84.7MHz

錦織フィーバーはすごいことになっているようだ。

明日の優勝後

うちのスクールにも

彼を目指して、ジュニアが押し寄せるかも

それとも彼にあこがれた女性たちの集団が ・・・

 

となるかどうかはわからないが

とりあえず、私のところにも、1波きた

84.7MHz FM横浜の収録

生放送だから、収録? ではないのかな。

明日朝、9時20分から、ブリーズという番組の取材が

東戸塚松原テニススクールである。

外回りをして、その時々、話題のコメントを入れる

藤田さんという方が来るのだ。

9時20分から10分間

話をして、彼にテニスを教え、たぶん打ち合いをして

荒い息で、お話し、かな。

その後10時から再び

レッスンの音をバックにおしゃべりの予定だ。

よっぽど暇な方はFM放送をチェックしてみてほしい。

 

その時間には、錦織の優勝が決まっているはず。

ぜひ優勝の興奮の中での番組になってほしい。

 

ところで、フィーバーは新聞でも

今朝の朝日新聞、朝刊

1面のトップに

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スポーツ欄で1面すべてがテニスというのは初めて見た

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そして社会面まで

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決勝進出でこう

優勝したら  ・・・

 

頑張れ、錦織圭 !!!  テニス

 

 

カテゴリー: イベント, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 20:10 | 2件のコメント

錦織の2ndサーブ

錦織の快進撃が続いている

彼のいいところが出れば勝てる可能性がある

と思ってはいたが。

ラオニッチ、ワウリンカ、そしてジョコビッチまで

相手だって

いいところが出せば、手の付けられないプレーヤーばかり。

そして、あと一人は、フェデラーをやっつけた、チリッチ

あとは、2日間の心の問題か?

それも、チャンが付いているから大丈夫。

さあ、一気、いっき、イッキ

チャンピオンへ、行っちゃえ!!!

 

さて

錦織のおかげでいつも以上に

テレビの中継をたくさん見た。

そこで感じたのが、セカンドサーブの重要さ。

 

1セットで悪くても、1ダウン以内

出来れば、ノーダウンで行かないとセットをとれない。

 

その中で感じたのが

セカンドを狙う、強烈リターン

そして、それを避けようとする強力セカンドサーブ。

 

今回それを強く感じたのが

錦織のセカンドサーブの進歩と

紙一重でダブリの多かった、ワウリンカの失敗。

 

結果は失敗だが

戦術としては一番勝つ確率の高い方法。

このレベルの世界では

セカンドをフォールトしても

強力リターンを食らっても

結果としては同じこと。

どっちの確率が高いか?

それだけのこと。

 

セカンドで攻めるつもりのない人は

参加資格のない世界なのだ。

錦織はそのレベルに達し

トップの仲間入りをしているということ。

 

さて、セカンドを安心して打ちぬけるための技術が

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打点を後ろ気味にとり

安定したラケット面を

ボールにたたきつける技術。

ラオニッチの薄いグリップで

後ろ打点で

薄い面を、たたきつける雰囲気を察してほしい。

ただ薄いだけのあたりではかすれるだけだが

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薄い面を必要なだけ前を向けて厚くする

それが回内の技術

それがさらにラケットを走らせて

さらに強力セカンドサーブにするのだ。

 

錦織はもう少し厚めのグリップだが

手首を内側に折って

擬似的、薄めグリップで構えるところも見て

最近の強力セカンドを感じてほしい。

 

もちろん、ライブでは応援を主に

後で、ゆっくりビデオということで、よろしく。

 

錦織、ガンバレー、がんばれ、頑張れ、イケー!!!  テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 19:52 | コメントは受け付けていません。

スクールのご利益

しばらく空きましたが

『レフティスタイル』 さんからいよいよ

たぶん? 最後の質問です。

以下がそのコメントの10個目部分です。

 

カラオケ   10つめの質問「テニススクールの効用等」これが今回最後の質問です。
先日、サークルの後輩Tと話をしました。後輩とは言っても私よりはかなり上級者。
やはり後輩Oの試合を見ながらの会話。

T:Oさん、スピードのあるラリーの時は、いい感じで打ってますが、感覚的に打ってますよね。やっぱり、きちっとスクール行って、球出しで練習をし ている人は分かります。足の運び、ちゃんと自分の打点、タイミングで打ってます。特にガシャる(ふかす)ことが少ないですよね。
私;そんなに違う?私は?
T:レフティさんもOさん寄りですが(遠慮がちに)Oさんよりはタッチが良いので・・・。
私:どうしたらいいかな?私の場合、スクールに行く暇とお金もないんだけど。
T:壁打ちでもいいと思います。ゆっくりしたペースで壁の同じ箇所にボールを当ててラリーを続ける。しないよりずっといいと思います。ただ、ボールの落下点が分からない事が難点ですが。

