月別アーカイブ: 2022年4月


ナダルの偉業

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今週発表の男子世界ランクで、4位を記録したことで17年連続でATPランキングのトップ10を維持したラファエル・ナダル。

4月29日もメモリアルな日なの。

20年前の今日、2002年4月29日、ナダルは地元スペインはマヨルカのATP大会にワイルドカードで出場すると、初戦突破。わずか15歳10ヶ月でATPツアーでの勝利を飾ったの。

1回戦で対戦したのは、当時世界ランク81位のラモン・デルガド、25歳。

デルガドは、クレーコートを得意としていて、1998年の全仏オープンでは、2回戦で当時世界ランク1位のピート・サンプラスを下すなど、グランドスラムで唯一となる2週目に残るベスト16入りを果たしていた選手。

ナダルはその後、2回戦でオリビエ・ロクスにストレートで敗れて大会を去ったけど、その後のシーズンはツアー下部大会のフューチャーズ大会やチャレンジャー大会に出場して、約11ヶ月間で60勝10敗を記録して、翌年4月のモンテカルロでのマスターズ大会には世界ランク109位で予選に出場。

予選を勝ち上がって3回戦進出を果たして、大会後の世界ランクでトップ100入りを果たしたの。その後に更なる活躍を見せたのは、もうご存知のこと。

16歳になるまでにATPツアーで勝利を飾ったのは、ナダルが史上9人目で、その後ライアン・ハリソンが達成して10人目で、それ以降はその偉業を達成した選手は今のところ出てきてはいないわ。

ナダルは、こんなに長い間世界のトップレベルでプレーを続けているけど、彼のトップ10連続記録はまだまだ続きそうね。

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クレーコートへ前向きな大坂選手

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男子は今週の日曜日から、女子は日本時間の今夜からスタートするムチュア・マドリッド・オープン。

大坂なおみ選手は、4月2日に行われたマイアミ・オープンの決勝戦以来となる公式戦に出場するわね。1回戦は、先週トルコはイスタンブールのWTA250大会で優勝を飾ったアナスタシア・ポタポバと対戦。

既にクレーコート大会で優勝を飾っているポタポバと1回戦からの対戦と、クレーコートを苦手とする大坂選手としては、ちょっと厳しい相手になってしまったわね。

去年は色々なプレッシャーから、全仏オープンで敗戦後の記者会見を受けないと公言。その事が数々の物議をかもし出して、2回戦を前に大会から棄権する結果となってしまった、苦い思い出のクレーコート・シーズンだったわ。

そんな彼女も、大人になったのか、または冷静に状況を把握できるようになったのか、現在は自身のクレーへの未熟さを認識して、向上心を持ってこのシーズンに臨むようね。

「去年と比べて自分のミスを受け入れるようにも努めているから、自分自身にそれほど厳しくはしていない。クレーではより一層動かなくてはならないと言うことが分かったから、もしミスをしても、もしボールに十分な早さで追い付けなくても、怒らないでって自分自身に伝えるようにしている。まだ生徒だから、学び続けなければならない。」

「正直、本当にクレーコートが得意な良い選手を見たいと思っている。なぜなら、自分は近くで見学すると、とても早く学べるタイプの人間だから。そんな良いプロの選手達をみないのはちょっともったいない。アルカラスとか見たいと思った。みんなの練習を見るのは素晴らしいはず。」

「一大会一大会、じっくりやって行きたい。もちろん、試合に勝つことや全仏オープンへ向けて勢いをつけるために、ベスト4とかにここかローマで入りたい。願わくば優勝したい。でも、まずは小さい目標を定めるつもり。」

去年と比べると、かなり冷静で大人な発言って感じね。そんな心持ちなら、自身の敗戦もしっかり受け入れられるはず。初戦ではどんなテニスを見せてくれるかしらね。

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、アメリカの60,000ドルのサーキット大会では、第7シードの日比野奈緒選手が2回戦敗退でした。奈良くるみ選手がベスト8でした。ダブルスでは、ハンガリー人選手と組んで第2シードの日比野選手がベスト4でした。

