キリオス、マレーらWCで出場

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1月に行われた全豪オープン男子ダブルスで、同胞のサナシ・コキナキスとのペアでグランドスラム初優勝を地元大会で飾ったニック・キリオスが3月10日から20日にかけてカリフォルニア州インディアンウェルズで開催されるBNPパリバ・オープン本戦へのワイルドカードを得て出場するの。

これまでATPツアーのシングルスで6度の優勝を飾っているキリオス(現在世界ランク132位)は、2017年の大会では当時世界ランク16位で大会へ臨み、3回戦では当時20位のアレクサンダー・ズベレフを、4回戦では当時2位のノヴァーク・ジョコビッチを、いずれもストレートで下しベスト8進出を果たしたの。

次の準々決勝では当時10位のロジャー・フェデラーと対戦するはずだったけど、試合前に棄権を申し入れて不戦敗で大会を去る結果になったわ。

そんなキリオスは、BNPパリバ・オープンの次にフロリダ州マイアミで開催されるマイアミ・オープンにもワイルドカードを既に受けていて、こちらも本戦でのプレーが決まってるわ。

3年ぶりの開催となるマイアミ・オープンだけど、キリオスは2017年大会にはベスト4入りを果たし、その準決勝ではフェデラーと6-7(7-9), 7-6 (11-9), 6-7 (5-7)と、2セットマッチの試合ながら3時間11分に及ぶ死闘を繰り広げながら敗退。その試合は2017年シーズンのATPマッチ・オブ・ザ・イヤーに選出されていたの。

キリオス同様、BNPパリバ・オープンとマイアミ・オープンにワイルドカードが与えられているのが現在世界ランク88位のアンディ・マレー。

2019年のBNPパリバ・オープンでは準優勝を飾ったマレーは、2009年と2013年の2回マイアミ・オープンを制しているの。

またBNPパリバ・オープンには、ジャック・ソックとサム・クエリーもワイルドカードで出場。

ソックは過去シングルスでは8位、ダブルスでは2位を記録。2017大会のベスト4がシングルスでの最高成績で、ダブルスでは2015年と2018年に優勝しているの。クエリーは2018年のベスト8がこれまでの最高成績。

現在ソックは147位、クエリーは114位。ワイルドカードを生かせて上位進出できるかしらね。

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国際女性デーの大会&ティエムの欠場

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今週から来週にかけて、男女共同開催のATPマスターズ1000大会とWTA1000大会のBNPパリバ・オープンがアメリカのカリフォルニア州インディアンウェルズで行われるわ。

女子の本戦は9日の水曜日から、男子の本戦は10日の木曜日からなんだけど、それに先駆けて8日の国際女性デー(International Women’s Day)に、女子トップ選手8人によるタイブレーク・テンスの大会の「アイゼンハワー・カップ」が開催されるの。

8選手によるトーナメント方式で、試合は10ポイント先取のタイブレーク1セットマッチで行われ、優勝者が賞金150,000ドルをそう取りする大会。

当初、BNPパリバ・オープンに主催者推薦での出場の予定だった大坂なおみ選手もこのタイブレーク・テンスへの出場が決まっていたの。

でも、本戦で出場予定だったカミラ・ジオルジが欠場することになり、ランキングからの本戦入りとなり、その分のワイルドカードが先週フランスはリヨン大会で準優勝を飾ったダヤナ・ヤストレムスカに渡ったの。

本戦前に大坂選手と共に「アイゼンハワー・カップ」に出場するのは、ここへ来てランキングを急上昇させて先月自己最高位の4位を記録したパウラ・バドーサ、2015年のチャンピオンのシモナ・ハレプ、世界ランク2位まで上り詰めた(現在は3位)アリーナ・サバレンカ、6位のマリア・サカーリ、10位のオンス・ジャブー。

加えて、先週メキシコはモンテレイ大会で大会2連覇を達成した、去年のUSオープン準優勝のレイラ・フェルナンデス、そして最後に出場が決まったのが、先週発表の世界ランクで自己最高位の2位となったばかりのバーボラ・クレイチコワ。

