サーブのタメ

『レフティスタイル』 さんからの2つ目のサーブ質問

以下がそのコメントの質問部分です。

 

カラオケ  2つ目の質問はサーブのタメについて
友人に2人のサーブの上手がいて、1人は、「ラケットが止まることなく、流れるように打て」といいます。もう1人は、「タメが大事。もっとトスと高く上げて、ラケットダウンする前の一瞬のタメ、これが大事だ」言います。一体、どちらが正しいのでしょうか?

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

うまく打てているならどっちも正しい。

だいたい

良いサーブが打てればいいので

どちらが正式とか

礼にかなっている

といった話ではありませんよね。

 

しかもサーブは自分で勝手に打つ種目。

この部分で

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止まっていても

通過中でも

構わない。

 

トスが高ければ

ここで止めて待つか

もう少し下で止めて、ここは通過するか、どちらかですし

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トスが低ければ止めている時間はないでしょうね。

 

フェデラーのように、高めのトスで

右手を遅らせて間を取り、なめらかに打つもあり。

 

両手万歳からのなめらかクイックもあり。

 

両手万歳して、タメテ、エイッというのもあり。

 

自分のトスの高さと

しっくりくるかどうかで決めればいいのでは。  テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 15:24 | 1件のコメント

サーブの運動連鎖

『レフティスタイル』 さんからサーブの質問です。

以下がその内、1つ目の質問部分です。

 

カラオケ   ・・・ 1つ目の質問です。
今回、松原コーチの最後のコメント、膝の曲げ伸ばし。「ゆっくり伸ばして終わってから腕を振り出すのです。」これって、ちょっと考えると不思議ですよね。 膝を伸ばした同じタイミングで、腕を振り出すというなら、2つの力がボールに向かっていくというイメージで理解しやすいのですが、伸ばし終わってから振り 出す。実際やってみるとタイミングの取り方も結構難しいです。どうしても膝をサッと伸ばし、それからできるだけ遅れるように振り出すことになります。
メカニズムもよく分からないのです。「サーブの威力を上げるには、膝の曲げ伸ばしの力が6割以上を占める。腕の力は抜いて!」と言う者もいます。再度、ご解説いただければ嬉しいです。 ・・・

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

「運動連鎖による説明、腑に落ちました。」

との事で

そのまんま、サーブに取り入れてほしいのですが。

ひざが伸びていくことで上体に運動量ができる

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ゆったりとひざが伸びていくことで

ついでにラケットが反動で垂れ下がる

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上体の運動が止まり、ラケットが垂れさがる。

運動量が腕に移動するのに合わせ

腕を振り上げていき

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ひっぱたく

というストーリーです。

 

ユウックリ、動作しないと

すべての形や運動連鎖が成立しないので

ラケットをしっかり垂らすまでは

とにかくユウックリお願いします。

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この運動量の移動というか運動連鎖というか

鞭(ムチ)の動きをつかって

波動の伝搬で説明するとわかり易いので

そのうちにまた。

 

フォアハンドは横鞭

サーブは縦鞭、でしょうね。  テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 17:53 | 1件のコメント

パスコースを読む

『たかちゃん』 さんからの質問です。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原校長、いつも楽しく拝読しております。いつもありがとうございます。

ひとつ質問がごさいまして、
相手ボールのコースの読みのことです。

先日、シングルス練で私がボレー、相手がパスを抜く練習をしたのですが、パスのコースが全く読めないのです(笑)

現代テニスで体が前向きでコースが読みづらいからなのか、球速が早くなったからなのか、ポジションなのか、はたまたセンスの問題なのか(*^^*)?わかりませんが、相手ボールのコースを読むコツなどあったら教えて下さいませ。

どうぞよろしくお願いします!