上記のことで、テニススクールの効用・壁打ちについて話せと言っても無理と言われるかもしれません。でも、少なからずショックもあり、このことは今後も質問をさせていだくと思いますが、取り敢えずですが、松原コーチにコメントをいただければと思います。

収拾がついてませんが、どうか、よろしくお願いします。

レフティスタイル より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

テニススクールの何がいいかというと

一応教えてくれること

欠点がある場合、指摘してくれる。

そのためのドリルをしてくれる。

チェックしてくれるコーチがいるので

とんでもないフォームにならなくて済む。

 

まともなスムーズなフォームの方が

うまそうに見える以外に

身体を痛めにくいというご利益もある。

 

将来的には

新しい武器を教えてくれる。

 

まあ現実には

石器時代の技術を教えてるスクールもあるので

スクールへ行ったがために

古臭いテニスになることもありますが ・・・

そして、身体を痛めることも ・・・

 

欠点としては

自己流の人に比べ

自分で考えなくなるかもしれない。

勝負より、打ち方やフォームにこだわり気味になる

かもしれない。

 

他の人から見て

スクールに通った人は

ある程度、まとまったフォームになっていくので

それと分かるのでしょうね。

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「スクールにもご利益はあると思いますよ。」

と、松原テニススクールの校長は言っています。

 

さて、壁打ちですが

壁打ちのうまさとテニスのうまさには

それなりの相関関係があって

特に初級者のうちは

壁打ちがうまくなれば

ラケットの振り方長さに慣れ

ボールあしらいやテニスのうまさにつながると思います。

 

中級者以上になっても

ウォームアップにはいいでしょう。

それと

特定の苦手ショットの克服練習にはいいと思います。

 

ただ漫然とやっていたり

ハードヒットばかりしていると

テニスコートで使うのと違う技術になってしまうかもしれません。

 

「あなたの壁打ちボール、ベースライン内に収まりますか?」  テニス

 

 

 

 

カテゴリー: 年寄りのひとりごと, 技術全般, 練習法 | 投稿者松原コーチ 15:09 | 2件のコメント

フォアは何を固定するのか

フォアハンドが得意な人は

腕をひねらないよう面を下向きに引き

手首を原則、固定して打つ。

 

フォアハンドがまあまあの人は

面を下向きには引けないまでも

手首だけは割合しっかりした人が多い。

 

フォアハンドが苦手な人は

手首をとっても不安定にしてしまう人が多い。

 

先に、手首を原則、固定すると言ったが

それは固定する意思を持つということ

固定する意思、感覚、でいれば

外力を受けて、いったん形が崩れても

また、再び元の形が戻ってくるのだ。

 

それはサーブの構えで

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こうしろといった話と同じ。

構えでこの形を作って、意識しておけば

途中で崩されても

インパクトで再びこの角度が戻ってくるのだ。

 

フォアハンドの構えで

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インパクトを想定した

安定した手首の形を作り、イメージしておく。

 

テイクバックでラケットヘッドが遅れ

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手首の形が少しくらい変わっても

 

インパクトでは

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予定通りの手首角度を作って

安定したフォアハンドを打つことができる。

 

この手首の動きは

生身の身体であれば

多少の違いはあれ

誰でも少しはあるもの。

特に、トップスピンの多い人はこれも多い。

 

松原さんはなるべくやらないようにしていると言ってはいるが

当然、しなる程度には使っていると思う。

 

大切なのは

絶対使わないことではなく

手首を固定して打つ感覚を持つことなのだ。

 

 

実は、本当に手首を動かして

フォアハンドを苦手にしている人

位置の調整を手首でやっていることが多い。

フォアハンドを安定させるためには

手首だけではなく腕全体で一調整する必要がある。

 

腕全体を動かす以上

必ず脇が閉まっているというわけにもいかない。

脇は基本的に開けるもの

たまたま、うんと打点が低いときに

脇が閉まってしまうというだけで

むしろ、しまった時の方が例外的なのだ。

 

安定したフォアハンドを打ちたいのなら

「手首は原則として固定する」 のだ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 15:25 | コメントは受け付けていません。

サーブの力方向

『テニス好き』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  いつも楽しくブログを拝見しております。少し前に「フォアハンドの力方向」の話題がありまし たが、あれをサーブに当てはめるとどうなるでしょうか?ラケットのエッジからボールに向かい、回内しながらインパクトした後、手の力を入れる方向はやはり 体の中心に向かうという感じでしょうか?あるいは、回内するので、(右ききなら)体の右下?に引っ張る感じでしょうか。写真と矢印で解説してもらえれば、 大変ありがたいです!