クレイチコワは今年に入って、シドニーで準優勝、全豪オープンではベスト8とまずまずのスタートを切ったけど、その後はドバイで2回戦、カタールでも3回戦敗退と上位進出を逃しているの。

それでもモチベーションは高いようで、「まだ勝っていない大会がたくさんある。現時点で自分より優れている選手はまだたくさんいる。大きなモチベーションになっている。他の選手が良いプレーをしているのを見ているし、彼女達は日々上達している。そんな選手達と共に上達したいし、彼女達より良くなりない。そんな思いは最大のモチベーション。」って語っているの。

準グランドスラムと言われるBNPパリバ・オープンと、その後のマイアミ・オープンと、大きな大会が2大会続くわ。女子はまた新たな女王が誕生するかもね。

そして男子で復帰戦としての出場で注目を集めていたドミニク・ティエムだったけど、インディアンウェルズとマイアミの欠場を大会直前になって発表しましたね。

ティエムは自身のSNSでは、元気に練習する動画を投稿していて、誰もがインディアンウェルズでの復帰を信じていたわ。

本人のインスタグラムのストーリーでは欠場する決断に至ったことの報告と、手首は順調に回復していること、そしてその後にクレーコート・シーズンが始まり、ティエム自身の得意とするサーフェースでの復帰がベストではと言う決断に至ったことを語っていたわ。

待ち望んでいたファンはがっかりだけど、間違いなくもうすぐまたティエムの元気な姿をコートで見ることができる日が近いはず。もうちょっとの辛抱ね。

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テニス競技団体からも厳しい措置

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ロシアによるウクライナへの侵攻を受けて、スポーツ界でも各競技団体からロシア人とベラルーシ人のアスリートに対する厳しい措置が発表されているわ。プロテニス界もATP、WTA、ITFが共同で声明を出したわね。

それには、今回のロシアの起こした行動に対する反対の意見と平和を求める気持ちが綴られ、ウクライナの引退した選手含む現役選手などの安全の確認や、もし何らかの手助けを必要とするなら、それに対処したい意向を添えているわ。

これまでITFが発表したように、ロシア国内における大会開催の中止に加えて、ロシアとベラルーシは国としてチームで戦うこと、つまりそれは男子はデビスカップ、女子はビリージーンカップなどへの参加を認めない決断に至ったんだって。

ただ、選手個人としてはこれまで通りツアー大会やグランドスラムには出場できるけど、ロシアとベラルーシの国旗や国歌の元では戦えないことを決めたわね。

そして10月にロシアはモスクワで開催を予定している男女共同大会の開催の中止、ロシア・テニス協会とベラルーシ・テニス協会のメンバーシップの剥奪、国別対抗戦への参加の拒否、ロシアとベラルーシで開催予定の大会のキャンセルを決定したわ。

昨日のブログで書いたけど、一時的にWTAの公式サイトでロシア人選手の国旗が消されていたけど、今日は朝からATP、WTA、ITFの声明を受けて、ATPとWTAの公式サイトからロシアとベラルーシ出身選手の国名と国旗が削除されてますね。

もちろん、選手達には何の責任もないのは承知だけど、それを言うならウクライナでは何の責任もない民間人が命を落としているのよね。こうした厳しい措置が世界中で広がって、ロシア国内から反戦の動きがもっと激しくなって、事態の終息へ後押しするようになってくれたらって、Pinkyは個人的に願ってしまうわ。

独裁者と言われているプーチン政権下ではそれも難しいようだけど、、、

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、カザフスタンの60,000ドルのサーキット大会では、予選を勝ち上がった華谷和生選手が1回戦敗退でした。第5シードの奈良くるみ選手がベスト8でした。