たかちゃん より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

実は私も苦手です。

逆に

性格が良いせいか

他人からはしっかりコースを読まれてしまいます。

 

そんなことを言っていてもしょうがないので

何か対策を考えましょう。

 

全般的に言うと慣れです。

いっぱい相手ショットを見て

どっちだっ? と、思っていると

だんだんと分かるようになってきます。

しかし、自分の試合、しかもパスシーンだけだと

データが足りませんから

他のシーンでもいいから

他の人が打っているのを見て

コースの当てっこをしてみるといい。

もちろんテレビでもいいんです。

だんだんと当たる確率は上がっていきます。

 

次にちょっと理屈を考えましょう。

まず一つ目は相手の癖

クロスにしか打たない

または、クロスにしか打てない人

その人に対して読む必要はありませんよね

でも大きな意味では、確実な読みができているという事。

 

次は体勢から、除外できるコースがあるということ。

ぎりぎり走らされて

やっと届いたところからだと、クロスはきついですね。

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その次は癖

余裕のあるなし

テイクバックの位置

カウントによる癖 (大事なポイントだと ・・)

球種による癖 (どの球種でもどっちもなんて人は ・・)

等々

 

そんなことを考えながら観察していると

かなりわかっちゃうようですよ。

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そして、最後の必殺技

「ヤマを張る」

ダブルスのポーチとおなじ

わからないときはどっちかに決めて動く。

しかも

取りにじゃなく、決めに行く。

2つに1つ当たるなら相当な高確率。

パスミスまで入れたら、過半数のポイントをいただき

しかも

相手に考えさせるので

そのデータは次のポイントの山ハリに使える。

 

こんなもんでどうですか

大胆にお試しください。 テニス

 

 

 

カテゴリー: シングルス, バックハンド, フォアハンド, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 18:07 | 1件のコメント

スクール選び

『su-san』 からスクール選びの質問です。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  いつも読ませていただいています。
またアドバイスいただければ幸いです。

通っているスクールが、都合により3月いっぱいで閉校するとの連絡が来たので、新たにスクールを探そうと思って体験レッスンの申し込みを検討しています。
(松原テニススクールが近くにあればぜひ伺いたいのですが、関西からでは少々遠くて無理なので、)

そこで、スクール選びでは何を重視すればいいのか考えています。雰囲気や設備、料金等はもちろんのこと、人によってレベルも考えも違うのでしょうがスクール経営者としてのコーチはどのように考えられますか?

私の場合は、50代後半テニス歴10年といったところで、健康維持とストレス解消を目的にテニスしています。

su-san より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

テニススクールで一番大切なことは

スクール生に楽しくテニスをしてもらうことです。

楽しければ自然と続けることになるし

激しい動きでも苦になりません。

 

ですから

フロントの笑顔が迎えてくれ

楽しくレッスンしてくれるコーチのいる

楽しいテニススクールを選んでほしいと思います。

 

だいぶ前になりますが

「脳内革命」 という本がベストセラーになりました。

この本によると

運動というのは身体に悪いのだそうです。

運動が活性酸素を発生させ

それが遺伝子を傷つけるのだそうです。

 

ただ

楽しく運動すると

快感物質の

ベータエンドルフィンというのが出て

これが活性酸素を中和して

運動を有意な物に変えるのだそうです。

 

だから

あまりにまじめなスクールはダメ

(もちろんうちはまじめにやっていますが)

技術的に優れているに越したことはないですが

厳しいばっかりのところは避けるべきだと思います。

 

たくさんの人たちにテニスの楽しさを伝え

テニスをその人たちの一生の楽しみにしてもらうのが

私の夢です。

それはプロを目指す子供たちも

テニスを楽しみにするおじさんたちにも

一番重要なことだと思っています。

 

そうそう

楽しくやるためにも

適度な運動量と

身体を痛めないための技術力も必要ですね。  テニス

 

 

カテゴリー: 年寄りのひとりごと, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 14:52 | 2件のコメント

トミックのフォアについて

『butchcoon』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  先生こんにちは、楽しく拝見させていただいております。一連のフォアハンドに関しての技術理 論、いつもながら参考になります。またプロのフォアハンドに関して質問なのですがオーストラリアのトミック選手のフォアハンド、こちらは先生の理論、現代 テニスのフォアハンドにかなり反しているといえますでしょうかhttps://www.youtube.com/watch?v=uwYJgOQkyzw
「中年プレーヤー」さんの質問にありましたような古典的なフォアハンド(テイクバックから比較的垂直面を作ってそのままインパクト)、フラットフォアハン ドの典型のようにみえますね。たしかに彼はトップ10の選手ではありませんがトッププロの一人です。このスタイルでやっていけてるのはトミックがその感覚 で打てる天才であること、またビデオを見る限りそれほどハードヒット(われわれにしてみれば十分ハードですが)していないことで成立しているのしょうか?

