月別アーカイブ: 2022年7月


新たなコーチを迎えた二人

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新しいコーチを迎えた選手が2人。まずは、去年のUSオープンでは、予選を勝ち上がってまさかの初優勝を飾ったエマ・ラドゥカニュ、19歳。

もちろん今年のUSオープンでは、大会連覇と言うプレッシャーがかかるラドゥカニュだけど、今シーズンは怪我などもあって、出場した大会でベスト8が1度だけで、それ以上の成績を収めることはできていないの。

そんなラドゥカニュがコーチとして迎えたのは元ATPツアー選手で2006年10月に自己最高位の20位を記録したドミトリー・ツルスノフ、39歳。

ツルスノフはこれまでエレーナ・ヴェスニナ、アリーナ・サバレンカなどのコーチを務め、最近では現在世界ランク2位のアネット・コンタベートのコーチをしていたのよね。

ただこれはこの夏のハードコート・シーズンでのお試しで、まだ正式なコーチとしてツルスノフがラドゥカニュのチームに加わったわけではないんだって。

面白いことに、ラドゥカニュの元コーチのトーベン・ベルツは、現在のコンタベートのコーチなのよね。

ラドゥカニュは来週ワシントンDCで行われるWTA250大会のシティ・オープンから夏の北米のハードコート・シーズンをツルスノフと共にスタートさせるようね。

そしてもう一人は、男子のウゴ・ウンベール。現在世界ランク152位のウンベールは、去年の6月には自己最高位の25位を記録したけど、今季はここまで7勝17敗とスランプに陥っているの。

そんなウンベールは先々週に出場したアメリカのニューポートでのATP250大会の時に、フランスの先輩であるジェレミー・シャルディがウンベールの練習に帯同していたんだって。

現在35歳のシャルディは、先月右膝の手術を受けていて、今シーズンはもうプレーしないことにして、ウンベールのコーチとして帯同することにしたんだって。

シャルディは去年のUSオープンのあとに、ワクチン接種後に拒絶反応を起こしてしまったことを公にしていて、それ以降公式戦の舞台に立っていないの。

まだ引退したわけではないシャルディだけど、ツアー離脱中はウンベールのコーチとしてツアーに残るようね。

ウンベールはランキングを下げているものの、今年のウィンブルドンでは2回戦で世界ランク6位のキャスパー・ルードを下すなど3回戦進出。ただその成績はランキングには反映されないのも、ランキングが低いままでいる要因の1つではあるんだけどね。

新たなコーチを迎えて、好成績に繋げることができるかしらね。

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アルカラス、19歳でトップ5入り

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先週ドイツのハンブルグで行われたATP500大会に第1シードで出場していたカルロス・アルカラスは、今週発表の世界ランクで自己最高位を更新する5位へ浮上し、トップ5入りを果たしたの。

今年の5月で19歳になったアルカラスは、そのハンブルグ大会で決勝進出。その時点で今週のランキングでトップ5入りが確定していたアルカラスだけど、決勝戦では今年の3月に二十歳になったロレンツォ・ムゼッティの前にフルセットで敗れていたの。

その試合では、第1セットはムゼッティが先取。第2セットも5本のマッチポイントをムゼッティに握られながらもそれをしのぎ、タイブレークの末に第2セットをアルカラスが取り返して勝敗の行方は第3セットへ。

アルカラスはそれまでATPツアーで5度決勝戦へ進み、そのいずれも勝利して優勝を飾っていたの。今回の決勝戦も、その試合展開からまたアルカラスが勝利するかと思われたわ。

これが自身初のツアー決勝戦の舞台だったムゼッティ。第2セットで勝利目前ながらマッチポイントを取りきれず、精神的に落胆してしまうのかと思われたけど、第3セットで握ったマッチポイント(この試合6度目)をしっかり決めてATPツアー初優勝を飾ったのよね。