フランスの25,000ドル大会では、第6シードの宮崎百合子リリー選手が2回戦敗退でした。

チュニジアの15,000ドル大会では、予選を勝ち上がった永田安里選手が1回戦で、予選を勝ち上がった荒川夏帆選手が2回戦敗退でした。予選を勝ち上がった伊藤あおい選手がベスト8、決勝戦では第1シードの荒川晴菜選手が森田あゆみと対戦予定だったけど、森田選手の棄権から荒川選手が優勝しました。ダブルスでは、第1シードの荒川姉妹がベスト4でした。

エジプトの15,000ドル大会では、第4シードの輿石亜佑美選手が1回戦敗退でした。阿部宏美選手がベスト4でした。ダブルスでは、台湾人と組んだ阿部選手が優勝しました。

男子では、イタリアの46,730ユーロのチャレンジャー大会では、内山泰崇選手が1回戦敗退でした。ダブルスでは、スイス人と組んだ内山選手がベスト4でした。

トルコの25,000ドルのフューチャーズ大会では、予選を勝ち上がった山中太陽選手が1回戦敗退でした。

チュニジアの15,000ドル大会では、ジョーンズ怜音選手が1回戦敗退でした。予選を勝ち上がった今村昌倫選手がベスト8でした。

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スヴィトリーナ、試合放棄から出場へ

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ロシア&ウクライナ問題が全く解決へ向けて進んでいない中、テニスだけでなく世界中のスポーツ界でロシア人アスリートと、ロシアに加担しているベラルーシ人アスリートへの風当たりが強くなってるわね。

今週発表の最新の男子世界ランキングで、これまで君臨していたノヴァーク・ジョコビッチに代わり初めて世界ランク1位の座に付いたのがロシア人のダニイル・メドベーデフ。

こんな状況では、そんな偉業を達成したにも関わらずメドベーデフは手放しでは喜べていないんじゃないかしら。

もちろん本人は戦争反対を自身のSNSを通して訴えているわ。でも国際テニス連盟であるITFも、ロシアのウクライナ侵攻を受けてロシアでのITFの大会の開催中止を表明。同時に選手や関係者の安全のために、ウクライナで4月に開催が予定されている大会も中止とする措置を発表してるの。

国際オリンピック委員会(IOC)もロシア人とベラルーシ人を国際大会から除外するよう、各国スポーツ連盟に勧告する厳しい措置を発表。

ウクライナ女子テニスのナンバー1のエリーナ・スヴィトリーナは、自身のSNSを通してこれまでも多くの発信を続けているの。出場する大会で獲得した賞金をウクライナへ寄付するとまで公表していたわ。

そんな彼女は今週メキシコはモンテレイで行われるWTA250大会に第1シードでエントリーしているんだけど、その1回戦の相手がロシア出身のアナスタシア・ポタポバに決まったの。

それを受けてスヴィトリーナは、WTAなどにもIOCと同じような姿勢を求めるとして、それまではロシア人選手とベラルーシ人選手とは対戦しないことを表明して、現地月曜日に予定されている1回戦は戦わないとする声明を出していたの。

しかし協議の結果、スヴィトリーナは試合を行うことを了承。協議の詳細などは公になっておらず、まだWTAからも形式な発表はないけど、スヴィトリーナからはこんな発言が。

「全ては賛同された。試合に関わる人々に加え、試合を放送することに関わる人々がロシアの国旗やロシアを象徴する掲示物などの全てを試合中に取り外すことを承認してくれた。」

このことに関係しているかは定かではないけど、今日一時的にWTAの公式サイトでロシア人選手のプロフィールに記載されていたロシア国旗が消されていたの。数時間で元に戻ったけど、ロシア人選手を検索したら結果が「0」になっていたわ。

まだWTAやATPから何の発表もないけど、IOCやITFがアクションを起こしている今、WTAとATPも何らかのアクションを取ることが求められいるわね。

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ウクライナ出身選手達の壮絶な声

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今、世界ではロシアのウクライナへの侵攻がニュースの中心になっているけど、テニス選手達もそのロシアの行動に対して反対し世界の平和を訴えているわね。

