた。」

「イタリアやドイツなど、同じフライトには多くの選手も乗っていた。隔離措置を取るように言われた。日本には既に9日もいて、9回も検査を受けてその全てが陰性だったにも関わらず。チチパスの試合を見るためにはPCRテストをまた受けなければならず、彼のウォーミングアップはビデオ通話で行うように言われた。」

「PCRには何時間もかかったが結果は陰性で、やっと午後1時にスタジアムへ行くことが許されたが、バスではなく車でエスコートも付いて。だから、チチパスの試合前に彼にコーチングしたり、いつものルーティーンをしたり、話し合いをすることはできなかった。」

「スタジアムに着いたのは午後2時になっていて、それは試合が始まって1時間もたっていた。そして6人の健康局の局員に付き添われ、炎天下の中で犯罪者のように座らされていた。加えて、午前7時から隔離されていたから、全く何も食べていなかった。そしてチームの他の誰とも連絡も取らせてもらえなかった。」

チチパスの敗戦の裏には、こんなコーチの混乱があったのね。

コロナ禍の中で開催されているオリンピック。オリンピック自体が4年に1度しか開催されないし、開催国のオリジナリティも感じられるものだろうけど、特に今回のオリンピックはこれまでとは全く違うものになっているのは確かなこと。

同じフライトで陽性者が出たと言っても、9日も前のことで、おまけにその間ずっとPCR検査を受けていて全て陰性だった人をまた隔離したりする意味があるのかしら?って素人ながら疑問に思ってしまうわね。

チチパスは今回は不運だったって切り替えて、残りのツアーで頑張って欲しいわね!


カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 18:35 | コメントをどうぞ
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