1歳違いの同世代対決を制したムゼッティは、この優勝で世界ランクを62位から一気に31位へと上昇させたわ。

準優勝ながらトップ5入りしたアルカラスは「大きな意味かある。世界一になろうと日々、激しい練習をし少しずつその夢に近付いている。トップ5は本当に凄いことだし、1位へ向けて前進し続けるつもり。」って思いを語っていたの。

今世紀では18歳でトップ5入りしたスペインの先輩であるラファエル・ナダルに次いで2番目の若さでのトップ5入りに成功したアルカラス。

オープン化以降でも、1位のマイケル・チャン、2位のボリス・ベッカー、3位のアンドレ・アガシ、4位のビヨン・ボルグ、5位のマッツ・ビランデル、6位のラファエル・ナダル、7位のピート・サンプラスに次ぐ8番目の若さでの達成となったの。

このそうそうたる顔ぶれから、アルカラスもいずれは世界の頂点に立つであろうと思われるけど、どの選手も経験している怪我には気を付けて欲しいわね。

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1日遅れの、、、毎週恒例の日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、アメリカの60,000ドルのサーキット大会では、予選を勝ち上がった桑田寛子選手が1回戦敗退でした。

カザフスタンの60,000ドル大会では、華谷和生選手、村松千裕選手が1回戦で、予選を勝ち上がった小堀桃子選手が2回戦敗退でした。第2シードの内島萌夏選手が優勝しました。ダブルスでは、第3シードの内島&小堀ペアーが準優勝でした。

チェコ共和国の60,000ドル大会では、第9シードの奈良くるみ選手がベスト8でした。

ポルトガルの25,000ドル大会では、荒川晴菜選手、岡村恭香選手、加治遥選手、細木咲良選手が1回戦で、瀬間詠里花選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、タイ人と組んで第1シードの岡村選手がベスト4でした。

ドイツの25,000ドル大会では、予選を勝ち上がった西郷里奈選手が1回戦敗退でした。

カナダの25,000ドル大会では、佐藤南帆選手が1回戦で、第7シードの柴原瑛菜選手が2回戦敗退でした。

オーストラリアの15,000ドル大会では、第4シードの川岸七菜選手、勝見幸璃選手が1回戦で、予選を勝ち上がった長船香菜子選手が2回戦敗退でした。第5シードの細沼千紗選手、第6シードの伊藤あおい選手がベスト4でした。ダブルスでは、オーストラリア人と組んだ細沼選手がベスト4、伊藤&勝見ペアーが準優勝でした。

メキシコの15,000ドル大会では、予選を勝ち上がった山口藍選手、主催者推薦の佐藤光選手が1回戦敗退でした。ダブルスでは、カナダ人と組んで主催者推薦の佐藤選手が優勝しました。

チュニジアの15,000ドル大会では、第4シードの小関みちか選手がベスト8でした。

男子では、アメリカの53,120ドルのチャレンジャー大会では、綿貫陽介選手が1回戦で、予選を勝ち上がった島袋将選手が2回戦敗退でした。内山靖崇選手がベスト4でした。ダブルスでは、松井&上杉ペアーがベスト4でした。

カザフスタンの53,120ドル大会では、今井慎太郎選手が1回戦敗退でした。

スペインの45,730ユーロ大会では、守屋宏紀選手が1回戦敗退でした。

アメリカの25,000ドルのフューチャーズ大会では、予選を勝ち上がったヴィトゥンティエン・レオ選手、トロッター・ジェームズ選手が1回戦で、第6シードの越智真選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、カナダ人と組んだトロッター選手が準優勝でした。

ポルトガルの25,000ドル大会では、第2シードの野口莉央選手が優勝しました。

オーストラリアの15,000ドル大会では、柚木武選手、鈴木昂選手が1回戦で、松村亮太郎選手が2回戦敗退でした。仁木択人選手がベスト8、第3シードの川上倫平選手がベスト4でした。

メキシコの15,000ドル大会では、小倉孝介選手、渡邉聖太選手が2回戦敗退でした。今村昌倫選手がベスト4でした。ダブルスでは、第3シードの今村&渡邉ペアーが準優勝でした。

スリランカの15,000ドル大会では、高田真緒選手、千頭昇平選手、高見澤岳飛選手が2回戦敗退でした。

マレーシアの15,000ドル大会では、松田龍樹選手、磯村志選手が1回戦で、白石光選手が2回戦敗退でした。第7シードの竹内研人選手が予選を勝ち上がった正林知大選手がベスト8、決勝戦では住澤大輔選手が第3シードの羽澤慎治選手を下して優勝しました。ダブルスでは、第1シードの羽澤&竹内ペアーがベスト4でした。

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イガのチャリティにスヴィトリーナが!