butchcoon より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

振出しがちょっとコリコリしますが

基本的に現代的な打ち方だと思います。

 

現代的な打ち方の基本はトップスピンです。

時々低いボールを打つときに注目してみると

かなりトップスピンをかけ

下向きの面が徐々に垂直に起きて行っています。

これは典型的な現代風。

 

それに対し違って見えるのは

この練習で多く打っているフラット性の打ち方

水平に近いスウィングの場合です

割合、早目にフラット近くになっているように見えます

一般的に

フラット性に打つとこんな感じになることが多いようですが

確かに

彼の場合、かなり早く垂直になっていますね。

でも

その場合もしっかり下向きに引いていますし

その時点から面が垂直な

古典的な打ち方とは根本的に違います。

上体もしっかり前を向きます。

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バーナード・トミック

基本的には

トップスピンをベースにした

現代的なフォアハンドだと思います。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:31 | コメントは受け付けていません。

VCORE Tour F 97

ヨネックスの新しいラケットを試打した。

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ヨネックス ヴェクターコア ツアーF97

今使っている、ツアーG とほとんど同じ形

重さも310gと同じだし、バランスも

正直、大した違いなないだろうと思っていた。

YYいわく

「素早い振り抜きで、高速サープを生み出すスピード重視のハードヒッターモデル」

なんだそうで  ・・・

 

軽く振ってみると、ホントに振り抜きやすい。

ストリングのところに

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空気整流用のイボイボがついていて

空気抵抗を減らしているのだそう

で、ホントだった。

えっと思うほど、ラケットヘッドが軽く振り抜けてしまう。

ストロークのコントロール感は相変わらず良いままで

振り抜きが良くなった分

明らかにスピードが増した感じになっている。

 

もう一つの売りは

クロスのストリングが

上から2本目まで均等に並んでいること。

通常は真ん中が密で

ヘッドに行くにしたがって荒くなる。

それが、ヘッドの方が均等、つまり密になったことで

そこに当たるはずの

スウィングスピードが速いショット

サーブやフォアのハードヒットに対し安定感やしっかり感が増す。

これもヨネックスのお題目通り

ホントにそんな感じ。

サーブの振り抜きがよく

コントロール感も増している。

 

こりゃあ、使える、1発で心を惹かれた。

松原さん

用意ができ次第、切り替えるつもりになっている。

 

さて、同時に

軽量版の

VCORE Tour F 97 LG 290g と

VCORE Tour F 93 の2本も打ってみた。

93は面が小さい分、更に振り抜きはいいのだが

どうも面感覚が私の感じと違い

ストロークが捕まえ切れない印象だった。

しかし、サーブに関しては明らかにいい。

もちろん振り抜きの良さはご利益大だし

コントロールも、明らかに狙ったところ収束する。

 

Tour F 97 LG 290g については

310g とほとんど同じ感触

軽い分、さらに使いやすい

振りやすい、扱いやすい、では

明らかにこれ。

相手のボールがそれほど重くなければこれで充分。

とてもいい感触だった。

 

VCORE Tour F 97   いいラケットだ。

私の好みとしては、もうちょっと派手だとパーフェクト。

ストリングの色で調整しよう。   テニス

 

 

カテゴリー: ラケット、用具他 | 投稿者松原コーチ 18:08 | コメントは受け付けていません。

現代的フォアの感覚とご利益

『中年プレーヤー』 さんから続きの質問をいただきました。

以下がそのコメントの質問部分の抜粋です。

 

カラオケ   ・・・ ちなみに、現代的な振り方のボールに対するインパクト(ボールにヒットする直前から直後)は、どのような感覚を持っておられるのでしょうか。

ただ、緊張したりすると、ボールに当たった後の上に振っていくタイミングが早いせ いか、大ホームランになることがあります。
おそらく、松原コーチのご指摘のようにゆっくりのペースだとこのようなことは起こらないのですが、試合などの場面でよく起こります。
現代的な振り方のインパクトのイメージをご教示いただけないでしょうか。(雑誌には、面で転がすとか、10cmくらい押してとか書いてあり、よくわからないでいます。)