「力方向」の解説はテニス雑誌などでもなく、とても新鮮です。スライスやボレーについても、お伺いしてみたいです。

テニス好き より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

今日はサーブのお話です。

フォアハンドの力の入れ方では

グリップエンドから引っ張る話が多かったと思います。

そしてそれをどの方向に引っ張るのか?

 

サーブの場合は

引っ張るのは

ラケットヘッドが垂れて

しっかり下を向いた辺から、振り上げはじめるところくらい。

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他はほとんど

手首を固め

引っ張らずに、ねじ伏せるような方向です。

 

さて、サーブは内旋の力をメインに使います。

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内旋というのは腕相撲で相手をねじ伏せる方角なのです。

 

それはここで使います。

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そして回内

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生身だと腕は伸びて

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実は遠心力で腕は伸ばされてと考えた方が

力の話としては正しいと思います。

だから

インパクトでも腕は伸びきってしまわず

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腕を縮める方向に力を入れ。

上体に引き付けるようにフィニッシュするのです。

 

もう一つのポイントは肘の位置。

実は内旋を開始したあたりから

肘の位置はあまり動かない

上体を後ろに傾け

上体の回転で上腕とラケットを引っ張り上げた後は

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むしろ、内旋の反動で

上体の向きと

肘の位置を止めるように力を入れます。

 

そうでなければあのフィニッシュは作れないのです。  テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 20:00 | コメントは受け付けていません。

スクールでのハンデ戦

『与一』 さんからの斬新な質問です。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原コーチこんにちわ。
大変につまらないことなのですが質問させていただいてもよろしいでしょうか?

テニスのハンデ戦についてなのですが、ポイントでやるのか、ゲーム数でやるのか、どちらなのでしょうか?

よくスクールが主催している試合だと、ポイントでハンデをつけている場合が多い気がするのですが、
私の素人的な勝手な考えとして、ポイントでやった場合は15ハンデ、30ハンデ、40ハンデの3段階の調整しか利かないのに対し、
ゲーム数でやれば1~5ゲームハンデの5段階の調整が可能なので、
状況によってはこちらのほうが便利じゃないか?と思うのです。

ここら辺のマナー?ルール?的なことって、どんな感じなのでしょうか??

与一 より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

マナーとかルールの問題ではないですね。

sate,

ハンデを付ける場合

ポイントの方が厳しいですね。

ゲームだと実力に差が大きくある場合は

何のハンディーにもならないからです。

力の差が歴然とあるなら、気を抜かずに

6-0で勝つつもりでやればいいだけ。

 

テニスのスコアリングは

4点取らなければ1ゲーム取れないところに特徴があります。

ですから

少しレベルが違うとすぐ6-0になっちゃうのです。

 

もし40ハンディーだと

1本ミスしただけで1ゲーム取られちゃう。

相当厳しいですね。

 

ですから

ハンデをつける場合

まずはポイントです。

スクールの上級と中級が当たったら、15ハンディー

初級と上級が当たったら30ハンディー

ダブルスで1人だけのレベルが違う場合は

例えば中級ペアー対中級上級の混合ペアーだと

上位ペアーのサーブゲームのみ15ハンディーにするとか。

 

そしてさらに味付けをしたいときに

ゲームハンディーを登場させるのです。

 

スクール初級ペアーとスクール上級ペアーが

各ゲーム30ハンディー

そして3ゲームくらい

0-3開始のハンディーをつけると

かなりの確率で上級が負けます。

何せ、いきなりダブると0-40なのですから。

 

スクールの場合は

上級といえどもけっこうエラーするのでこんなものですが

試合に出てコンスタントに勝っているような

本当の上級者だとあまりエラーをしません

だから、0-30のハンディーくらいでは困らないでしょうね。

でもさすがに、40ハンディーを採用すると

変な緊迫感ばかりで面白くないイベントになっちゃいます。

 

もう一つ考えられるのは

上位者のサーブを1本にすること。

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ここまで含めて考えると

かなり現実味のある

両者が面白い戦いができると思います。

 

参加者みんなが納得して楽しめるイベントにするには

下のレベルの人も、やりようや運によって

時々は、上のレベルの人に

勝てるくらいのハンディーを設定する必要があります。

それ以上のハンディだと

面白くないイベントになる可能性が強いと思います。  テニス

 

 

 