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約2ヶ月ほど前に、公式戦から離れることを公にした元女子世界ランク3位のエリナ・スヴィトリーナは先週末にポーランドの第3の都市であるクラクフでまたテニスコートに立っていたの。

でも今回は選手としてではなく、審判台の上で試合の主審を務めて。

これは現在女子世界ランク1位のイガ・シュフィオンテクがウクライナのために行ったチャリティ・イベントで、『イガ・シュフィオンテク・アンド・フレンズ・フォー・ウクライナ』と呼ばれるイベント。

それには元女子世界ランク2位でシュフィオンテクのポーランドの先輩であるアグニエスカ・ラドワンスカ、ウクライナのセルゲイ・スタコフスキ、現在ジュニア男子世界ランク17位のマーティン・パウェルスキなどが出席していたの。

3ヶ月後に夫であるガエル・モンフィスとの間に第1子が生まれる予定のヴィトリーナは、シュフィオンテクとラドワンスカのシングルスのエキシビションの主審を務め、その試合ではラドワンスカがシュフィオンテクを6ー4で下すなど、ラドワンスカがかつてのプレーを披露して詰めかけたファンを沸かせたんだって。

その後に行われたミックスダブルスでは、シュフィオンテクがパウェルスキと組んでラドワンスカ&スタコフスキ組を下したんだって。

会場は1万人を越えるファンが詰めかけて満員の中、422,000ポンドの収益があり、それをユニセフ・ポルスカ、ユナイテッド24、エリナ・スヴィトリーナ基金の3団体に送られたんだって。

スヴィトリーナは、未だロシアからの侵攻が続いている祖国ウクライナへの思いを語っていたの。

「何が起きているか、人々に知ってもらいたい。なぜなら、段々ニュースからも消えてしまっていると感じているから。」

そしてウィンブルドンがロシア人選手とベラルーシ人選手の出場を認めない判断を下したことに対して男子プロテニス協会のATPと、女子プロテニス協会のWTAがランキング・ポイントを付与しないとする決断を下したことに対してこう語っていたわ。

「WTAとATPが出した声明には賛成できない。ウクライナ人選手やウクライナに対して彼等はもっと何かを行うべきだと思う。でも、ウィンブルドンには多大な尊敬の気持ちがあり、選手達をサポートしてくれていると感じさせてくれていることに感謝したい。」

祖国の戦争が終わらないと、生まれて来る赤ちゃんにも心の底から喜びを表せないんじゃないかって思ってしまうけど、今は元気な赤ちゃんを産んで欲しいわね。そして1日も早くロシアのウクライナ侵攻が終息してくれることを切に願うわ!

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ジョコの豪入国はどうなる?!?!

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今年の全豪オープンでは、ノヴァーク・ジョコビッチがワクチン未接種でオーストラリアへの入国を、結局許可されずに大会に出場できず、国外退去処分になってしまったことが大きく取り上げられたわよね。

その影に隠れてしまったけど、女子ダブルスで活躍しているレナタ・ボラチョーバも同じように国外退去処分になっていたの。

そんなボラチョーバは、今回オーストラリアへの入国ビザのキャンセルが正式に取り消され、今後はオーストラリアへ自由に入国できることとなり、来年行われる全豪オープン含めたオーストラリアでの大会への出場が可能となったんだって。

ボラチョーバは去年の12月下旬にオーストラリア入り。その時は医学的な特例としてワクチン未接種ながら入国が許可されたんどけど、その後にジョコビッチの入国に際しての調査から、ボラチョーバにも国外退去が言い渡されて、ボラチョーバはその直後にオーストラリアから出国していたの。