テニスに限らず世界中のアスリートが声を上げているけど、テニス界でも多くの選手が声を上げていて、中でもやっぱりウクライナ出身選手達もSNSを通してそれぞれの思いや現状を発信してるわ。

そんな中でも「戦争」と言う二文字を痛烈に感じさせる行動が。今年の全豪オープンの予選1回戦敗退で現役から引退した元男子世界ランク31位のセルゲイ・スタコフスキが祖国へ帰り戦いに参加する意思を表明したこと。

スタコフスキは妻と子供を連れて無事にハンガリーへたどり着いたらしいんだけど、彼は予備兵になることにサインしたらしく、またウクライナへ戻る決断を下したんだって。

「もちろん戦う。それがウクライナへ帰る唯一の理由。先週予備兵にサインした。兵士としての経験はないが、銃を持つ経験は個人的にしたことがある。父と兄弟は軍医で酷いストレスにやられている。それでも頻繁に連絡は取れている。彼等は地下で寝泊まりしている。」ってその決意は固いようね。

そしてこんな選手も。2020年1月に若干19歳で自己最高位の女子世界ランク21位を記録した現在21歳のダヤナ・ヤストレムスカは妹と命からがらルーマニアへ逃げて来たんだって。

「地下駐車場で2晩を過ごしてから、両親が自分と妹を何としてもウクライナから脱出させる決断を下した。お父さん、お母さん、とても愛している。元気で。」と自身のインスタグラムにリアルな現状を投稿していたの。

ウクライナ出身のレシア・ツレンコはロシアのヴラディミール・プーチン大統領を「独裁者」としつつこんな投稿をしていたの。

「全てのテニス・コミュニティへ、自身のSNSでこの戦争の反対を発信して欲しい。このウクライナの困難な時期をサポートして欲しい。ロシアの独裁者の政治的野心のために祖国で多くの人々が死ぬのはただただ受け入れられない。」

そして同じくウクライナ出身のマルタ・コスチュクも「ウクライナは独自の歴史、独自の文化も、言語もある。ウクライナは独自の国家であり、独自の領土もある。ウクライナは独立した国で、ロシアの一部ではない。それはこれまでもそうだったし、これからも絶対にない。」と強いメッセージを投稿していたわ。

ロシア国内でも反対のデモが多く行われていると報道されているけど、ロシアでもウクライナでもこんな状況には喜んでいる人はいないはず。1日も早く事態の終息を願うわ!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 16:45 | コメントをどうぞ
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ズベレフ、怒り収まらず失格処分

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今週、メキシコはアカプルコで行われているATP500大会に、シングルス第2シードで大会連覇を目指して出場していたアレクサンダー・ズベレフだったけど、失格処分を受けて大会から去る結果になってしまったの。

それは、ズベレフによるスポーツマンらしかぬ行為があったと言う理由から。

その行為は現地22日の夜に行われた男子ダブルスの1回戦でのこと。

ズベレフはマルセロ・メロと組んでエントリーしていて、1回戦ではラッキールーザーのロイド・グラスプール&ハリ・ヘリオバーラ組と対戦したの。

試合はファイナルセットのスーパータイブレークへ。そこで6ー8とリードを許していたスベレフ組だったけど、そこでメロが放ったサーブのインかアウトでスベレフは主審と口論に。そして主審へ向けて暴言を吐いてしまったの。

そのことからコード・バイオレーションを受けてしまい相手にポイントが。つまり相手はそれでマッチポイントを手にしたの。続くポイントでは相手がサービスエースを取りゲームセット。

怒りが収まらないズベレフは、対戦相手と握手をすると主審の元へ行くと握手をするのではなく主審のチェアを自身のラケットを何度も叩き付けてしまったの。しかもそれが主審の右足のすぐそば。