カテゴリー: イベント, 試合 | 投稿者松原コーチ 17:23 | コメントは受け付けていません。

ショートラリーのやり方

『butchcoon』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの詳細です。

 

カラオケ  たびたび先生すみません、もうひとつ質問なのですがわたしのサークルでも(おそらくほかの皆 様のサークルなどでもでしょうが)練習開始時は最初ショートラリー(ミニテニスともいうのでしょうか)から始まります。ある程度の時間行なった後通常の距 離のラリー、およびボレー練習といった流れです。ショートラリーのときの打ち方とロングのときの打ち方にあまり差異が無いようにというようなことを指導さ れたりとかするのですが実際はやはり違う感覚で打ってしまいます。実際のゲームのなかでショートでの練習のような局面になることがあまり無いように感じる ことと、プロの練習風景にショートを取り入れているような動画などがまったく無いということもないですがかなり少ないことから、つねづね疑問に思っている ところです。先生はショートラリーの必要性、またはショートラリーを行なうにしてもどのような意識で取り組めばよいというお考えでしょうか?ご指導のほう よろしくお願いいたします。

butchcoon より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

まず、プロの話ですが

練習を始めるときはたいていショートラリーからです。

薄いグリップで軽く打ち

だんだん離れながら

厚めのストロークのグリップになったりします。

その辺は日本の選手の方が

最初からまじめにストロークのグリップだったりしていますね。

 

身体が温まっていない状態では

当然、軽い強度から始めるべきで

ショートテニスは必然だと思います。

ベースラインからのフルスウィングで

始めるわけはないのです。

 

動画サイトにないのは

ショートラリーを見ても面白くないからでは?

 

逆に、軽く打っている公開練習の動画を見て

フォームをうんぬんする人もいますが

試合とは状況が違い、スピードも遅く

見ても、あまり役には立たないかもしれませんね。

 

コーチの指導で

「ショートと普通のラリーで打ち方にあまり差異がないように」

という部分

ここですね、問題点は。

 

同じ打ち方だったら

同じように飛ぶわけで

本来、違わなければいけないはず。

どっかを変えているはずで

どっかがどこか?

そのどっかを間違わなければいいのです。

 

私はそのどっか

スウィング方向やフィニッシュの位置だと思います。

ここはフォアハンドの例ですが

短く打つのだから

アウトサイドインで

左下に引っ張り込み

1408gcnisikori

低いフィニッシュを取る。

1408nisikori finis

まあ、ゆるく打つ場合

途中失速して打球は短くなりますから

その分は変えなくてもいいのですが。

 

しかし実際の現場で見かけるのは

ショートで短くするために

面をかぶせること。

 

私が耳にタコができるほど言っている

「面をかぶせない打ち方」

これを崩しているのです。

 

なのに、何で大丈夫?

1本目じゃない

何本も、同じことをえんえんと繰り返すからです。

 

その後、ベースラインからラリーして

さらに後

試合の時にチャンスボールが来て気が付く。

「今日は、たまたま、かぶせ具合がうまくいかなかった」

そして明日も ・・・

 

(試合中にショートと同じ状況はここで出てくるのです)

 

ショートラリーで早いテンポで打ち合うと

テイクバックが大変

ラケット面を後ろに向けたりする暇がない場合が多いのです。

monfi1408

だから脇を締め

面を上に向けて外旋して引く方が早い

振り出す時に内旋してかぶせる。

自然にそうなっていきます。

 

だから、ショートラリーはやるべきだが

長くはやらないこと

ゆっくりやって、少し温まったら

どんどん下がる。

 

人間は最適化がうまい

特に男の子はそう。

だからショートラリーを長くやると

ショートラリーの練習をうまくこなす最適化に進みます。

それがさっきの引き方なのです。

 

ほかにもこんなこと、たくさんあるかもしれません。

練習をうまくこなすためのやり方ではなく

テニスが勝てるようになるための

練習でなくてはいけませんよね。

 

コーチとしても心しなくては。  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 練習法 | 投稿者松原コーチ 20:52 | 1件のコメント

次の次のエース

先日、松原テニスクラブ印西のクラブハウス内に

夏休みの成果があった。

ジュニアの大会で入賞したトロフィーなどが

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小学校低学年対象の男子トーナメント

優勝と準優勝の2つが並んでいる。

前から頑張っているのは知っていた。

それが最近、結果につながりだし

成果が出始めたのだ。

おめでとう

頑張ったね。

 

そして隣には

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初心者対象のレッドボール大会

いつもニコニコ、楽しそうに練習している

まだリトル初級だが集中力のある女の子。

男女なしの無差別級でなんと優勝。

よかったね

おめでとう。

 