今回の決定に関しては、こう語られているの。

ボラチョーバはビザの条件に従わなかったと言う証拠がなかったこと。全ての関連する規則に従っていたこと。彼女の医学的例外に関するヴィクトリア州政府やオーストラリア・テニス協会から出された説明に彼女が信頼できると言う証拠があること。

などの理由から、ボラチョーバがワクチン未接種ながら、オーストラリアへの入国ビザを拒否する法律はないと判断が下されたんだって。

彼女が入国に際しての申告に真摯に答えていたことや、彼女の例外を示す明確な医学的証拠もあることも考慮されたみたいね。

じゃあジョコビッチにも同じような決定が下されるかと言うと、それはちょっと不透明だと言われているわ。

それはボラチョーバとジョコビッチのケースには違いがあることや、ジョコビッチは再三に渡って異議申し立てを繰り返していたことなどや、ジョコビッチには国外退去処分の時に、同時にこの先3年間オーストラリアへの入国禁止処分も下されているのよね。

もちろん、ジョコビッチ陣営もボラチョーバと同じような手続きを取って入国が許可されるように努めるはずだけど、ボラチョーバのような結果になるかは微妙だとする見方が多いようね。

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フォニーニが400勝

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今週、ドイツはハンブルグで行われているATP500大会に出場しているファビオ・フォニーニは、昨日行われた1回戦でアリアズ・ベデネをフルセットで下して2回戦進出を決めたの。

その勝利がフォニーニに取ってのキャリア400勝目となり、これはイタリア人男子選手としてオープン化以降初めてのことで、現役選手でも400勝以上飾っている14人目の選手となったの。

35歳のフォニーニのこれまでのテニス人生のハイライトは、2011年の全仏オープンでのベスト8、2019年にはモンテカルロのマスターズ大会でマスターズ初優勝を飾るなど、2019年7月には自己最高位の世界ランク9位を記録したの。

そんな400勝以上上げている現役選手はこんな感じ。

ロジャー・フェデラー、1274勝
ラファエル・ナダル、1063勝
ノヴァーク・ジョコビッチ、1012勝
アンディ・マレー、710勝
リシャール・ガスケ、577勝
マリン チリッチ、570勝
フェルナンド・ベルダスコ、558勝
スタン・ワウリンカ、536勝
ガエル・モンフィス、523勝
フェリシアーノ・ロペス、503勝
ジル・シモン、501勝
ジョン・イズナー、474勝
錦織圭、431勝

錦織選手もしっかりその仲間入りを果たしていたのね。

そんな錦織選手の復帰大会の情報が二転三転してるけど、結局USオープン直前のATP250大会のウィンストン・セーラムになったようね。

やっと錦織選手のプレーが見られるのね。日本のファンはかなり楽しみなんじゃないかしら。

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、ラトビアの60,000ドルのサーキット大会では、第4シードの奈良くるみ選手が2回戦敗退でした。

ポルトガルの25,000ドル大会では、岡村恭香選手、荒川晴菜選手、予選を勝ち上がった波形純理選手が1回戦で、細木咲良選手が2回戦敗退でした。瀬間詠里花選手がベスト8でした。ダブルスでは、オーストラリア人と組んで第4シードの瀬間選手がベスト4でした。

カザフスタンの25,000ドル大会では、華谷和生選手、小堀桃子選手が1回戦敗退でした。第1シードの内島萌夏選手が準優勝でした。ダブルスでは、インド人と組んで第2シードの内島選手が優勝しました。

イギリスの25,000ドル大会では、加治遥選手が1回戦敗退でした。

メキシコの15,000ドル大会では、予選を勝ち上がった佐藤光選手がベスト8でした。ダブルスでは、カナダ人と組んで主催者推薦で出場の佐藤選手がベスト4でした。

スペインの15,000ドル大会では、第5シードの佐藤久真莉選手が2回戦敗退でした。

チュニジアの15,000ドル大会では、細木祐佳選手が1回戦敗退でした。

男子では、オランダの45,730ユーロのチャレンジャー大会では、第5シードのダニエル太郎選手がベスト8でした。

アメリカの53,120ドル大会では、望月慎太郎選手が2回戦敗退でした。第1シードの西岡良仁選手がベスト8、内山靖崇選手がベスト4でした。ダブルスでは、西岡&島袋ペアーがベスト4でした。

