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男子ツアー最後の公式戦であるフランスはパリでのマスターズ1000大会は、ジャック・ソックの優勝で幕を閉じましたね。
ソックは去年はタイトル獲得がなかったんだけど、今季は開幕戦のオークランドで優勝、そして2月のデルレイビーチでも優勝して、3月のインディアンウェルズでベスト4、マイアミでもベスト8と幸先の良いスタートを切ったの。
でも、全仏オープンでは1回戦で、続くウィンブルドンも2回戦敗退。その後出場したマスターズ大会も、今回のパリまでの3大会は1勝3敗。しかも地元のUSオープンも初戦敗退だったのよね。
中盤から失速気味だったソックだけど、パリでは快進撃を見せて自身初となるマスターズ大会での優勝に加えて、トップ10デビューも飾り(今日発表の最新の世界ランクでは9位)、念願だったツアー最終戦初出場の切符も手にしたの!
そんな初めてばかりのソックと決勝戦で対戦したのがフィリップ・クライノビッチ、25歳。
彼はジュニアの頃から期待されてプロデビュー。そして18歳2ヶ月でいきなりATPツアーでベスト4入りを果たしたの。でも翌年の2011年に右肩を負傷して7月に手術。約2年間のツアー離脱を余儀なくされちゃったの。
2014年には初めてトップ100入りするも、その後に手首に骨の破片が見付かりまた手術を強いられてしまったの。
プロデビューしてから怪我に泣かされる事が多かったクライノビッチ。期待されてサポートしてくれたスポンサーからも一時期見放されてしまったんだって。
そんな苦労人のクライノビッチは、今年の5月は294位までランキングを下げていて、トップ100への返り咲きが目標だったのに、先週のマスターズ大会で予選を勝ち上がり準優勝を飾ると、ランキングは77位から一気に33位へとジャンプアップして、本人も夢を見ているようだって語っていたの。
そんな彼、実は同胞のノヴァーク・ジョコビッチがずっとそばにいてくれて、サポートしてくれていたんだって。ジョコビッチはきっとクライノビッチの才能をしっかり見抜いていたのね。
そしてそんなジョコビッチの助けに答える活躍を見せたクライノビッチ。本当の力が試されるのは2018年ね。更なる躍進を遂げられるかしらね。