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2011年、22歳になる頃にホジキン・リンパ腫と言う癌に犯されていることを公にしてツアー離脱を余儀なくされた元女子世界ランク20位のアリッサ・クレイバノワ。
28歳の今、彼女は先週アメリカで行われた2万5000ドルのサーキットで2015年12月以来となる優勝を飾ったの。
決勝戦では、21歳のヴィクトリア・ドゥバルを下して優勝したんだけど、そのドゥバルはトップ100入りを果たした直後の18歳で、クレイバノワと同じくホジキン・リンパ腫の診断を下されてそ、クレイバノワ同様癌からの復活を目指しているの。
そしてダブルスでクレイバノワはそのドゥバルと組んで優勝して、シングルスとダブルスの2冠も達成しているの。
癌を克服したクレイバノワは復帰へ向けて練習とトレーニングに励みまたコートに立ったんだけど、それからは膝や足の怪我に悩まされて、2度の膝の手術を乗り越えてまたこうしてコートに立っているの。
今年の7月、タイの2万5000ドルのサーキットから復帰したクレイバノワ。
「膝に問題を抱えてました。去年最初に受けた手術は上手く行きませんでした。なので、去年の夏にまた手術を受けなければなりませんでした。リハビリは長い道のりで、今年の序盤には足にも問題が出てしまったのです。復帰はどんどん遅れてしまいました。でもやっと全てを乗り越えたのです。過去の怪我や病気を振り返らず、トレーニングと練習に集中するようにしています。」
そしてクレイバノワは、復帰大会となったタイのサーキット大会からワイルドカードをもらえるて、大会に出場できたの。それはクレイバノワに取っては嬉しいニュースだったの。なぜなら、その頃既に怪我や病などを負ってしまった選手に与えられるプロテクト・ランキングは、2年間の有効期限が切れてしまい使えなくなっていたからなの。
「タイでは、2万5000ドル大会の主催者はとても親切で私にワイルドカードをくれたのです。それは最高の機会でした。なぜなら、今となってはどの大会にもストレートインすることは出来なかったからです。それはパズルを組み立てているかのようで、徐々にそれが形になっているかのようでした。」
「今回は何も頼るものはありませんでした。ただ自分の技術だけです。そして、怪我をしないようなスケジューリングをしっかりしなければなりません。そのためには、たくさんの試合をして体を壊すより、質の高いパフォーマンスをすることに集中するようにしています。」
「きっともうテニス以外のことをする時なのではと、多くの人に言われました。でも、まだテニスで全てを出しきってはいないと言う思いが心のどこかにあったのです。何か問題がある度に、心も体ももう耐えられないなどと思ったりしなかったのです。きっと大丈夫、またコートへ戻って前より上手くできると思ったのです。その答えを見付けるまで、人が言うことなど気にしません。」
って復帰へ向けた長い道のりを乗り越えた精神力の強さを語っていたの。
「苦難がふりかかる度に、どれほどテニスがしたくて、どれほどその思いが強くて、どれほどコートで全力を尽くしたい思いが残っているかと感じたのです。」
「精神的にも肉体的にもより強い選手になるためだけへの準備や精神状態について、考える時間をとても費やしました。健康を維持できてさえいたら、これからまた数年間はツアーを楽しめてランキングもまた上げられるはずだと言う思いに疑いはありません。」
「何かを望んでいるなら、最後までてきることは全てやるのです。たとえ多くの人から、あなたは間違っていると言われても。心の声を聞かなければなりません。そして今していることを続けるのです。特に、その事はあなたが愛して止まないことなら余計に。決して諦めてはいけません。」
と、自身の思いを語っていたの。現在の世界ランクは628位。もともと実力のある選手だったけど、こうして病気や怪我を乗り越えてまたどこまでやれるか、応援したいわね。