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アルカラス、10代にして凄い選手

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去年、19歳4ヶ月で男子プロテニスの頂点に立ったカルロス・アルカラス。史上最年少での世界一になった彼のポテンシャルの高さを世界に見せ付けたのが去年3月にアメリカはマイアミで行われたATPマスターズ1000大会での優勝。

5月生まれのアルカラスは18歳にしてマスターズ大会初優勝を飾ったの。

そしてスペイン出身の彼らしく、得意のクレーコート・シーズンに入ると、地元スペインはマドリッドでのマスターズ大会でも優勝。しかも、その勝ち上がりでは、クレーキングの称号を持つ先輩のラファエル・ナダルを準々決勝で、そして世界ランク1位だったノヴァーク・ジョコビッチを準決勝で下してのタイトル獲得は、世間をあっと驚かせたわ。

来週の水曜日から始まるマドリッドでのマスターズ大会には、前年度チャンピオンとして臨むアルカラス。そんな彼は、去年の大会をこう振り返っているの。

「(ナダルとジョコビッチからの勝利は)同じくらい興奮したけど、試合へのアプローチのし方から違うように感じた。いずれにせよどちらの試合もとても特別だったことには変わりはない。ラファとの対戦は常に違うもの。そしてそれをスペインでやれたと言うことはより特別なものにしている。」

そして一番特別な試合はと問われると、「去年の決勝戦のズベレフとの試合だと言えるかも知れないけど、ラファとジョコビッチとの2試合が自分に取ってはとても特別。」って答えていたわ。ズベレフには申し訳ないけど、やっぱりそれは当然よね。

決勝戦ではズベレフをストレートで下したアルカラスだったけど、実はナダルとの試合中に足首を捻るアクシデントに見舞われていて、加えて連戦から足にマメができてしまっていたんだって。

決勝戦へ向かう当日の様子を、こんな風に語っていたわ。

「その日の始まりは最悪だった。なぜなら、目が覚めたら足首にかなりの問題があった。ラファとの試合中に捻ってしまい、それが悪化していた。また、足のマメにも炎症が起きていて、ほとんど歩くことさえ出来なかった。かなり悩まされた。ドクターとトレーナーに何とか処置をしてもらって、その全てを乗り越えてタイトルを獲得できたことは、本当にすごいことだった。」

そんな状態ながら、ナダルとジョコビッチを下して優勝していたなんて、フィジカル的にもメンタル的にもとても10代の選手とは思えないわね。

そんなことも含めて、アルカラスって本当に凄い選手だって言うことなのよね!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 18:56 | コメントをどうぞ
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