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スピンサーブ? フラット?

スピンサーブは身体をしっかりとそらして

身体から見れば後方

打球方向から見れば左にトスを上げ

空に向かってこすりあげる。

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フラットサーブは真っ直ぐ立ったまま

打球方向の前方にトスを上げて

真っ直ぐにたたきつける。

 

当然、構えもフォームも違うし

トスからして違うから

見間違うわけがない。

 

これが35年ほど前にコーチ業を始めた頃の

松原さんにとっての常識。

 

20年ほど前

テニスジャーナルの解説をするようになって

連続写真を見て、困った、コマッタ、こまった。

 

スピンサーブとフラットサーブが見分けられない。

 

打点もスウィングもほとんど変わらないのだ

CIMG5460

かろうじて

飛び出すボールの方向がスウィングとずれていたらスピン

インパクトの面が真っ直ぐで

ボールもその方向に飛び出していたら、フラット

と判定する始末。

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結局、こうゆう頭の上の打点で捉え

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斜めに当てればスピンがかかるし

もっと真っ直ぐに面を起こせばフラットになる

Australian Open 2007 - Day 8

という結論に達し

自分でも打ってみて

納得したことを覚えている。

 

つまり、ベッカーやラオニッチ、フェデラーもサンプラスも

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セカンドでもバカバカ打つような

サーブが得意なプロは

スピンのいっぱいかかったサーブが、スピンサーブ

スピンがとっても少ないスピンサーブがフラットサーブなのだ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 18:54 | コメントは受け付けていません。