もちろん、今回の件でズベレフは罰金が課されるのはほぼ確実。そしてこの大会全てから失格となり、これまで今大会で獲得した賞金は没収となるんだって。

前年度チャンピオンがこんな形で大会を去るなるて。何とも後味の悪い結果になってしまったわね。

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、ドイツの60,000ドルのサーキット大会では、宮崎百合子リリー選手が2回戦敗退でした。

トルコの25,000ドル大会では、予選を勝ち上がった佐藤南帆選手が1回戦敗退でした。メキシコの25,000ドル大会では、第1シードの日比野奈緒選手が1回戦敗退でした。

オーストラリアの25,000ドル大会では、村松千裕選手、予選を勝ち上がった力石優衣選手が2回戦敗退でした。

ポルトガルの25,000ドル大会では、第5シードの奈良くるみ選手がベスト8、内島萌夏選手が優勝しました。ダブルスでは、香港人と組んで第3シードの内島選手がベスト4でした。

チュニジアの15,000ドル大会では、第1シードの荒川晴菜選手が2回戦敗退でした。第7シードの鮎川真奈選手が優勝しました。

エジプトの15,000ドル大会では、高山千尋選手が1回戦敗退でした。阿部宏美選手が優勝しました。

男子では、イタリアの46,730ユーロのチャレンジャー大会では、第6シードの内山泰崇選手、ラッキールーザーの守屋宏紀選手が1回戦敗退でした。予選を勝ち上がった綿貫陽介選手がベスト4でした。

オーストラリアの25,000ドルのフューチャーズ大会では、第5シードの田島尚樹選手が1回戦で、齋藤惠佑選手が2回戦敗退でした。

メキシコの25,000ドル大会では、第2シードの内田海智選手が1回戦敗退でした。

チュニジアの15,000ドル大会では、予選を勝ち上がった羽澤慎治選手、白石光選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、羽澤&上杉ペアーが優勝しました。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 19:07 | コメントをどうぞ
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ジョコ、メドベーデフと良好な関係

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現在、アラブ首長国連邦のドバイで行われているATP500大会に第1シードでエントリーしている男子世界ランク1位のノヴァーク・ジョコビッチは、今季最初の公式戦を行い、イタリアの新星である19歳のロレンツォ・ムゼッティをストレートで下して今シーズンを白星発進したの。

そんなジョコビッチは、ワクチンを打たないと言う自身の考えを今後も変えるつもりはないって明言していることから、全豪オープンへ向けてオーストラリアへの入国を拒否されたように、ワクチン接種が入国に義務付けられている国でのプレーが出来ない可能性が高いと言われているわ。

そんなジョコビッチが今後のツアーについてこう答えていたの。

「チャンスをもらえる所なら、どこであろうとそのチャンスを生かしてそこでプレーするつもり。なぜなら、それが自分がすることだし、自分がやりたいことだから。」

「家族からのサポートもある。チームもまだ身近にいてくれる。我々がみなくぐり抜けて来たような状況や状態をこれからもくぐり抜けるためには、簡単ではないのは明白だから、自分に取ってとても大切なこと。」

「全てのスケジュールをプレーするつもりではない。今シーズンへ向けて、それは自分が求めているものではなかった。ベストのプレーをグランドスラムや出場できるATP1000大会ですることが目標だったし、自分の国のためにプレーしたい。それらがスケジュールと言う意味では最高のモチベーション。」

そして今週の成績しだいでは世界ランク1位の座がダニイル・メドベーデフに奪われる可能性があるジョコビッチ。当然、ジョコビッチ自身もそれは認識しているわ。

「彼は世界ランク1位に値する。いつかは起きること。これが今週起きたとしたら、自分は誰よりも先に彼にお祝いを言いたい。」

「ダニイルは本当に良い奴で、お互い素晴らしく尊敬し合う関係を持っている。彼がジュニアの頃にたくさん彼と練習をしたり、助けてあげたりしたことを彼は感謝している。アドバイスをしたり、彼の質問に答えたりもした。セルビアでロシアとデビスカップを戦った時は、同じ飛行機に乗っていて、彼はそれをとても感謝していた。我々の関係はどんどん大きくなっている。」