スイスの60,000ドル大会では、内藤祐希選手がベスト8でした。

チュニジアの25,000ドル大会では、予選を勝ち上がった細木咲良選手、瀬間詠里花選手、輿石亜佑美選手が1回戦敗退でした。ダブルスでは、細木&坂詰ペアー、中国人と組んだ瀬間選手がベスト4でした。

イギリスの25,000ドル大会では、予選を勝ち上がった光崎楓奈選手が1回戦敗退でした。

トルコの15,000ドル大会では、澤柳璃子選手、主催者推薦の園部八奏選手、堀川いち乃選手が1回戦敗退でした。西郷里奈選手がベスト8、第4シードの松田美咲選手がベスト4でした。ダブルスでは、第3シードの松田&澤柳ペアーが第2シードの西郷姉妹を下して優勝しました。

男子では、メキシコの53,120ドルのチャレンジャー大会では、杉田祐一選手が1回戦で、予選を勝ち上がった望月慎太郎選手が2回戦敗退でした。

アメリカの53,120ドル大会では、綿貫陽介選手がベスト8でした。

イギリスの25,000ドルのフューチャーズ大会では、第1シードの守屋宏紀選手がベスト8でした。

トルコの15,000ドル大会では、
主催者推薦の坂本怜選手が1回戦敗退でした。第5シードの望月勇希選手がベスト8でした。

タイの15,000ドル大会では、田島尚樹選手、越智真選手が1回戦で、仁木拓人選手、予選を勝ち上がった羽澤慎治選手が2回戦敗退でした。田沼諒太選手がベスト8、第6シードの清水悠太選手がベスト4でした。

チュニジアの15,000ドル大会では、高橋悠介選手が1回戦敗退でした。ダブルスでは、高橋選手がベスト4でした。

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男女ツアーともに世代交代の流れ

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先週、スペインはバルセロナで行われたATP500大会では、スペインの若きカルロス・アルカラスが優勝を飾って、今日発表の最新のATPランキングで初のトップ10入りを果たしたわ。

何かと同胞の大先輩であるラファエル・ナダルと比べられてしまうアルカラスだけど、それも仕方ない。

こんな共通点が。

2005年4月24日、バルセロナ大会で同じスペインのファン=カルロス・フェレーロを下して18歳で優勝したナダル。

2022年4月24日、バルセロナ大会で同じスペインのパブロ・カレーニョ=ブスタを下して18歳で優勝したアルカラス。

そしてその翌日の4月25日に、両者は18歳で初のトップ10入りを決めたの。

そしてアルカラスの凄いところは、これがキャリア4度目のATPツアー優勝なんだけど、これまでのATPツアーの決勝戦では、4勝0敗と全て勝っているの。更に凄いことは、その全てがストレート勝利!

これは、ビッグ3も成し得ていない快挙。ナダルもノヴァーク・ジョコビッチも最初の4回の決勝戦では3勝1敗で、ロジャー・フェデラーは1勝3敗。

現時点の男子トップ10選手でも、そんな偉業を成し遂げた選手は一人もいないの。

ナダル二世と言われているけど、もしかしたらナダルを越える活躍を見せてくれるかも知れないわね!

そして女子はと言うと、先週ドイツのシュトゥットガルトで行われたWTA500大会を制した二十歳のイガ・シュフィオンテクは、これが4大会連続優勝と独走態勢状態の23連勝中。

しかも、3月のインディアンウェルズの4回戦で第1セットを奪われてから、先週の準決勝でリウドミラ・サムソノバに第1セットを奪われるまで28セット連取していたほどの強さを見せているの。

ここまでの4大会での優勝は、最初の3大会がハードコートで、今回がクレーコート。

以前のブログにも書いたけど、インディアンウェルズとマイアミのいずれも優勝する『サンシャイン・ダブル』を、女子史上4人目の達成を果たしたシュフィオンテクだったけど、2020年に全仏オープンを制しているシュフィオンテクは、今季最初のクレーコート大会でもその強さを見せつけたわね。

18歳のアルカラス、二十歳のシュフィオンテク。男女ツアーともに世代交代が色濃くなって来たわね!

