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フォアのテイクバックに30年

フォアハンドのテイクバックだが

構えからインパクトまで腕を内旋も外旋もしない

つまり肩関節をひねらないで引いて振れば

面がぶれるはずが無く

エラーするわけがない。

プロは当然のようにそうする

というか、そうゆう人しかプロになれない。

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だからプロにあこがれる人はみんなそうなりそうなのに

なぜかそうならない。

私のブログを見てくれて

理解してくれる人でもそうなのだ。

ある日の、私の研修会でのスナップ。

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この方はかなりいいフォアを打つのだが

やはり縦に散らばる。

これだけ上向きに引けば

被せるようにスウィングしなければならず

当然不安定になる。

これは直す前のウォームアップなので

この日、最後までこうだった訳ではないが。

 

振りやすさを取るか?

面の安定をとるか?

振りやすさを取ってプロになった人はいないのだが ・・・

 

何回か研修に来てくれた方で

実際に面を手で押さえて向きを感じてもらったのだが

引き終わりで45度くらい下向き?、後ろ向き?、斜め下後ろ向き。

さらに45度、私の手で直して感じてもらい

完全下後ろ向き。

無事1本目から入るフォアになった。

 

これくらい、自分で感じるのは難しいのか?

 

この話をし始めて、30年以上

いまだにこの説明で直る人がほとんどだし

何度も同じように直した人もいる

そして、毎回、感心してもらえる。

 

松原さんはコーチとして

ほとんどこれで食っているのかもしれない。

 

テイクバックでラケット面が後ろを向く

これが常識になるのに、あと100年くらいだろうか?  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 20:49 | コメントは受け付けていません。