ジョコビッチとメドベーデフはとても良好な関係を築いているのね。

来週発表の世界ランクで1位にいるのはジョコビッチか、それともメドベーデフか!!!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 18:18 | コメントをどうぞ
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アルカラス、ナダル越える優勝

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先週ブラジルはリオデジャネイロで行われたATP500大会を制したのが、18歳のカルロス・アルカラス。

現行のカテゴリーになった2009年以降、ATP500レベルでの最年少チャンピオンになったアルカラスだけど、今回の優勝で今日発表の最新の世界ランクでは自己最高位を更新する20位と、トップ20入りを果たしたの。

1990年以降で、トップ20入りした3番目に若い選手となったアルカラス。最年少は1993年のアンドレイ・メドベーデフが18歳と5ヶ月、2番目が1990年のピート・サンプラスで18歳6ヶ月、そしてアルカラスが今回18歳9ヶ月で達成して3番目、これは同じスペインの先輩のラファエル・ナダルが2005年に18歳10ヶ月で成し得た記録を上回るもの。

今回の優勝では、準々決勝で世界ランク6位のマッテオ・ベレッティーニを、準決勝では38位のファビオ・フォニーニを、決勝戦では14位のディエゴ・シュワルツマンを下していたの。

2020年のこの大会でアルカラスは、当時世界ランク406位ながらワイルドカードをもらって本戦へ出場して、当時世界ランク41位のアルベルト・ラモス=ビニョラスを下して、ATP大会での初勝利を飾った記念すべき大会だったの。

「正直、信じられない。素晴らしいレベルでプレーできた最高の一週間だった。だいぶ前にこの大会で初めてクレーの大会に出場した。一週間を通しての自分のパフォーマンスには本当に満足している。最高の気分。」って、アルカラスは優勝の喜びを語っていたわ。

アルカラスは去年7月に行われたクロアチアのウマグ大会に次ぐ2度目のATPツアー優勝。その優勝回数にはカウントされないけど、去年の年末に行われたネクスト・ジェネレーションATPファイナルズでも優勝しているアルカラス。

今後の活躍も楽しみね。

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オペルカ、思わぬ罰金!

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先週、アメリカはダラスで行われたATP250大会で優勝を果たしたレイリー・オペルカだけど、喜びに浸ったのもつかの間、ATPのルール違反により罰金が課されることとなったんだって。

それは、決勝戦が終わって優勝したオペルカと、準優勝となったジェンソン・ブルックスビーにトロフィー授与などのセレモニーが行われたんだけど、そのセレモニー中、オペルカは終始帽子を被ったままだったの。

実はこれがATPのルール違反。

ルールによると、「ロゴがあろうとなかろうとセレモニー中は帽子やヘッドバンドを着けてはならない」とのこと。

今回の違反に対する罰金の金額は公になってはいないけど、オペルカも今回が初めての授賞式って、わけじゃないわ。これが3度目の優勝だし、準優勝も1度あるから、このルールは分かっていたはずだけどね。

うっかり帽子を取り忘れてしまったのかしら?!

また24歳のオペルカ。今後も大会の決勝戦の舞台を経験して行くはずだから、これからは気を付けて欲しいわね。

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、フランスの60,000ドルよサーキット大会では、宮崎百合子リリー選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、インド人と組んで第4シードの宮崎選手が優勝しました。

イギリスの25,000ドル大会では、予選を勝ち上がった輿石亜佑美選手が1回戦敗退でした。

オーストラリアの25,000ドル大会では、予選を勝ち上がった力石優衣選手が2回戦敗退でした。第8シードの村松千裕選手がベスト4でした。ダブルスでは、中国人と組んで第4シードの村松選手がベスト4でした。

