スライスの種類、上達

『レフティスタイル』 さんからの9つ目の質問

以下がコメントのその部分です。

カラオケ  9つめ、スライスの種類について
先日、少年マガジンに連載中のベイビーステップという漫画を読んでいたら、主人公の対戦相手が
色々な回転や速さのスライスを打って来て、読みにくいという場面がありました。
とても、真似はできないけど、普通のスライスに加え、回転ばかりでバウンドしてから伸びない球、高回転で浮き上がってくる球なんかが身につけられるといいなと思うのですが、練習次第では何とかなるでしょうか?もし方法があるようなら、ご解説いただければと思います。

レフティスタイル より

水瓶座  私の答えです。

スライスはとても便利なショットです。

ギリギリの追いつきシーンでも使える。

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『レフティスタイル』 さんからはもう一つ

2,3日前に質問いただいたスライスの質問もありました

今日は、その答えもかねてお話しします。

まず、1つ目

「色々な回転や速さのスライスを打って来て、読みにくい」

という場面ですが

実際のテニスでは

同じように、ベースラインに飛んでくるショット同士なら

あそこまでは考えにくいですね。

実際、死んで止まると思ったのに

ちょっと勢いがあって、滑ってくる

「しまった」 というシーン

私のように動きが鈍くなってくるとたまにありますが。

プロが素人相手になら別ですが

同レベル同士なら

相手のラケットワークを見れば大体見当が付きます。

とはいっても

スライスはそれほど大きなアクションが必要ではないので

アニメほどではないにせよ、だまされることはあります

実際にごまかされやすいのは

伸びて深く来る、滑るスライスと

ドロップショットのコンビネーション。

伸びるボール、すべるボールは

やや厚めに当てて、スピードを出す。

それとドロップショットでプロがやる

振り抜いたのに落ちて止まってしまうような

  (振り抜くと言っても、打球方向にラケットヘッドが向く程度だが)

猛烈回転量の多いスライスの対比。

フェデラーのはすごいですよね。

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スライスはタッチ感覚が重要なので

打って覚えるしかないかもしれません。

トップスピンのように

面を固めてこすりあげれば、というわけにはいかないのです。

その代り、イッパイやればだれでもそれなりのレベルにはいきます。

そのための練習法ですが

まずはスライスのショートラりー

これでサービスボックスのどこにでもコントロールできるようにする。

次はボレー相手にベースラインからラリーしたらどうでしょうか。

強めのつき玉

足元に殺して入れる、等々。

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技術的には

1、 手首は固定する。

2、肘はほんのちょっと曲げて、保ち、腕で打つ。  (ほとんど伸ばす)

3、打球中上体を回さないように、開かないように。

こんなことをいっぱいやっているうちに

スライス感覚が身についていきます。

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そうボレーもついでにうまくなっちゃいますね。  テニス


カテゴリー: スライス, ボレー, 練習法 | タグ: | 投稿者松原コーチ 20:02 | 1件のコメント