関東ジュニアや全日本ジュニアなど

上のレベルで活躍してくれればもちろんうれしいのだが

誰でも最初の一歩がある

その1歩から、次々に、大きく育っていくのだ。 テニス

 

 

カテゴリー: 日記 | 投稿者松原コーチ 16:42 | コメントは受け付けていません。

続 サーブの曲げ方

前回は、サーブの曲げかたについて

回転を多くするための面使いについてお話しした。

 

実はもう一つの要素がある。

それは構え方

身体の開き具合ともいう。

スライスサーブの場合

右利きだと、極限まで左に打った時が

回転量が多くなり、曲がり具合が大きくなる。

 

サーブの左右への打ち分けについて考えてみる。

ジュースコートの場合

ジュースコートサーブ

黄色の線が左右に打ち分けられる幅

同じようなトスで、コースをばれにくくしても

必要な幅よりもより広く打ち分けることができるのだ。

 

そして、その左端が相手コートのワイド

できれば、サイドライン上に乗る位置に来れば

一番、曲がって、有効なサーブになる。

 

逆に

ジュースコートスピンサーバー

相手バック側、センターに打ち込むサーブが右の限界だと

スピン気味のバック狙いサーブは

しっかりキックして、有効なサーブになるが

フォア側、ワイドのサーブは

極限までのサイドスピンがかけにくいので

曲りが弱くなる。

 

つまり

スライスサーブをより有効にしたければ

しっかりクローズドに構え

トスもしっかり横から上げろということ。

 

ついでにアドコートの話をすると

アドコートスピンサーバー

スピンサーバーならこんな風

右はじ、回内を聞かせたワイドサーブが

はじっこに行くようにオープン気味に構える。

そうすれば、キックもしやすい。

センタを狙うときは

スライスサーブとしては

曲がり方を少しだけ妥協するのだ。

 

3枚目の図はたいていの選手がこんな感じ

ジュースコートの方は

スライスが命なのか

コンスタントにバックへ

スピンサーブを打ち込みたいのかによって

上2枚の図の選択が分かれる。

 

ちなみに右利きスピンサーバーの松原さんは

「コンスタントにバック」派

左利きは右利きと比べ、スライスの曲りが大きいと得なので

「ワイド有効のスライス」 が多数派

1408doisr

土居美咲さんなんかがそうだ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 15:27 | コメントは受け付けていません。

スライスサーブの曲げかた

『オレンジ』 さんからサーブの質問です。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原コーチこんにちは。スライスサーブについて質問があります。

時間がある時にでも解答していただけると嬉しいです。

プロのようなスライスサーブが打ちたいです。

センターに入ってから反対サイドに逃げていくようなやつです。

ボールの横や斜め上をたたいていくといいコースに入ってもそれほど切れていきません。

ボールの斜め下を切るように打つカットサーブだとかなり変化して切れていくのですが、
スピードがなくなり、相手にもフォームでバレてしまいます。

単純にスイングスピードが足りないのでしょうか?ちなみに先日ヨネックスのラケットで
速度を計れる機械がありフラットで160~170キロぐらいでした。

あといつも練習してるのはオムニコートで、それも関係ありますよね?

何かアドバイス宜しくおねがいします。

 

オレンジ より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

簡単にいうと

どれだけ曲がるのかというのは

どれだけスピンがかかるのか、ということ。

 

そして、それは

インパクトで、ボールに対し

どれだけ薄くあてられるのか

ということにかかってきます。

 

だからグリップを薄く持つのが原則

raf1302sr1

ナダルはバックハンドイースタンに近いと思います。

それとも

手首をまげて、面を内向きに

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擬似的に薄いグリップにするのです。

構えたところからこの形を作っておくと

インパクトでも、この手首の角度が残ります。

 

その面の向きを使って、ボールの横に薄くあて

スウィングの勢い、スウィングスピードを

回転をかけるために使うのです。

 

だから男子プロの場合

回内して、面を起こし

フラット気味に相手バックを狙うサーブは、200km/hオーバーでも

あまり回内を使わずに面を薄いまま当てて

(これがスライスで、フォアのコーナーに持っていくコツ)

フォア側に打つ回転サーブは、170km/hくらいになるのです。

 

もちろん

フラットサーブの方が回内した分が多くなるので

少しだけスウィングスピードも速くなりますが

スライスサーブもフルスウィングは同じなのです。

 

コートサーフェスでも

曲がり方は少しずつ違いますが

それはどうしようもありませんね。 テニス

 

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 17:13 | 1件のコメント