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来年の全豪オープンの開催が2月にずれ込むことが決まったようだけど、オーストラリアの新型コロナウィルスへの対応のために、その予選が本来のように全豪オープン本戦開催直前に全豪オープン会場では行えないことも明らかに。
それを受けて全豪オープンを主催するオーストラリア・テニス協会のテニス・オーストラリアは、来年1月9日から13日にかけてアラブ首長国連邦のドバイで男女シングルスの予選を行うことで調整できたようなの。
幾つかのメディアが伝えていて、ほぼ間違いない情報のようね。
1月13日までに予選を終わらせて本戦への出場権を獲得した選手と、ランキングから本戦入りする選手は15日から17日の間にメルボルン入りして、全豪オープン開幕前まで14日間の隔離措置を取ることになるわ。
メルボルン入りする前に選手はもちろん、新型コロナウィルスの陰性である証明を取る必要があって、メルボルン入りしてからも複数回の検査を受けることが義務付けられるわね。
そんな厳しい条件を設けた2021年の全豪オープンだけど、ラファエル・ナダルは出場する意向であることをナダルのマネージャーがメディアに語ったの。
そんな中、来シーズンでの復帰を目指しているロジャー・フェデラーは全豪オープン出場に黄信号が点滅していることを明かしたの。
それは、スイスでこの70年間で最も活躍したスイス男子アスリートに選出されて、その表彰式に姿を表したフェデラーがインタビューに答えて語ったもの。
今年、2度右膝に内視鏡手術を行ったフェデラー。2度目のものはちょっと大きなものだったようで、そこから当初の予定では10月には100%の状態に戻って、そこから来シーズンへ向けての練習とトレーニングをするつもりだったんだって。
それが10月でもまだ状態は100%に戻ってはおらず、当初の予定通りには進んでいないとのこと。
ただ、フェデラーの2021年の目標は、夏のウィンブルドン、東京オリンピック、その後のUSオープンだそうなの。だから、復帰が今後の2ヶ月後になろうと半年後になろうとフェデラーに取ってはそれほど差はないみたい。
だから今は焦らず復帰を目指すと今の心境を語っていたの。
今夜か明日には2021年序盤のツアー・スケジュールが明らかになるはず。選手はやっと来年のスケジュール調整ができるわね。
フェデラーはゆっくり、自身が納得行くまで復帰の準備を続けて、またあの力強くエレガントなテニスを見せて欲しいわ。