メキシコの25,000ドル大会では、今西美晴選手が2回戦敗退でした。第1シードの日比野奈緒選手がベスト8でした。

ポルトガルの25,000ドル大会では、内島萌夏選手が2回戦敗退でした。第5シードの奈良くるみ選手がベスト8でした。ダブルスでは、香港人と組んだ内島選手がベスト4でした。

エジプトの25,000ドル大会では、予選を勝ち上がった細木咲良選手が2回戦敗退でした。

トルコの15,000ドル大会では、予選を勝ち上がった永田杏里選手が1回戦で、予選を勝ち上がった川口夏実選手が2回戦敗退でした。佐藤南帆選手がベスト8でした。ダブルスでは、オランダ人と組んで第1シードの佐藤選手がベスト4でした。

チュニジアの15,000ドル大会では、第7シードの森田あゆみ選手、予選を勝ち上がった川岸七菜選手が1回戦で、第6シードの鮎川真奈選手が2回戦敗退でした。第1シードの荒川晴菜選手がベスト8、予選を勝ち上がった加藤未唯選手がベスト4でした。ダブルスでは、香港人と組んだ川岸せんがベスト4、加藤&吉岡ペアーが優勝しました。

男子では、インドの53,120ドルのチャレンジャー大会では、予選を勝ち上がった野口莉央選手が1回戦敗退でした。

オーストラリアの25,000ドルのフューチャーズ大会では、第6シードの田島尚樹選手が1回戦敗退でした。オーストラリア人と組んで第3シードの田島選手が準優勝でした。

メキシコの25,000ドル大会では、第2シードの内田海智選手が1回戦敗退でした。

トルコの15,000ドル大会では、予選を勝ち上がった山中太陽選手が2回戦敗退でした。

チュニジアの15,000ドルのフューチャーズ大会では予選を勝ち上がった松田龍樹選手、主催者推薦の今村昌倫選手が2回戦敗退でした。予選を勝ち上がった白石光選手がベスト8でした。ダブルスでは、オランダ人と組んで第4シードの羽澤選手が準優勝でした。

アメリカの15,000ドル大会では、予選を勝ち上がった小倉孝介選手が2回戦敗退でした。

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ワウリンカ、クレーでの復帰へ

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足の怪我からツアー離脱しているスタン・ワウリンカが、今年の全仏オープンでプレーすることを目標に復帰することを頭に描いて練習に励んでいることを明かしていたの。

2014年の全豪オープンに次いで、2015年に全仏オープンを制したワウリンカ。(2016年にはUSオープンも制しているわ)

もちろん全仏オープンでプレーしたいと言うことは、そこへ向けてのヨーロッパでのクレーコート・シーズンでの復帰を目指しているはず。

「イェス!ローランギャロスでプレーするよ。」ってワウリンカはフランスのメディアに答えていたの。

ワウリンカは去年はわずか4大会しか出場しておらず、左足の怪我のために2度の手術を要して、そこからの復帰を目指してリハビリに励んでいたの。

「よく聞かれるのは、なぜ怪我から復帰して続けようとしているのかと言うこと。しかしそれは、テニスが自分の情熱だし、観客が好きだから。」

「テニスコートに入る時、常にこう思っている。テニスはゲームなんだと。テニスの基本は、子供にはコートへ行ってプレーしなさいと言うだろう。多くの選手がプロになると忘れてしまう。テニスを仕事として考え過ぎてしまう。自分を奮い立たせてくれて、プッシュしてくれるものが何かと言うと、自分自身にプレーするんだ、楽しむんだと伝えること。」

ワウリンカが初めてグランドスラムの本戦の舞台に立ったのが2005年の全仏オープンで、初出場で3回戦まで勝ち進んだの。それが去年は怪我から、16年連続出場していた全仏オープンも欠場を余儀無くされてしまったわ。

ワウリンカは自身のSNSに元気に練習する姿を動画で載せていて、順調に回復していることをアピールしていたわ。ワウリンカのプレーも、あと数ヶ月で見ることが出来そうね。

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