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ラオニッチ、ガールフレンドと結婚

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2016年11月に、自己最高位の男子世界ランク3位を記録した、ミロス・ラオニッチが結婚したんだって。

お相手は長年お付き合いをしていたカミーユ・リンゴワールさんで、イタリアで挙式をあげたそうよ。

2016年のウィンブルドンで準優勝を飾ったラオニッチは、リンゴワールさんとは2019年から交際を始めて、約3年の交際期間の末にゴールインしたわ。

リンゴワールさんはベルギー出身のモデルで、数々のファッション雑誌の表紙を飾って来たトップモデル。

ラオニッチはここ数年は怪我に泣かされて、思うような成績を収めることができていないの。

去年はシーズン開幕からツアーに参戦したものの、3月のマイアミ大会の4回戦敗退後から怪我でツアー離脱。7月に復帰を果たすも初戦敗退を喫し、自身の体が望むレベルにまで戻っていないことを感じ、それ以降は練習とトレーニングにあてる決断を下してシーズンを終えたの。

今年の全豪オープンでの復帰を目指していたものの、去年の12月に全豪オープンの欠場を表明。アキレス腱の怪我が理由で、まだ公式戦の舞台には帰って来ていないの。

プライベートも充実して、きっとまた元気なプレーを見せてくれる日も遠くないはず。お幸せに!

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大坂&プイグがWCで出場、マレーはなぜ???

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再来週にスペインはマドリッドで行われる男女共同開催のムチュア・マドリッド・オープンへ、大坂なおみ選手、モニカ・プイグ、アンディ・マレーらが主催者推薦を受けて出場することになったようね。

大坂選手は現在世界ランク35位だけど、これは先月のマイアミ・オープンの準優勝の結果を受けてのこと。マドリッド大会のエントリーは、それ以前だったために、予選からのエントリーの予定だったことから、今回の主催者推薦での出場となったわけ。

2016年のリオ・オリンピック金メダリストのプイグは、2020年の秋に開催された全仏オープンが公式戦の舞台に立った最後で、それ以降は肩の怪我のために何度かの手術を必要として、その後の治療とリハビリを経てやっと復帰を果たすわ。

34歳のマレーだけど、今回のエントリーはどう言う気持ちの変化なのかって思われているの。

それは、以前マレー自身がその後の芝のシーズンを見据えて、今年のクレーコート・シーズンはスキップして練習とトレーニングに当てる予定だって語っていたからなの。

気持ちが変わったのか、チームとの話し合いで変更したのかは定かじゃないけど、ファンとしては嬉しいニュースかもね。

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、アメリカの100,000ドルのサーキット大会では、日比野奈緒選手が1回戦で、奈良くるみ選手が2回戦敗退でした。

タイの25,000ドル大会では、第3シードの村松千裕選手、第7シードの華谷和生選手、加治遥選手、桑田寛子選手、荒川晴菜選手、予選を勝ち上がった秋田史帆選手、牛島里咲選手が1回戦で、小堀桃子選手が2回戦敗退でした。第4シードの岡村恭香選手がベスト8、瀬間詠里花選手がベスト4でした。ダブルスでは、荒川姉妹がベスト4、タイ人と組んで第4シードの小堀選手が準優勝でした。

