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ここへ来て絶好調なのが、先週までアメリカはフロリダ州マイアミで開催していたATPマスターズ1000大会で優勝を飾ったダニイル・メドベーデフ。
メドベーデフは今年の全豪オープンでは、延び盛りの若手の一人であるセバスチャン・コルダの前にまさかの3回戦敗退を喫してしまい、前年の準優勝ポイントを失いトップ10からも陥落していたの。
そんな彼は、その後はロッテルダム、ドーハ、ドバイ、インディアンウェルズ、マイアミと、5大会連続で決勝へ進出し、インディアンウェルズ以外の4大会で優勝を飾ると、今日発表の最新の世界ランクでは4位と、わずか2ヶ月ほどでトップ5への返り咲きを果たしてしまったの。
「ロッテルダムまでは、酷いと感じていた。モラトグルー・アカデミーの若い選手達と対戦していて、あまり良いプレーができていなかった。その頃コーチに「18歳のジュニアにも勝てないのに、どうやってコルダに勝てば良いんだ」って言っていた。するとある時コーチは、「そうだね、それはできないよ。」って答えていたんだ。」って不調だった頃を振り返っていたわ。
この前の大会のインディアンウェルズでのコートのコンディションについて、大会期間中にずっと不満をもらしていたメドベーデフは、決勝戦での勝利のあとこんなコメントを出していたの。
「マイアミの人々はテニスを愛している。自分はそんなマイアミの人々が大好き。ここのハードコートは本物のハードコートだと感じている。今年のこのコートを作ってくれたみんなへありがとうと言いたい。こんなコートでプレーできたことを本当に嬉しく思っている。」
対戦したシナーについては、「みんなが言っていたように、カルロス(アルカラス)との準決勝を誰もが楽しんでいた。すごい試合だった。自分はちっとラッキーだった。だって、あの試合が行われていた時は、既にベッドの中にいて、彼がコートのあちこちを走り回っているのを見ていた。あんな試合のあとで回復するのは簡単なことじゃない。」って、スケジュール的にも助けられたみたいね。
この約2ヶ月で、好成績を連発したメドベーデフは、「こんな最高のシーズンのスタートは初めて。かなり多くのポイントを獲得した。こんなに調子が良い時期にグランドスラムがないのは残念だけど、本当にすごく嬉しいし、今後のシーズンももっと楽しみ。」って好調さを実感しているようね。
敗れたシナーは、マスターズ初優勝とは行かなかったけど、メドベーデフの調子の良さを感じていたみたい。
「この大会だけじゃなくて、ここまでの5大会の好成績おめでとう。信じられないようなテニスをしている。あなたやあなたのチームにもおめでとうと言いたい。素晴らしい仕事をやってのけた。そしてこれからはクレーコート・シーズンが始まる。そこであなたがどんなプレーを見せてくれるか見てみたい。」ってメドベーデフへ語りかけていたわ。
メドベーデフが言っていたように、準決勝の壮絶なアルカラスとの試合から、シナーはあまり回復していなかったみたいなの。
「今朝目が覚めたら、ベストな感じではなかった。ちょっと具合が悪かった。それでもみなさんからの応援ありがとうございます。自分の大きな力になったし、たくさんのエネルギーをもらいました。残念ながら今日はベストのプレーができなかった。今日の結果には当然落胆するけど、自分に取ってこの1ヶ月はとても前向きになれるものだった。」
二人ともしばしの休養を取って、今季のクレーコート・シーズンへ向けての準備が始まるわね。好調のメドベーデフは、あまりクレーコートを得意とはしていないだけに、そこでどんなプレーができるかで、またランキングも変わってくるはずね。