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かつては『フェデラー・エクスプレス』と言われ、他を圧倒する強さを誇ったロジャー・フェデラーだけど、今年はそんな彼が思わぬ敗戦を味わったり、2001年に初めてツアー・タイトルを獲得した年以来となる1シーズンでわずか1大会しか優勝がなかったなど、これまでのフェデラーでは考えられないシーズンとなってしまったわね。
それでもフェデラーは、そんなシーズンを前向きにとらえて、色んな批難を浴びたけどそれを物ともせず来シーズンへ向かって進んでいる意気込みを、彼のメイン・スポンサーの1つであるクレディ・スイスのインタビューで語ってました。
「色々な状況を考えると、今季はおもしろいシーズンだったと言えるだろう。もちろん、怪我を負ってしまった事はただ事じゃなかった。でもそれをしっかり乗り越えたし、全ての事に対して見つめ直さなければならなかった。」
「腰の怪我に加えて、これまでの10年間では経験した事がないような挫折も味わった。それでも、自分に取っては興味深い経験だったと思っている。人々の反応の違いや、自分自身がそれにどうやって対応したかを見る事がね。時にはほとんど的確な動きが出来なかったし、それで激しく批難を浴びた事もあった。」
と、今シーズンについての自身の印象をメイン・スポンサーの1つであるクレディ・スイスのインタビュー語っていたの。
そして、ウィンブルドンの2回戦でのセルギー・スタコフスキからの敗戦は、今シーズン最も落胆させられた物の1つである事も認めているわ。
「ウィンブルドンには、8度目の優勝をすると言う事を確信しながら臨んでいたんだ。それでもあの敗戦は、ある意味納得させられる所もあった。なぜなら直前の全仏オープンでもあまり良いプレーは出来なかったからね。そしてウィンブルドンが大問題の始まりとなってしまったんだ。」
そうね、ウィンブルドンの2回戦でフェデラーがトップ100以下の選手に負けるなんて、想像も出来なかった事ですものね。
そしてその後に出場したクレー大会でも当時114位だったフェデリコ・デルボニスに、次のスイスはグシュタード大会でも初戦で当時55位のダニエル・ブランズにと、立て続けにランキング下位の選手に負けちゃったの。
それでもフェデラーは、そんな敗戦を味わいながらも、テニスから受ける楽しみは失ってはいないって語っていたわ。
「敗戦もテニスと言うスポーツの一部。何が大切かと言うと、それをどう対処するかと言うこと。自分に取って大切な事は、自分自身に正直でいる事なんだ。自分は良く物事に疑問を抱いてしまう人間。良い状態でいるときでさえ、そう考えてしまう。だから批難されてもあまり影響がないんだ。でもその批難も、全く納得出来る物ではないと感じているけどね。」
な~んて、この10年間で最悪と言われたシーズンだったけど、本人はそこからもポジティブに考えられる物を見つけ出して下を向かずに進んでいるのね。
今年の秋にそれまでのコーチだったポール・アナコーン氏との関係に終止符をうったフェデラー。アナコーン氏に代わる新しいコーチ探しはしないみたい。
フェデラーはアナコーン氏などのツアーを一緒に回ってくれるコーチに加えて、スイスのデビスカップ監督であるスヴェリン・ルーティ氏にも個人的にもう何年も指導してもらっているのよね。つまり、今後はルーティ氏のみのコーチで戦って行くって言う事みたい。
「スヴェリンはもう長年自分に取ってとても役立つコーチだった。でも彼が年間40週間も自分について来年一緒に世界を回れるか、また回りたいと思っているかは定かではない。それでも今は新しいコーチを探すつもりもない。今の自分のチームにとても満足しているんだ。」
そしてこれまでもあまり積極的じゃなかったスイス代表として出場するデビスカップも、来年はまだ白紙状態だって語ってました。
「デビスカップについても、この数週間のうちに決断しなければならないだろう。現時点ではどうなるかは全くもって白紙状態さ。」
今季終盤では、腰の怪我も治ってまたフェデラーらしいプレーを見せ始めてくれてたから、来年はコーチ探しなどはせず、これまでのチームで臨みたいって思っているようね。
また世界ランク1位に返り咲くのはちょっと難しいかもだけど、せめてトップ3には戻ってもらいたいものね。