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先週、中国は珠海で行われた第2の女子ツアー最終戦であるWTAエリート・トロフィーで優勝を飾ったヴィーナス・ウィリアムズが、4年半ぶりとなるトップ10へ返り咲いて今シーズンを終えたの。
ヴィーナスが最後にトップ10にいたのは2011年3月で、彼女はその年の9月から翌2012年3月まで、シェーングレン症候群と言う病と戦っていて、2012年2月には世界ランクも137位にまで落としていたの。
今回の優勝で700ポイントをゲットしたヴィーナスは、11位から一気に7位へとジャンプ。35歳のヴィーナスは、1994年12月26日からの週でマルチナ・ナブラチロワが38歳でトップ10にいた以来となる最年長でのトップ10選手となったの。
そしてシーズンをトップ10で終わらせたのはこれで12回目となり、トップ10在位は555週目となりました。
病気と戦わなければならなかった苦しい時期を乗り越えて、またこうしてトップ10への返り咲きには、そうとうな努力があったんだと思います。この勢いのまま2016年も更にまたランキングを上げて欲しいわね。
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そしてそのWTAエリート・トロフィーの準決勝でヴィーナスに破れたロベルタ・ビンチは、来年をプロテニス人生最後のシーズンにするつもりでいるんだって。
今季最後のグランドスラムであるUSオープンの準決勝で、圧倒的強さを誇っていたセリーナ・ウィリアムズを下す大金星を飾ったビンチ。もちろんグランドスラムの決勝進出は本人も初めてのことだったの。
「自分に取って来年は最後になるでしょう。恐らく気持ちは変わらないと思いますが、それは誰も分かりません。それ以上もっともっともっとと、戦うつもりはないのです。成功も収めましたし、勝利も収めました。そんな人生を変えて止める時だと思うのです。」
今シーズンを世界ランク15位で終わらせたビンチは、今年は8月から素晴らしいプレーを続けていたの。
ニューヘブン以降、USオープンを含めた3大会で13勝3敗の成績を収め、先週も予選ラウンドロビンを勝ち上がりベスト4入りを果たしていたの。
「そうですね、とても良い3ヶ月でした。信じられないような月日でしたし、信じられないようなシーズンの終わりを信じられないようなランキングで迎えられたのです。でもそんなシーズンが終わって嬉しくも感じています。今は本当に疲れているので、数日のオフを取るつもりです。たくさん試合をしましたし、ストレスやプレッシャーもたくさんありました。なので、シーズンが終わって嬉しいですし、良いランキングだと思います。トップ20にいれて幸せですし、来年へ向けて準備したいと思います。」
と、先週ヴィーナスに負けた準決勝後の会見で心境を語っていたの。既にダブルスでは世界の頂点を極めたビンチ。シングルスでもこんなキャリア終盤へ来て、ここまでの活躍が出来るとは思っていなかったんじゃないかしら?
だから、彼女に取ってはもう悔いはないって感じているのかもね。