イギリスの25,000ドル大会では、川村茉那選手が1回戦敗退でした。ダブルスでは、川村&ひかり崎ペアーがベスト4でした。

トルコの15,000ドル大会では、澤柳璃子選手が1回戦敗退でした。西郷里奈選手がベスト8でした。ダブルスでは、第3シードの西郷姉妹がベスト4でした。

チュニジアの15,000ドル大会では、緒方葉台子選手、上田らむ選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、第3シードの緒方&上田ペアーがベスト4でした。

男子では、アメリカの106,240ドルのチャレンジャー大会では、綿貫陽介選手が2回戦敗退でした。

イタリアの45,730ユーロ大会では、ダブルスでポーランド人と組んで第1シードのマクラクラン選手が準優勝でした。

メキシコの53,120ドル大会では、主催者推薦の望月慎太郎選手が1回戦敗退でした。

イギリスの25,000ドルのフューチャーズ大会では、第2シードの守屋宏紀選手が優勝しました。

トルコの15,000ドル大会では、第8シードの望月勇希選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、第3シードの望月&上杉ペアーが優勝しました。

タイの15,000ドル大会では、山崎純平選手、仁木拓人選手、田島尚樹選手、予選を勝ち上がった市川泰誠選手が1回戦で、予選を勝ち上がった羽澤慎治選手がベスト8でした。ダブルスでは、羽澤&仁木ペアーが準優勝でした。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 14:45 | コメントをどうぞ
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コルダの強力なチーム

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アメリカ期待の若手である21歳のセバスチャン・コルダは、元世界ランク2位だった元プロテニス選手のペトル・コルダを父に持っているけど、その父らをチームに招いてツアーを回るようね。

そのチームがかなり強力なチームになったのは、セバスチャンのコーチであるディーン・ゴールドファインと父に加えて、元世界ランク1位のアンドレ・アガシもチームに招いているからなの。

1998年に全豪オープンを制したペトルと、グランドスラム8回の優勝を誇るアガシが加わったチームに対してコルダはこう語っているわ。

「多くの素晴らしい人々が自分のチームにいる。父にコーチであるディーン・ゴールドファイン、そさしてアンドレ・アガシも。自分のチームには、多くの知識と経験がある。たくさん話し合いが行われているし、出来る限り取り入れようと思っているし、自分なりのやり方で取り入れたい。」

そんなコルダは、クレーコート・シーズン初戦となった先週のモンテカルロ・ロレックス・マスターズでは、2回戦で同じくこれからの活躍が期待されている第8シードのカルロス・アルカラスをフルセットで下す番狂わせを起こしたの。

アルカラスと言えば、先月から今月頭まで行われたマイアミでのマスターズ大会でマスターズ初優勝を飾ったばかり。

スペイン人であるアルカラスと、アメリカ人のコルダがクレーコートで対戦すると、クレーコートを得意とするスペイン人が有利に思えた対戦だったけど、アルカラスはマイアミでの優勝からの疲れか、または上手くハードからクレーへまだ順応していないのか、コルダに足元をすくわれてしまったわね。

コルダも今週発表の世界ランクでは、自己最高位を更新する37位へと上昇させている延び盛り。

お父さんとアガシのバックアップで、更なる躍進が見られるか、今後も楽しみね。

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ティエム、セルビアで復帰&メドベーデフ2大会欠場

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昨日のブログで、元男子世界ランク3位のドミニク・ティエムの回復状態と復帰への近況をお伝えしたけど、今朝更新されたティエムのインスタグラムでは、来週セルビアのベオグラードで開催されるATP250大会への出場を伝えていたの。

ベオグラードに到着した画像と共に、セルビア・オープンへの出場もインスタグラムのストーリーで伝えていたティエム。

来週ベオグラード大会へ出場してから、再来週ポルトガルのエストリル大会へ出場するようね。

その大会のホスト選手として、第1シードで出場する予定のノヴァーク・ジョコビッチだけど、ジョコビッチと世界ランク1位の争いをしているダニイル・メドベーデフは、来月行われるマドリッドとローマのマスターズ1000大会の欠場を決めたようね。

それほどクレーコートを得意としてはいないメドベーデフは、去年はその2大会合わせても100ポイントしか獲得していないこともあり、今年その大会を欠場しても失うポイントはあまりないことも、欠場を決めた要因になってそうね。

全仏オープンではベスト8の成績を去年はあげているから、できれば全仏オープンは出場したいのでは?!