ポルトガルの25,000ドルのフューチャーズ大会では、第4シードの野口莉央選手が優勝しました。ダブルスでは、ギリシャ人と組んだ野口選手が優勝しました。

カザフスタンの25,000ドルでは、今井慎太郎選手がベスト8でした。ダブルスでは、ジンバブエ人と組んで第3シードの今井選手がベスト4でした。

メキシコの15,000ドル大会では、小倉孝介選手が1回戦敗退でした。渡邉聖太選手がベスト8、今村昌倫選手がベスト4でした。ダブルスでは、第2シードの今村&渡邉ペアーがベスト4でした。

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カサキナのカミングアウト

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スペインを拠点に練習やトレーニングをしているロシア人選手達へのインタビューがYouTubeでアップされていて、話題になってるわね。

そこでのインタビューに答えた現在女子世界ランク12位のダリア・カサキナが、自身について思い切ったカミングアウトをしているの。

カサキナはかつて、バイセクシャルであるとは語っていたんだけど、そのYouTubeでは自身がレズビアンであることを明かし、そのYouTubeが公開された直後には、交際中のガールフレンドであるフィギュアスケーターのナタリア・ザビイアコとのツーショットの画像をアップしていたの。

それはロシアの女子サッカー選手のナデスダ・カーポバが自身がレズビアンであることを公にしたことについて語ったことから。

「彼女について嬉しく思っているけど、それは彼女だけではなく他の人に取っても。特にそれを知る必要がある少女達に取っても。確実に彼女達に力を与えてくれた。」

「カミングアウトすることで彼女自身のためだけではなく、その重荷をぬぐい去ることで他の人達のためにもなった。社会で問題を抱えていてサポートが必要な若い人達に取っては大切なこと。スポーツや、その他の分野の影響力のある人々がそのような発言をすることはとても大切なことだと思っている。」

「ちょっと緊張している。カメラの前でそんなにオープンに話をしたことがないから。でも普段は、冷静なのよ。」

ヨーロッパのセクシャリティに関するリサーチで、カサキナが拠点を置いているスペインは、LGBTへ寛容である国として第10位に位置しているものの、カサキナの出身のロシアは46位と、その下にはアルメニア、トルコ、アゼルバイジャンしかいないくらい、スペインとは正反対な国。

そんなランキングについてカサキナは、「祖国ではたくさんのタブーが存在する。もっと重要だと思えるトピックも、禁止されているから、驚くことではない。」ってLGBTに対して寛容ではない祖国を認識しているようね。

ロシアのある地域では他の地域よりは、より寛容である所もあるみたいだけど、同性のカップルが公の場で手を繋いだりするのはタブーみたいね。

「そんなに前じゃない時に、改善の傾向があった。2018年のサッカーのワールドカップ頃だったか。でも、修復への道は閉ざされてしまった。」

「長い間、狭いクローゼットで生活しているのは、難しく理解できない。言葉で表すまでずっと頭の中にもんもんとしている。誰もがどうやってオープンにして、どれくらいオープンにするか選択できる。自分自身について、居心地が良くなければならない。それが最も大切なこと。」

同性愛者に対して寛容でない国の出身ながら、こうして自身のセクシャリティを公にするのは、簡単なことじゃないけど、カサキナは自分が語ったように、自分自身について、居心地が良いように生きて行きたいから、今回のようなカミングアウトに至ったのね。

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ティエム、14ヶ月ぶりの8強

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今週、スウェーデンはバスタードで行われているATP250大会に、プロテクト・ランキングを使って出場しているのが元世界ランク3位のドミニク・ティエム。