よろしくお願いいたします。

中年プレーヤー より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

「面で転がす」 のは現代的な話かもしれませんが

「10cmくらい押して」 は古典的な感じですね。

その解説者の頭の中が

各種理論の混合状態なのでしょうね。

時々、各種理論のいいところだけ集めると

最高のものができると思う人がいるようですが

日本酒にウィスキーをブレンドするようなものかもしれません。

もちろん宇宙1のお酒が出来上がります。

 

さて

「現代的な振り方のボールに対するインパクト感覚」

ですが

プロがどう感じているかはわかりません。

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私の知っている

感覚を教えてくれる最上級者は松原さんなのですが

彼はインパクトで

「ボールを捕まえた」 という感触を持っています。

もちろん垂直面でとらえた感覚もあります。

もう少し正確にいうと

「ギュウっ」 と感じています。

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次に

「試合などで緊張すると、大ホームランに ・・・ 」

という部分ですが

これこそが現代的なフォアの存在理由。

 

試合では緊張するのです

古典的な方法で

徐々に面の垂直を、練習で保てる人でも

試合で緊張したり

強めに打とうとしたりすると

調整が吹っ飛ぶ。

あまり思いつめると

最後はイップスになります。

 

面の操作が原則必要のない

現代的なフォアハンドで

しかもトップスピンをかける。

だから試合で平然と打てるのです。

 

古典的な方法での解決法は

1、死ぬほど練習する。

2、座禅して心の修練を積む。

3、試合には出ない。

のどれかです。     テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 15:19 | 2件のコメント

運動連鎖

身体の開き方について

『レフティスタイル』 さんから再度、コメントをいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  >今1つ、しっくりいかない
などと失礼なコメントに対しても、ご解説をいただき有難うございます。

松原コーチもご指摘のとおり、「身体を開かない」というフレーズはさまざまな場面で聞くのです。
例えば、サーブをする時(多分、トスの時)は、閉じておくなど。

だから、私のこれまでの解釈は、「最初は閉じておいてインパクト時点でガバッと開いて打つ」でした。大変しつこい質問になりますが、「やはり最初は閉じておいて(サーブを含む)開く」という
解釈でよいのでしょうか?
どうか、よろしくお願いいたします。

レフティスタイル より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

テニスのショットで重要なこと

それが次の2点です

1つはコントロール。

もう1つはパワー。

パワーはあるに越したことはないのですが

場合によっては犠牲にしてもいい。

コントロールの方は

せめてコート内に入れる程度には、絶対に必要です。

 

サーブやフォアハンドでは

横向きから前向きになることで

上体の運動エネルギーをため

それを腕に伝えることで

上体のパワーを使います。

そのためには横向きから始めた方がいい。

 

コントロールの方は

インパクトでしっかり面を作れる形になることが重要ですので。

インパクトで前向きになれということです。

つまり

それ以前が横向きからでも

最初から前向きでも、安定性には関係ない。

だから横向きから前向きに動いてもいいが

もし、「ひまがなければ横を向くな」 というのです。

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ストロークの場合は相手があるので

ひまがあるかどうかはその時しだい。

だからどっちが優先といえば

横向きよりは前向き。

いつも余裕をもって前向きになれるのがいい。

 

サーブの場合は

トスの高さがある程度安定すれば

ひまはいつも同じくらいできるはず。

だから横向きから前向きに動いた方がいいのでしょうね。

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そうそう

うまい運動連鎖のコツは

ガバット開いて、ではなく

ゆっくり開いて、前向きでブレーキをかける

その止める動作で

身体の運動量が腕に移動するようですよ。

だから

インパクトぎりぎりで前向きでは遅いのです。

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その前の膝の伸ばしもそうですね

ゆっくり伸ばして

終わってから腕を振り出すのです。  テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス, フォアハンド, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 16:54 | 3件のコメント

フォアハンドのスウィング

『中年プレーヤー』 さんからコメントをいただきました。

古典的な打ち方と現代的な打ち方の違いについて

古典的な方が安定させやすいのでは

というご意見をいただいたので

それについてなのですが

コメントがとっても長いので

ここにはコピーしません。

 

ご覧になる方はこちらへ。

 

水瓶座  さて、私の考えです。

ご指摘の点はかなり正しいと思います

ただ、一つだけ勘違いされてるのかなという部分があります。

 

それは

現代的な振り方について

「振り出しで伏せた状態を形成し、グリップエンドから振り出して、
インパクトで垂直面を形成するには、前腕部が肘を中心に軸回転させて調整しないといけないと思われます。」

という部分。

前腕部が肘を中心に軸回転するのは

つまり回内するのは

インパクト前後から後のこと

ワイパーの部分ですから

打球の深さを加減する時に

確かに使うときもあるのですが

大きなコントロールにはかかわらないのです。

(それとも、面が起きてくるのを前腕を回外させていると思ったのかな?)