メドベーデフはヘルニアの簡単な手術を受けてツアー離脱中で、当初の見通しでは1~2ヶ月で復帰できるのではと言われていたんだけど、もしかしたら今年はクレーコート・シーズン自体をスキップするかも知れないわね。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 12:09 | コメントをどうぞ
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ティエム、エストリルで復帰

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元男子世界ランク3位で、手首の怪我からの復帰を目指しているドミニク・ティエムが、復帰初戦直後に新型コロナウイルスの陽性となり、またしばしのツアー離脱となってしまいながら、順調な回復をしていることを報告しているの。

去年の6月にスペインで行われたマヨルカ大会で手首を負傷して、治療とリハビリを続けやっと復帰を果たしたティエム。先月マヨルカで行われたチャレンジャー大会で復帰するも、初戦敗退。

その後に新型コロナウイルスの陽性反応となり、マルベーリャのホテルで隔離措置に入って先週の木曜日にやっと陰性となりホテル隔離が終わったことを報告していたの。

ティエムは4月25日からポルトガルのエストリルで行われるATP250大会に主催者推薦を受けて出場することとなり、やっとまた公式戦の舞台に立てることになりそうなの。

ティエムは地元オーストリアのスポーツ専門メディアのインタビューにこう答えていたの。

「みなさん、こんにちは。お知らせしたいことが。新型コロナウイルスからの回復は順調で、数日後には試合への準備ができると思う。」

「実際、ミレニアム・エストリル・オープンには、招待とワイルドカードをくれて、今年の大会でプレーできることに感謝したい。大会の素晴らしいことをたくさん聞いているし、ポルトガルへ行ってプレーすること、復帰することが待ち遠しい。」

現在28歳のティエムは、2020年のUSオープンでは、決勝戦でアレクサンダー・ズベレフを下してグランドスラム初優勝を飾って、グランドスラム・チャンピオンになったの。

今年の9月で29歳になるけど、またその舞台へ立てると思えなくなったら引退するだろうって語っているわ。

「もし、現実的に考えられなかったら、もう現役を終わりにしているはず。どの大会でも、どんな相手にでもコートへ立って勝利を上げると言う目標や、どのグランドスラムでどんな相手にでも勝つと言う目標があるからこそ、またそのぶたへ立ちたいと思う。」

「それは自分だって同じ。もしそうならなかったら、もうテニスをやっている意味がなくなってしまうだろう。」

当然、高い目標を掲げて復帰を目指すはずだけど、更なるグランドスラム優勝を念頭に置いて復帰する姿勢は、モチベーションの高さを示しているんじゃないかしら。楽しみね!

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キム3度目の引退&ジョコ初戦敗退!

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元女子世界ランク1位で、2008年の第一子の女児出産を挟んでUSオープンと全豪オープンを制したキム・クレイステルスが、今後公式戦の舞台にはもう立たないことを表明したの。

クレイステルスは2007年3月をもって、最初のキャリアを引退して結婚。翌年出産し2009年8月に復帰すると、復帰から3大会目となるUSオープンでは、ワイルドカードでの出場ながら優勝。

これまでのテニス・キャリアで2005年にグランドスラム初優勝を飾った相性の良いUSオープンで2度目のグランドスラム優勝を飾ったの。

続いて、翌年のUSオープンでは2連覇を達成すると、2010年の全豪オープンも制する活躍を見せるも、2012年のUSオープン2回戦敗退を最後に引退し、2013年と2016年に二人の男児を出産するなど、家族との時間を満喫していたの。