手首の怪我のために、去年の6月のスペインはマヨルカ大会の1回戦を途中棄権してから、ツアー離脱して治療とリハビリを続け、今年の3月末のチャレンジャー大会で復帰。

しかし、その復帰戦も初戦敗退で、その後に出場したATPツアー大会でも6大会連続初戦敗退。去年から数えると9大会連続初戦敗退だったの。

そんなティエムは今週の大会前にチャレンジャー大会に出場していて、そこでやっと初戦突破。そして迎えた今週の大会では、去年の5月末のローマでのマスターズ大会以来となるATPツアー本戦での勝利を飾ったの。

そして昨日行われた2回戦では、世界ランク20位で第4シードのロベルト・バウティスタ=アグートをフルセットで下し、去年5月初めのマドリッドでのマスターズ大会以来のツアー準々決勝進出を決めたの。

ティエムがトップ20の選手から勝利を飾ったのは2020年11月以来のこと。

「本当に良かった。火曜日に行われた1回戦の勝利で、世界のトップ選手とも戦えるんだと言う大きな自信が与えられた。そして今日のロベルトは、いつもタフな対戦相手。クレーで対戦したのは初めてで、接戦になるか、少なくとも接戦に持ち込めたらと願っていた。」

「第1セットをタイブレークで先取することができて、今日も勝てると思った。それは試合が終わるまで、信じ続けていたことだった。そして第3セットはとても良かった。」

「まだまだ復帰途中だけど、1回戦も今日のロベルトとの2回戦も勝つことができた。二人の世界のトップ選手を。彼等のような選手を倒せたなら、きっと元のレベルに戻っている。強いドローの大会でベスト8まで勝ち上がった。だから、とても嬉しい。もちろん、まだ道半ばだけど、良い方向へ向かっている。」

ティエムは、久しぶりの8強入りの喜びを語っていたわ。ティエムは準々決勝で、世界ランク34位で第8シードのセバスチャン・バエスと対戦。

勝利を手にして自信を取り戻したティエムの快進撃は、続くのかしらね?!

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男子トップ選手に八百長疑惑が!

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ちょっとびっくりなニュースが。

テニスに関する八百長疑惑が持ち上がったいるんだけど、これまでも同じような問題が起きて調査されて、選手に出場停止処分など厳しい罰が下されていたけど、そのほとんどがあまり賞金を稼げていないランキングのかなり低い選手ばかりだったの。

それが今回は、男子のトップ選手にその疑惑が向けられているの。

それは現在世界ランク25位のニコロス・バシラシュビリと40位のアスラン・カラツェフ。

ドイツのメディアが国際テニス連盟(ITF)が現在調査中とした件に関して伝えていて、実はそれにはその二人の選手の元コーチで、ベラルーシ人のヤホール・ヤツィクが関わっているとのこと。

疑いはヤツィクが両選手へお金を渡して八百長に荷担させたとのこと。

カラツェフには5つの試合でその疑いがかけられていて、そのうちの2試合は2018年から2021年の間にフィンランドとカザフスタンで行われたチャレンジャー大会のダブルスの試合で、その当時カラツェフのコーチはヤツィクだったんだって。

カラツェフは2020年の全仏オープンでも疑いがかけられていることから、その件に関してはフランス警察が調査に乗り出しているそうよ。

最近では、6月にドイツのシュトゥットガルトでのATP250大会のダブルスの1回戦で、ジョナサン・アーリックと組んで、ローハン・ボパンナ&デニス・シャポバロフ組に負けた試合が疑われているんだって。

バシラシュビリについては、2021年のウィンブルドンの男子ダブルス1回戦で、ラドゥ・アルボットと組んでマートン・フチョビッチ&ステファノ・トラバグリア組に負けた試合で、その試合にはありえないような額の賭けが賭けられていたんだって。

ヤツィクは両選手が苦しんでいる時期に近づいて、この話を持ちかけたのではと疑われていて、ヤツィクは常に大金を持ってツアーを回っていて、お金で説得できそうな精神的、また経済的に苦しんでいる若い選手を探していたんだと伝えられているわ。

