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全豪オープン女子シングルスは、第1シードのアシュレイ・バーティが第14シードのソフィア・ケニンに敗れてしまいました。
第1セットは両者ブレークがないままタイブレークへ。そのタイブレークで6ー4とセットポイントを握ったバーティだったけど、そこから4ポイントをケニンに連取されてしまったの。
第2セットは第3ゲームでこの試合初めてブレークを奪ったバーティがリードして、5ー4とリードして迎えたサービング・フォー・セットも40ー15とセットポイントを握りながらもブレークバックを許してしまったの。
そしてケニンが6ー5とリードしたバーティのサービスゲームをブレークしてストレートで勝利。
地元優勝の期待を背負っていたバーティ。第1セットが取れなかったのは大きかった。
これまでの対戦成績も4勝1敗と、バーティ有利と見られていたけど、ここまでの勝ち上がりの中でも成長を見せているケニンが地元プレッシャーの中でのバーティを退けて初のグランドスラム決勝進出を果たしました。
もう1つの準決勝では、ノーシードのガルビーニャ・ムグルサが第4シードのシモナ・ハレプをストレートで下しました。
第1セットで先にブレークしてリードしたのはムグルサでした。第7ゲームでブレークして、その後5ー4で迎えたサービング・フォー・セットではハレプがラブゲームでブレークバック。
ハレプの流れかと思われたの。
しかしムグルサはその後も落ち着いていて、迎えたタイブレークは両者にセットポイントが行き来する中、ムグルサが死闘を制したの。
ハレプは思わずラケットをコートに叩き付けてしまったわ。もちろんこれには主審から警告が取られてしまったの。
第2セットは序盤のブレーク合戦を抜け出したのがハレプ。そのままハレプ・リードで5ー4と迎えたサービング・フォー・セットで、今度はムグルサがブレークバック。
第12ゲームでもハレプからブレークを奪ったムグルサが2017年に優勝を飾ったウィンブルドン以来、自身4度目のグランドスラムの決勝戦へ駒を進めました。
誰もが想像し得なかっただろうこの女子シングルスの決勝戦。ケニンはもちろん初優勝を狙っているし、復活を証明しているムグルサも自身3度目のグランドスラム優勝、そして全豪オープンでの初優勝を狙っているわ。
そして男子シングルスでは、2シードのノヴァーク・ジョコビッチが第3シードのロジャー・フェデラーをストレートで倒しました。
フェデラーは前日の練習を回避してジョコビッチとの準決勝に臨んでいたけど、やっぱり好調な時の動きではなかったわね。
ジョコビッチが試合後の会見で語っていたけど、自分でもフェデラーの状態を気にせずにプレーに集中しようと思っていたし、チームからもそう言われていたけど、いざ試合が始まったらフェデラーへ意識が行ってしまってリズムが作れなかったみたい。
出だしからミスを連発していたジョコビッチ。フェデラーはそんなジョコビッチからリードを奪ってサービング・フォー・セットを迎えたけど、そのゲームをラブゲームでブレークされてしまったの。
これはフェデラーらしくない展開よね。
何とかタイブレークへ持ち込んだフェデラーだったけど、そこでは1ポイントしか奪えず第1セットはジョコビッチが先取する形となってしまったの。
体の状態を考えると、そこが取れなかったのは本当に痛かった。そして第2セット以降は普段のジョコビッチが戻って来て、終始試合の主導権を握ってました。
フェデラーは20年以上に亘るプロテニス選手としてのキャリアで、1度も怪我での途中棄権がなくて、この日も最後まで戦う気持ちを持って試合に臨んでいたんだって。
ジョコビッチもそんなフェデラーの姿勢に尊敬の気持ちを表してましたね。メディカル・タイムアウトを取ることさえ、劣勢時の戦略だと思われるのが嫌で、それもほとんど取らないフェデラー。本当にお手本のような選手ね。
今日は男子シングルスのもう1つの準決勝が行われます。第5シードのドミニク・ティエムと第7シードのアレクサンダー・ズベレフが対戦します。
トロフィーをかけた決勝戦でジョコビッチと対戦する権利を手にするのはどっちかしらね。
そして男子ダブルスの決勝戦のカードも決まりました。
何と地元からの主催者推薦で出場しているマックス・パーセル(ダブルス・ランキング88位)とルーク・サビール(同82位)が見事決勝進出を果たしました。
パーセル&サビール組は、2回戦で第8シードを、昨日の準決勝では第4シードを下しての勝ち上がり。
21歳のパーセルは、これがグランドスラムでは4度目の本戦の舞台で、これまでも2018年の全豪オープンで1回戦を突破したのがグランドスラムでの唯一の勝利だったの。
25歳のサビールもこれまでグランドスラムでは8回本戦に出場して1度しか勝利を飾っていなかったわ。
そんな二人の夢だった決勝戦の舞台で対戦するのは、第11シードのラジーブ・ラム&ジョー・サリスビュリー組と対戦します。
ラムもサリスビュリーもグランドスラムでの決勝進出はこれが初めて。
決勝戦の4選手全員が初の決勝の舞台に立つわ。どちらが初優勝を飾るかしらね。
そして今日は早くも女子ダブルスの決勝戦。第1シードのシェー・スーウェイ&バーボラ・ストリッツォバ組と第2シードのクリスティーナ・ムラデノビッチ&ティメア・バボス組の戦いです。
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今回の全豪オープンでも罰金が課された選手がいるの。
実は男子シングルス準々決勝でテニス・サングレンに崖っぷちまで追い込まれたフェデラーも3,000豪ドルの罰金を課されてしまったの。
右足の付け根付近の太ももに怪我を負ってしまったフェデラーは、イライラから母国語でふさわしくない言葉を吐いてしまったの。
それを聞いた近くにいたラインズ・パーソンが主審にそれを報告。すると主審から警告を受けてしまったの。
フェデラーはその直後に主審の元へ歩み寄り、「彼女(ライン・パーソン)は自分が喋った言語が分かるのか?」って確認しに行っていたの。つまり、実際母国語で暴言を吐いたって言うことよね。
フェデラーは「彼女は色々な言語が分かる。知らなかった。次回はライン・パーソンをチェックしなければ。そんな言葉を吐いてしまう人間ではないが、仕方がない。受け入れる。」って語ってました。
女子選手では少なくてアリーゼ・コルネが2回戦で敗退した試合中に暴言を吐いたとして3,700豪ドルの罰金が課されたんだって。
昨日のムグルサと対戦したハレプも、第1セットを取られた瞬間にラケットを破壊してしまい警告が取られたから、これも罰金の対象になるかもね。
男女シングルスの準々決勝が出揃った時点での最高金額の罰金を課されたのはブノワ・ペールで、11,100豪ドル。
それは男子ダブルスの1回戦でスポーツマンらしからぬ行為をしたと言うことからの罰金らしいわ。
ファビオ・フォニーニは2度の罰金が課されているの。男子シングルス1回戦でラケットを投げて損傷させたことと、その試合でのスポーツマンらしからぬ行為に対して3,700豪ドルが課されているわ。
ヴァセック・ポスピシルもラケットの損傷とボールを観客席へ故意に投げ込んだことから罰金が。
ティエムは、2回戦で主催者推薦で出場していたアレックス・ボルトとのフルセット・マッチで、コーチングを受けたとして4,500豪ドルの罰金が課されていますね。
ニック・キリオスも4回戦でラファエル・ナダルに敗れた試合中の振る舞いがスポーツマンらしくないと言うことから3,000豪ドルが罰金として課されてます。
真剣勝負の世界では、試合中のイライラはどうしようもないけど、決まりは決まりだからね。