そんな彼女が7年のブランクを挟んで2020年2月に復帰を果たしたの。

しかし、世の中は新型コロナウイルスのパンデミックから、ツアー・スケジュールや参加資格なども制限され、思うように大会に出場できず、翌2021年を合わせて5大会に出場するも、勝利を収めることはできなかったの。

「もう公式戦には出場しない決断を下した。これから先の人生に訪れる新しい冒険を見ることが待ちきれない。この2年間、応援してくれたみなさんにありがとうと言いたい。」

と、クレイステルスは自身のインスタグラムで綴り、3度目の引退を表明したの。

3児の母となった30代後半での現役復帰に注目が集まったけど、勝利者インタビューを受けることなくコートを去ることになってしまったわね。

新型コロナウイルスの影響は少なからずあったはず。家族のことを考えると、大会があってもその国への渡航を躊躇してしまうこともあったかもだしね。そう考えると不運な復帰となってしまったかも知れないわ!

これからは家族と共に幸せな生活を送って欲しいわね。

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現在モンテカルロで行われている、クレーコート・シーズン最初のATPマスターズ1000大会に、第1シードで出場していたノヴァーク・ジョコビッチだったけど、初戦となった2回戦でまさかの敗退を喫してしまったの。

そんな番狂わせん演じたのは、スペイン出身で現在世界ランク46位のアレハンドロ・ダビドビッチ=フォキーナ、22歳。

第1セットを奪われたジョコビッチだったけど、第2セットをタイブレークで奪い返し、そこから反撃かと思わせたものの、勝敗を決める第3セットでは、4度のダブルフォルトを犯すなど、3度のブレークを許し敗退。

久々の公式戦だったジョコビッチだけど、公式戦の舞台での実戦不足からか、本来の粘り強さを欠いての敗戦となってしまったの。

2021年に2度ジョコビッチと対戦があったダビドビッチ=フォキーナは、その2度の対戦では、いずれも3ゲームと4ゲームしか奪えない完敗を喫していたの。

そんな彼は、ジョコビッチからの勝利を心から喜んでいたの。

「この勝利は自分に取って特別なもの。なぜなら、ノヴァーク・ジョコビッチを見て育って来たのだから。自分はノヴァークの大ファン。彼のどの大会もどの試合も見ている。ここ満席のモンテカルロで、世界一の選手との対戦、どの瞬間も楽しんだし、本当に幸せ。」

両者はスペインのマルベーリャで一緒に練習をしていたらしく、とても親しい間柄なんだとか。

ジョコビッチはそんなダビドビッチ=フォキーナへ、賛辞を送っていたわ。

「アレハンドロを祝福したい。彼はより良い選手だった。最初の2セットで彼は何とか良いリズムを見付けていた。自分は試合を通してしがみ付いていた。絶えず結果を求めていた。試合に負けたことは落胆しているし、コートでこうして去ることにも落胆している。前を向いて進み続けるし、全仏オープンへ向けて本来のプレーを取り戻せたらと願っている。」

「どうにかして道を切り開こうと第3セットは戦っていたが、肉体的に疲労を感じてしまった。疲れ果ててしまった。もう動けなくなっていた。」

ジョコビッチの発言から、実戦が少なくて試合感のようなものが欠けていたと言うより、体力的なことが問題だったみたいね。それは今後のトレーニングと、試合を重ねることによって克服できるはず。

去年は3回戦敗退だったジョコビッチ。世界ランク1位の座を争っているダニイル・メドベーデフは今大会を欠場しているけど、2019年の今大会のベスト8のポイントを失うために、失うポイントが少ないジョコビッチが来週のランキングでも1位を維持することになるわね。