この調査に乗り出しているITIA(インターナショナル・テニス・インテグリティ・エージェンシー)は、2021年に女子選手のソフィア・ディミトリエバへ不正行為を働いたとして、生涯出場停止処分を下していたの。実は彼女はカラツェフのかつてのガールフレンドだったんだって。

両者は今週スウェーデンはバスタードで開催されているATP250大会に出場中で、昨日行われた1回戦で、第6シードのバシラシュビリは試合途中で右肘の怪我を理由に棄権敗退。カラツェフはロレンツォ・ソネゴをフルセットで退けて2回戦へ進んでるわ。

当然、本人達も調査中だと言うことは認識しているんじゃないかと思われるけど、そんな中でもこうして普通に公式戦に出場してるのね。この先どんな判断が下されるかしらね。

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、ドイツの100,000ドルのサーキット大会では、日比野奈緒選手が1回戦敗退でした。

オランダの60,000ドル大会では、奈良くるみ選手が1回戦敗退でした。

ポルトガルの25,000ドル大会では、岡村恭香選手が1回戦で、第4シードの本玉真唯選手、荒川晴菜選手、細木咲良選手、予選を勝ち上がった瀬間詠里花選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、第4シードの荒川姉妹がベスト4でした。

スペインの25,000ドル大会では、ラッキールーザーの虫賀愛央選手が1回戦敗退でした。

チュニジアの15,000ドル大会では、第7シードの細木祐佳選手がベスト4でした。ダブルスでは、インドネシア人と組んで第2シードの細木選手がベスト4でした。

男子では、ドイツの134,920ユーロのチャレンジャー大会では、ダニエル太郎選手がベスト8でした。

コロンビアの53,120ドル大会では、中川直樹選手が1回戦敗退でした。

ポルトガルの45,730ドル大会では、内山靖崇選手、守屋宏紀選手が1回戦敗退でした。内田海智選手がベスト8、第2シードの西岡良仁選手がベスト4でした。

フランスの25,000ドルのフューチャーズ大会では、第7シードの野口莉央選手が1回戦敗退でした。

アメリカの15,000ドル大会では、予選を勝ち上がった菊地裕太選手がベスト8、第5シードの関口周一選手選手がベスト4でした。

チュニジアの15,000ドル大会では、齋藤惠佑選手が2回戦敗退でした。

アメリカの15,000ドル大会では、第7シードの今村昌倫選手が2回戦敗退でした。予選を勝ち上がった三井駿介選手がベスト4でした。

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各優勝者&もしポイントが付与されたら

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ウィンブルドン2022も終わりました。各競技の優勝者、優勝ペアを振り返ってみましょう。

男子シングルス:ノヴァーク・ジョコビッチ

女子シングルス:エレナ・リバキナ

男子ダブルス:マシュー・エブデン&マックス・パーセル

女子ダブルス:バーボラ・クレイチコワ&カテリーナ・シニアコバ

ミックスダブルス:ニール・スクプスキ&デシラエ・クラウチク

男子車椅子シングルス:国枝慎吾

女子車椅子シングルス:ディエデ・デ=グロート

男子車椅子ダブルス:グスタボ・フェルナンデス&国枝慎吾

女子車椅子ダブルス:ダナ・マシューソン&上地結衣

クワッド車椅子シングルス:サム・スクロデル

クワッド車椅子ダブルス:サム・スクロデル&ニールス・ヴィンク

ジュニア男子シングルス:ミリ・ポリチャク

ジュニア女子シングルス:リヴ・ホヴデ

ジュニア男子ダブルス:セバスチャン・ゴーズニー&アレックス・ミケルセン

ジュニア女子ダブルス:ローズ=マリー・ニーカンプ&アンジェラ・オクトイー

みなさん、おめでとう!