腕は基本的にひねらない、調整しない。

だから、ぶんなぐってフルスウィングしても安定するのが

現代的な打ち方なのです。

基本的には、この形から、腕を一切ひねらないで振出し

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徐々に面が垂直に近づいて

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ほぼ垂直面でインパクト

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そして、ここからは振り切りをよくするため

上腕を内旋、前腕を回内していく

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基本的にはそうなのですが

回転を多くかけるナダルなどはもっと腕をいっぱい使います。

(私はコーチなので、なるべくシンプルに打つようにしています)

 

さて

古典的な打ち方で、面を保つのはそんなに難しくない

というのは

ゆるく打つ場合には確かに正しいことだと思います。

ゆっくり、といってもかなりなスピードでも

徐々に腕をかぶせるようにして

面を巣直に保つのは確かにできます。

実際、私も中級のレッスンなどでは

コンチに持ったりして、そうやって打っています。

まったく正確に何十本でも大丈夫です。

ただし

そうとうなテンポでもいけますが

思いっきりのハードヒットはできません。

もしそれができるなら

ジョコビッチのライバルとして

世界100位以内に少なくとも1人くらいはいるはずです。

 

逆に現代的な打ち方ですが

思い切って打つにはいいのですが

軽く、しかもフラットに打つのは苦手です。

 

強めに打つのであれば

毎日テニスするジュニアや学生

もちろんプロやそれなりの上級者にとって

インパクトを一定のところに合わせるなんて

当たり前のことですから

インパクトで面が垂直になる現代的な打ち方は

別に難しくありません。

私もこの打ち方なら

体力の続く限り打ち続けてもエラーなんてしません。

(ただ、あまり続くと体力が尽きますが)

 

ところで

振り切ることを前提としない

ベテランや練習量の少ない一般プレーヤにとっては

古典的な打ち方の方が容易と思う人も

結構な多数派でいると思います。

そうゆう人はそれを使えばいいのです。

 

そんなわけで

両方のテニスをしなければいけない

テニスコーチの私は

両方使うのです。   テニス

 

そうそう

そんなわけですから

古典的な打ちかたなのに

振り切ろうとする人

振り切らそうとするコーチ

それはやめた方がいいですよ。  蟹座

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:16 | 2件のコメント

スライスVSトップスピン

『うそほんと』 さんからの質問です。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  お世話になっております。2月4日の記事を見て思ったのですが、同じ位の強さのスライス主体の人とトップスピン主体の人がシングルスをした場合、戦略としてはどんな試合になるのでしょうか?よろしくお願いいたします。

うそほんと より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

戦略というより戦術で考えれば

 

トップスピンの人はそこそこ打って

相手を走らせ

短くなったらオープンコートへ決める。

 

スライスの人は

広いリーチを生かして

しっかり粘る。

相手がエラーしたら勝ちです。

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スライスはバウンドが低くなるので

低いどおしの打ち合いになれば

スライスが有利になりますから

もし競ってきたら

トップスピンの人はムーンボールを多用するかもしれません。

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トップスピンが打ち勝てば勝負は決まり。

トップスピンが打ち勝てないようだと

しっかり打たなければならないトップスピナーは疲れてくる。

腕だけで打てるスライサーはさらに楽に。

 

戦略的に考えると

重要なのは

トップスピナーは早目に主導権を握り

浅くなっらおしまいだぞ、とプレッシャーをかけ

早目に相手に諦めさせること。

自分の方が、少しくらい疲れても内緒にしておく。

 

スライサーは今が互角ならOKと思い

相手に、長引いたらあんたまずいよ

と思わせることでしょうか。   テニス

 

 

 

 

カテゴリー: シングルス, スライス, フォアハンド, 試合 | 投稿者松原コーチ 18:07 | 1件のコメント