指2本でフォア

こんなグリップでもフォアハンドは打てる。

手のひらの向きから言うと、イースタングリップかな。

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昨日のお話しのように

振り子を使い、ゆっくり引いて、ゆっくり振り出してヒット。

滑らかなスウィングをすれば

相手コートにゆるいボールを打ち込む程度のことはいつでもできる。

 

ただし、コーチの球出しボールのように

一定テンポで、予定通り、飛んできたボールなら、という前提が必要。

CIMG1995

画面手前の方角に引っ張ってくれば

ラケットはついてくるわけで

ついでに

テイクバックから凹型に、振り子のように振れば

結構な勢いで振ることもできるのだ。

 

それくらいだから

われわれコーチレベルの人間にとって

中級くらいの人を相手に

ラケットを握り締めないで

完全脱力状態で打つくらいは朝飯前。

 

だからといって、中級者相手に

「君ももっと無駄な力を抜いて打ってごらん」

というのが合っているかどうかはちょっと ・・・

 

完全にボールを捕まえ

完璧タイミングで打てば

余計な力は一切要らない。

でもそんなこと、いつならできるのか?

 

自分よりレベルが下の人

しかもパワーもあまりない人が相手ならできるかも。

それともコーチが正確に打ってあげた場合か。

 

 そんな理想どうりではなく

同格のハードヒッターが相手なら、まして試合なら

たまにはタイミングや面のセンターからずれるのもあり

そんな時もミスしないためには

それなりの力が必要なのだ。

 

いつも言うけど

完璧フォーム、完璧タイミングを目指しつつ

常に、最低限の力以上を入れる必要があるのだ。

 

最低限の力以上の以上分、ちょっとでもいいが

不安なら、多過ぎで行くしかないのだ。

 

もちろん美しい、滑らかなフォームにこしたことは無い。

その上に必要最低限以上の力で支えていれば完璧なのだ。 獅子座

 


カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:50 | 1件のコメント