今年のウィンブルドンは、ランキング・ポイントが与えられないため、男子シングルスで優勝したジョコビッチが昨日発表の世界ランキングで去年の優勝ポイントが失効して7位へと後退。

ただ、グランドスラム優勝者は、年末のランキングで20位以内であれば、男子ツアー最終戦への出場資格が与えられるんだけど、このウィンブルドンの優勝も含まれると言うのが正式に認められましたね。

最終戦へのポイント・レースで現在10位のジョコビッチ。シーズン最後のグランドスラムであるUSオープンもワクチン未接種のために出場が困難になるとの見方が優勢だけど、このウィンブルドンの優勝で、最終戦には出場できそうね。

そして、「もし」これまで通り普通にランキング・ポイントが付与されていたとしたら、これくらいランキングを上げる選手がいたの。

男子では、キャメロン・ノリーが8位へと自己最高位を更新、ニック・キリオスが16位、ブランドン・ナカシマも40位へと自己最高位を更新、ジェイソン・カブラーも74位へ、ティム・ヴァン=リートーヴェンも76位へと、いずれも自己最高位を更新するはずだったの。

女子でも、リバキナが6位と初のトップ10入り。タチアナ・マリアは34位と自己最高位を更新。マリー・ボウズコバも39位へ、ジュール・ニーマイヤーも60位へ、アルモニー・タンも84位へと、いずれも自己最高位を更新するはずだったわ。

もちろん、ロシア人選手やベラルーシ人選手がいつも通り出場していたら、どんな結果になっていたか分からないから、何とも言えないけどね!

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ジョコビッチの優勝で幕!

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ウィンブルドン2022は、男子シングルスで、第1シードのノヴァーク・ジョコビッチがノーシードから勝ち上がったニック・キリオスをセットカウント3ー1で下してウィンブルドン大会4連覇を果たし、7回目の優勝を飾り幕を閉じました。

ジョコビッチはこれでグランドスラムの優勝を21回にし、22回のラファエル・ナダルに次いで歴代単独2位となりましたね。

試合は、第1セットはキリオスのペースで進んでそのセットをキリオスが先取したけど、第2セットから徐々に流れはジョコビッチへ。

キリオスは自身のサービスゲームで、強いファーストサーブが入っても、ジョコビッチのリターンからなかなかポイントの主導権が取れなく、終始イライラを自身の陣営にぶつけてましたね。

そして持ち味のトリッキーなショットも、ジョコビッチがしっかり対応し始めて、第2セットからジョコビッチが3セット連取して勝利を手にしました。

試合後キリオスは「不思議なんだ。彼は今日、特別驚くようなことは何もやっていないと感じていた。ただ彼は落ち着き払っていただけだった。それが自分自身で感じていたことだった。大切な場面でも、彼は全く動じていなかった。」って、ジョコビッチの冷静なプレーを称賛してたわ。

ジョコビッチはキリオスのコメントにこう返答していたわ。

「自分の冷静さを称えてくれた彼に、とても感謝している。それは今日彼と対戦して勝利を掴むための重要な要素の1つだろうと言うのは分かっていた。彼が落ち着いていなかったと言うのではなく、彼はウィンブルドンの決勝戦を戦うのが初めてのことだから。」

これまでツアーレベルで2度対戦して、2回とも負けていたジョコビッチは、その2回の敗戦から常に落ち着いてプレーしなければキリオスには勝てないと言うのを学んでいたのね。

「最後の3セットは、ベースラインからあまりミスをしなかった。それは、彼のような才能に溢れ、派手なプレーをするような選手と対戦するときの戦術の1つ。ボールと軌道をしっかり見て、自分のサービスゲームにより労力を注がなければならない。なぜなら、彼はコートの中に入っていつもプレッシャーをかけて来るから。でも、コートの後方からもとても良い感触でボールを打てていた。」

ってジョコビッチは試合を振り返っていたわ。

かつては犬猿の仲のような噂も流れていた両者。試合前から話題になっていたけど、二人はSNSでやり取りし合い、試合に勝った方が負けた方へ食事をご馳走する約束を試合前にしていたようね。

食事と言うか、クラブへ行こうみたいなやり取りだったはず。つまり、飲みに行こうってキリオスからのお誘いだったけど、その後この約束は果たされるのかしらね。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 17:01 | コメントをどうぞ
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