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敗れたフェデラー、会見でのコメント

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大会史上最多優勝の8回を誇るロジャー・フェデラーが、そのゲリー・ウェバー・オープンの準決勝で、19歳のアレキサンダー・ズベレフの前にフルセットで敗れて、今季初優勝を逃しちゃいました。

この大会、ずっとフェデラーの試合を見ていたけど、何となくミスが多いような印象を持っていたのよね。そしてかつてのように、少ないチャンスをしっかり物に出来なかったり・・・。

それでも相性の良いこの大会を1セットも落とさず勝ち上がっていたから、地元の声援を受けるズベレフにもしっかり勝ってくれるかと思っていたけど、成長著しいズベレフの前に得意の芝のコートで敗戦を喫してしまいました。

怪我に泣かされた今シーズンのフェデラー。腰の怪我で全仏オープンも欠場を強いられた事を考えると、先週から始めた芝の2大会でのプレーを前向きにとらえてもいるみたい。

「3~4週間前に感じていた気持ちを考えると、明らかに良い事だと感じている。こうして敗戦後に話をするのはいつも辛い事だが、負けた後でも全てがどれほど素晴らしかったかを再認識している。確実に言えることは、どんどん良くなっていると言う事。」

「唯一欠いている物は、ベースラインからもっと安定したプレーをしなければならない事。きっとそれはフットワークともう少しの実戦が必要なんだと思う。サーブの調子はかなり戻って来ていると感じているし、今日の試合を通してもリターンも大分良くなっている。フットワークが良くなり、もう少しベースラインからのプレーが向上すれば、リターンの大切なポイントでも良いプレーが出来ると思うし、自分のサービスゲームでも、よりトラブルが減ると思っている。」

「でも自分は大丈夫だし、プレーにも今の気持ちにも満足している。今はウィンブルドンまでに準備するには十分な時間もある。」

そしてズベレフの事も称賛してました。

「彼は本当に良いプレーをしていたけど、ただ彼に取って上手く行ったポイントも多かったし、自分もチャンスを生かせない事が多かった。ボールがラインに乗ってタイミングを逃したりしたけど、それでもそこからショットを打たなければならないし、彼を心地悪い気持ちにさせなければならなかった。でもそれが出来なかった。だから最終的に彼の方が勝っていたんだ。ベースラインからのラリー戦では彼は上手く対処していたし、明らかに良いサーブを打ち良いリターンもしていた。だから彼は良い選手になるはずだと信じている。」

そしてウィンブルドンでの決勝進出の可能性について聞かれたフェデラーは「決勝戦はまだ3週間後。まだまだかなりの時間がある。1週目に優勝など出来ない。大会序盤でどう感じるかを見る必要がある。ウィンブルドンに限らずどんなグランドスラムでも、早いラウンドでの怖さを知っている。」と慎重に語っていたの。

「先週と今週の敗戦から、ウィンブルドンまでに練習しなければならない事は明確。今からウィンブルドンが始まる前まで正しい判断をする必要があるし、ウィンブルドンが始まったら、自分がしたいと思うプレーをするだけ。前向きに、しかも攻撃的な気持ちをしっかり持って、自分なりのテニスでポイントを取って、もっともっと安定したプレーをして、対戦相手にプレッシャーをかけ続けなければならない。」

「だから今は、ウィンブルドンについて語るのは難しい。今はまず休養が必要で、その後練習のためにコートへ戻らなければならない。そして大会前の土曜日にウィンブルドンで行われる記者会見で、より詳しく話が出来るだろうと感じている。」

先週、今週とかなり試合をしているフェデラーは、まずは疲労を取ってから練習を再開して、敗戦から見付けた課題をウィンブルドンまでに克服しなければ、ウィンブルドンでの好成績もないのわね。

フェデラーはウィンブルドンまでにはしっかり調整してくれるはずね!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 19:01 | コメントをどうぞ
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