『レフティスタイル』 さんからボレーの質問です。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、おはようございます。
今回はボレーについてお考えをお聞きしたく思います。
我がサークルに私より少し年配で、ボレーのすごく上手い方がいます。
その方いわく、ボレーは一旦面でつかまえて、その後抜く(ドロップ)か、押す(通常ボレー)かする。そうするとミスが少ないとのことで、実際見ていると、そのようにボレーされているように見えます。
私はもっと単純に、ボレーは、スライスのストロークの前後(テイクバックとフォロースルー)を短くしたもの、そのスイングの中にボールがあるだけ、ってイメージなのですが、考え方は間違っているでしょうか?
その方はそのボレーの方が難しいと言われます。
前に松原コーチが解説された、「未来予想線をスイングする」というのを、最近よく意識していますが、インパクトのポイントが遅れるのもかなり改善され、心なしか球が伸びているようにも感じているのですが。
レフティスタイル より
私の答えです。
「スライスのストロークの前後(テイクバックとフォロースルー)を短くしたもの
そのスイングの中にボールがあるだけ、ってイメージ」
「未来予想線をスイングする」
というのは私の技術論、考え方ですね。
そして
その前提がアンダースピン
つまり、スライスボレーであるということです。
そして
話し方が、技術っぽい、理屈っぽい。
(素人でも再現できるように、玄人からいちゃもんをつけられないように)
出来事に対し
客観的なとらえ方をしようとしているのです。
![1508vswing](http://tblo.tennis365.net/matsubara-y/wp-content/uploads/sites/13181/2015/08/1508vswing-300x225.jpg)
それに対し
「ボレーは一旦面でつかまえて
その後抜く(ドロップ)か、押す(通常ボレー)かする。」
というのは
フラット気味のボレーが前提
そして言い方が、フィーリング的ですね。
![mac1512fv](http://tblo.tennis365.net/matsubara-y/wp-content/uploads/sites/13181/2015/12/mac1512fv.jpg)
物理的に考えれば
当たってからボールが離れるまでは
1000分の5秒くらいの世界
当たった後でどうするというのは考えようがないのですが
感覚という部分では
そうゆうこともありうるのです。
(実際には当たる前に動作は始まっているはずですが)
だから
その感覚を持てる天才肌の人には
それでいいんじゃないでしょうか。
ただ
我々凡人には
スライスのスウィングボレーの方が易しいような気がします。
そして
プロのボールを受けなくてはならない
プロ達もそうしているようです。
![takao1508tv](http://tblo.tennis365.net/matsubara-y/wp-content/uploads/sites/13181/2015/08/takao1508tv-200x300.jpg)
ところで
そんな人もフォアボレーはともかく
バックボレーではスウィングで打っていませんか?
スライスボレーだと
当然斜め上から切るわけで
スウィングですよね。
![djok1509bs](http://tblo.tennis365.net/matsubara-y/wp-content/uploads/sites/13181/2015/10/djok1509bs-300x224.jpg)
そして
その判りやすい理由で
上級者にバックボレーの苦手な人は少ない
逆に
フォアボレーはフラット気味に
当ててからどうにかしようとする人が多く
上級者でも、フォアボレーの苦手な人が多いのです。
![ATP Masters Series - Rome](http://tblo.tennis365.net/matsubara-y/wp-content/uploads/sites/13181/2015/08/bryans1508m-300x192.jpg)
それと
当ててからどうするでは
ダブルスでのパンチボレーなどは難しいでしょうね。 ![テニス](http://tblo.tennis365.net/matsubara-y/wp-content/plugins/ktai-style/pics/SA/tennis.gif)