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現在ドイツはハンブルグで行われているATP500大会のハンブルグ・ヨーロピアン・オープンで、昨日行われた準々決勝で現在世界ランク78位のアンドレイ・ルブレフが、キャリア・ベストとなる勝利を飾ったの。
それは世界ランク4位で第1シードで出場しているドミニク・ティエムを2度のタイブレークを制して下し、今季初のATPツアーでのベスト4進出を果たしたの。
実はその前日にルブレフは、去年患った怪我と精神的な苦悩を自身の公式インスタグラムで綴って公にしていたの。
ルブレフは去年の2月に自己最高位となる世界ランク31位を記録。でもその直後となる4月には腰の骨の疲労骨折が見付かり、約3ヶ月のツアー離脱を余儀なくされてしまったの。
現在21歳のルブレフは、若干二十歳で怪我に見舞われてしまって、最初の2ヶ月は大好きなテニスが全くできず、試合で戦うことも大好きだった彼からその機会が奪われてしまったの。
「自分は戦うために生まれて来たのに、それができない。そこから精神的な落ち込みが始まってしまった。」って、当時のことを振り返ってました。
復帰してもなかなかそれまでのプレーが取り戻せなかったルブレフは、今年の2月にはランキングも115位まで落としてしまったの。
「はっきりと覚えている。自分をハッピーな気持ちにさせてくれるものは何もなかった。これまでのテニス人生であの時は最も辛かったものの1つだった。」と、その辛かった思い出を綴っていたの。
この勝ち上がりでルブレフは、世界ランクも62位前後へとジャンプ。ゆっくりながらも着実にランキングを戻し始めたルブレフ。
今夜行われる準決勝では、世界ランク59位のパブロ・カレーニョ=ブスタと対戦します。
もしルブレフがこの大会で優勝したら、世界ランクも40位くらいまで上昇させるわ。まずはカレーニョ=ブスタとの準決勝。1つ1つの試合をしっかり戦って、大好きな試合を楽しんで欲しいわね。