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今年のウィンブルドンの女子シングルスで、グランドスラム初優勝を飾ったエレーナ・リバキナ。その影響が思わぬ所に及んでいるんだって。
現在23歳のリバキナは、世界ランク23位で臨んだウィンブルドンでは第17シードで出場すると、順当に勝ち進み準々決勝ではアイラ・トムヤノビッチを、準決勝ではシモナ・ハレプを、決勝戦ではオンス・ジャバーを下して見事タイトル獲得に至ったの。
そのウィンブルドンは、ロシアのウクライナ侵攻を受けて、ロシア国籍とベラルーシ国籍の選手の参加が認められず、そのためその大会の結果には賞金は出たもののランキング・ポイントは与えられないと言う異例の大会となったの。
女王となったリバキナが生まれたのはロシアのモスクワ。彼女は4年前に国籍をロシアからカザフスタンに移していて、そのことから今年のウィンブルドンには問題なく出場し、この名誉あるタイトル獲得に至ったの。
実はこのことがロシアの多くの若い選手達の精神状態に大きな変化をもたらしたようなの。
それが分かったのは、カザフスタン・テニス協会のユリイ・ポルスキイ副会長の発言からで、その内容は18歳以下の選手から30人以上が国籍を変更したいと言う公式な申し立てがあるとのこと。
「こんにちまで、30以上の問い合わせを記録した。そのほとんどが12歳以上の子供達。またプロとしてプレーしていたり、大人のテニス選手で、国籍を変えたい選手達。しかし、その誰もができるわけではない。なぜなら、デビスカップやビリー・ジーン・カップなどにロシアを代表して出場した選手は、他の国の代表としてプレーすることはできないから。」
「現在のロシア・チームの男女いずれからも多くの選手達がカザフスタンへと国籍を変更したいと考えている選手達がいる。でもそのリクエストの中には幾つかの理由から受け入れられなかったものがあった。これは今も進行中のこと。1ヶ月前から起きて、今後5年とか10年先まで続くだろう。」
「今現在、ロシア、ベラルーシ、ウクライナからたくさんのリクエストを受けている。我々は、我々が興味のある選手だけを考えながら選択している。なぜなら、今のカザフスタンの選手達を最優先に考えると言う思いを持ち続けているから。」
ロシアのウクライナへの侵攻の終息が全く見えない今、リバキナの成功が多くのロシア人選手、特に若い選手達にリバキナと同じような動きへと流れを導いているのは確かのようね。
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数日前、イギリスのメディアがエマ・ラドゥカニュとコーチのドミトリー・ツルスノフが関係を終わりにしたと報じていたの。
そして先週末にはツルスノフがメキシコのグアデラハラでベリンダ・ベンチッチと練習を共にしている姿がSNSに流れていたの。
ツルスノフは今年の前半はアネット・コンタベートのコーチとして彼女とツアーを転戦していたの。そして北米のハードコート・シーズンを前にラドゥカニュのチームに加わっていたのよね。
先月ツルスノフは、19歳のラドゥカニュに対して、とても好印象で二人の関係が良好である発言をしていたの。
「本当に彼女は好き。素晴らしい人間だし、とても賢いし、練習も熱心。みんな自分独自のものを持っている。どの選手もそれぞれ独特な癖やその選手ならではの特徴がある。時には選手は頑固だったりコーチするのが難しかったりもする。完璧な選手と巡り会うことはない。彼女は本当に良い選手だし、とても気に入っている。だから、自分に取ってあまり難しくはない選手。」
そしてほぼ同時期にラドゥカニュもツルスノフに対して好印象を持ち、フルタイムのコーチであることが語られていたの。
そんな二人だったけど、今回のベンチッチへの変更はツルスノフ側の意向のようで、ラドゥカニュとの関係は良好に見えたけど長続きはしなかったようね。
今週メキシコはグアデラハラで行われているWTA1000大会に出場しているベンチッチ。大会初日の17日に1回戦が行われ、日本時間の今日の午前中に終わったその試合では、レイラ・フェルナンデスを2時間45分のフルセットで下して初戦突破を果たしていたわ。
その試合には、もちろんツルスノフがベンチッチの試合を見守っていたけど、ベンチッチからは新しいコーチに関する発言は今のところされてはいないわ。二人の関係が正式なものになるのか、ベンチッチの動向も気になるわね。