セリーナ時代終焉か?&ハースの思い

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全仏オープン2016の女子シングルス決勝戦でガルビニェ・ムグルサの前に敗退したセリーナ・ウィリアムズ。その後のセレモニーでは、フランス語でコメントしてたけど、どんどん涙声になってましたね。

敗戦の悔しさからと言うか、その負け方に力の差を感じさせられてしまったのかと思えるような涙だったように感じてしまいました。

その決勝戦を観戦していたビリー=ジーン・キング夫人も、これがセリーナ時代の終焉の始まりかも知れないって思いを述べていたの。

そして22歳でグランドスラム初優勝を飾ったムグルサについては「これは時代の交代かも知れません。ガルビニェはとてもパワフルです。バックハンドは驚異的で、クロスへもダウン・ザ・ラインへも同じように打てるのです。その事が彼女をより恐ろしい存在にしています。」と、強さを分析してました。

「22歳と言う年齢は、最初のグランドスラム優勝を飾るには完璧な年齢です。マルチナ・ナブラチロワも私自身も22歳の時にウィンブルドンでグランドスラムで初優勝を飾りました。技術的にも精神的にも向上させる時間が十分にあります。去年ウィンブルドンの決勝を戦っていた事が今回の優勝には大きく役立っていたはずです。1つ確かな事は、今回の彼女の優勝は同世代の選手へ気持ちの変化を与えたに違いありません。」

こうして、選手達はお互いを刺激し合っているのも事実だし、キング夫人もきっとこれから次世代の選手が台頭して来るって感じているのかも知れないわね。

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現在38歳のトミー・ハースだけど、まだ引退はしていないの。2002年5月に世界ランキングで自己最高位の2位を記録したけど、この数年間は怪我に泣かされ続けて、復帰してはまた手術を繰り返しているの。

2011年5月にはランキングが全くなくなるほどだったけど、その後復帰を果たすと、2012年は190位でスタートしたランキングを20位まで戻すと、そのシーズンのカムバック・プレーヤー賞を受賞したの。2013年には11位にまで戻すも、2014年はそれまで何度も手術を受けていた右肩をまたしても手術。

去年は、現在ドイツはシュトゥットガルトで行われている大会で復帰。その後もツアーを続けたけど、シングルスではなかなか勝ち星に恵まれなかったの。そうこうしているうちに、また右肩を痛めてしまったの。

今年に入ってからは右足に手術を受けたんだけど、実にそれは彼の9回目の手術だったんだって!

13歳からアメリカに拠点を置いているハースは、1999年にアメリカ国籍も取得して、ドイツとアメリカの二重国籍を持っているらしいわ。

そんなハース、3月にアメリカはインディアンウェルズで行われる準グランドスラムのBNPパリバ・オープンのダイレクターに就任したの。

今週行われているシュトゥットガルトのリコー・オープンを観戦に訪れているハースは、金曜日に会場で行われた会見で「テニスの世界で何かアクティブな活動をし続けたいと願っていたところにその話を頂いたため、これは最高のチャンスだと思ったのです。本当に特別な事となりました。」と、就任に至った気持ちを語ってました。

そして未だに現役復帰への強い思いがあることを明かしてました。

「十分なテニスは出来るようになっていますが、体を万全にする必要があります。2017年に、少なくとも数試合に出場出来るような体作りをしています。特に来年はドイツを中心にプレーしたいと思っています。それは私の夢でした。それもやってみなければ、体がどこまで許してくれるかは分かりません。」

ハースは昨年の10月から公式戦のコートに立っていなくて、シングルスのランキングは464位にまで下がっているけど、もし復帰するのならば、怪我などでツアー離脱した選手に適応されるプロテクト・ランキングを使う事が可能なの。

今回のハースの発言を見ると、来シーズンは引退への花道としてコートに立つような気持ちでいるように伺えるわね。


カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 18:56 | コメントをどうぞ
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