ジョコビッチの復調と、メドベーデフの復帰で、両者の1位争いが激しくなりそうね。

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、タイの25,000ドルのサーキット大会では、荒川晴菜選手、加治遥選手が1回戦で、第4シードの村松千裕選手、第5シードの岡村恭香選手、第8シードの華谷和生選手、秋田史帆選手が2回戦敗退でした。桑田寛子選手、小堀桃子選手がベスト8、瀬間詠里花選手がベスト4でした。ダブルスでは、第2シードの小堀&桑田ペアーがベスト4、タイ人と組んで第1シードの岡村選手が優勝しました。

南アフリカの25,000ドル大会では、予選を勝ち上がった鮎川真奈選手が1回戦敗退でした。

トルコの15,000ドル大会では、予選を勝ち上がった西郷里奈選手、西郷幸奈選手が1回戦で、予選を勝ち上がった山崎郁美選手が2回戦敗退でした。

チュニジアの15,000ドル大会では、第8シードの上田らむ選手、予選を勝ち上がった長谷川愛依選手が1回戦で、今村咲選手が2回戦敗退でした。高山千尋選手、阿部宏美選手がベスト8でした。ダブルスでは、長谷川&今村ペアーがベスト4でした。

男子では、エクアドルの53,120ドルのチャレンジャー大会では、綿貫陽介選手、予選を勝ち上がった中川直樹選手、島袋将選手が1回戦敗退でした。ダブルスでは、エクアドル人と組んだ島袋選手がベスト4でした。

トルコの15,000ドルのフューチャーズ大会では、第8シードの望月勇希選手が2回戦敗退でした。川上倫平選手がベスト4でした。ダブルスでは、決勝戦で川上&菊池ペアーが、第3シードの望月&上杉ペアーを下して優勝しました。

タイの15,000ドル大会では、第5シードの山崎純平選手、岡村一成選手、住澤大輔選手が1回戦敗退でした。市川泰誠選手がベスト8でした。ダブルスでは、第3シードの市川&山崎ペアーがベスト4でした。

チュニジアの15,000ドル大会では、渡邉聖太選手、主催者推薦の中村錬選手が1回戦敗退でした。

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ATPがより厳しい措置を!

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男子プロテニス協会であるATPは、昨今の男子選手によるスポーツマンらしからぬ行為や暴言、暴力などが頻発していることを受けて、そのような行為を行った選手、規定違反を犯した選手に対して、より厳しい処置を取ることとする文書を発表したの。

今年に入ってから、アレクサンダー・ズベレフやニック・キリオスが多額の罰金などを課されるような違反行為があり、そのような事態に対してより厳格に対処することにしたらしいわ。

ズベレフは2月にメキシコはアカプルコで行われたATP500大会中に出場したダブルスの試合中に、主審が下した判断を不服に思い、その怒りが収まらずコートチェンジの時に、自身のラケットで審判台を何度も叩く行為をしたの。しかも、それは主審の足のすぐそばで、少しずれていたら主審の足を叩いていたかも知れないような行為だったの。

その試合は負けちゃったけど、シングルスも出場していたズベレフだったけど、勝ち残っていたシングルスの試合は失格処分が下されて大会を去ることになったの。

もちろん、それを受けてズベレフには罰金が課されて、加えて8週間の出場停止処分に対する1年間の執行猶予を受けたの。

この1年間で、言葉や行動による暴力をコート上はもちろん、大会会場で犯したり、ルール違反があった場合、8週間の出場停止処分が下されるの。

キリオスは全豪オープン中に暴言とラケットの破壊行為などで10,000ドルの罰金が。

インディアンウェルズでは、ラケットでボールボーイを叩きそうになり、暴言などもあり25,000ドルの罰金が、そしてマイアミでもスポーツマンらしからぬ行為と暴言で35,000ドルの罰金を受けているの。

そのような選手の度重なる違反行為を受けて、ATPは今回の措置に至ったようなのよね。罰金の額を増やしたり、出場停止処分を下したりするのかしらね。選手達の振る舞いが悪化しているのは、ファンとしては悲しい事実ね。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 20:04 | コメントをどうぞ
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