月別アーカイブ: 2015年5月


全仏オープン男子予選がスタート!

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今季2度目のグランドスラムである全仏オープンの男子シングルスの予選のドローが発表になりましたね。

日本からは、ダニエル太郎選手が第5シードのダスティン・ブラウンと、守屋宏紀選手が第29シードのアンドレイ・ゴルベフと、西岡良仁選手がヤン・マーテルと、杉田祐一選手はユルゲン・ゾップとそれぞれ1回戦で対戦します。

今夜行われるこの男子シングルス予選から、全仏オープン2015がスタートしますね。一人でも多く予選を勝ち上がって本戦入りして欲しいわね!

そして欠場を決めた選手も。トミー・ハースとファン・マルティン・デル=ポトロが正式に欠場を表明したようですね。

両者はしばらく怪我のためにツアー離脱を余儀なくされていて、ハースは右肩の手術から復帰を目指している最中。デル=ポトロに関しては5月15日のブログでもお伝えした通り、これまでも苦しめられた手首の怪我の治療中なのよね。

この二人の欠場から、ニコラス・アルマグロとアンドレイ・クズネツォフが本戦へと繰り上がりになりました。

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ナダル、もしかしたら・・・

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今日、最新の世界ランクが発表になりましたね。このランキングから今度の日曜日から開幕する全仏オープンのシード順が決まる事になるはずです。

5月16日のブログにも書いたけど、錦織圭選手はちょっとの差でトマス・ベルディヒを抜けず5位でしたね。そのベルディヒが4位で、1位のノヴァーク・ジョコビッチ、2位のロジャー・フェデラー、3位のアンディ・マレーと共に上位4シード入りとなりました。

この10年間を常にランキングでもトップ5にいたナダルだけど、先々週のマドリッドでのマスターズ1000大会の決勝戦でマレーに負けて、2005年5月2日以来となるトップ5落ちをしてしまったの。

ナダルもそのシードでは、順当に勝ち上がっても準々決勝でジョコビッチやフェデラー、マレーに当たってしまう可能性を承知してしるの。

「全仏オープンでは、初めてとなる過去最低のランクで臨むことになります。つまりそれは、タフな選手との対戦が早い段階からあると言う事なのです。」って、ナダルは語ってました。

ヨーロッパでのクレーコート大会に入って、バルセロナ大会では3回戦でファビオ・フォニュイーニに、マドリッドではマレーに負けてはいるものの、ここまでのクレーコートでの戦いぶりには満足しているんだとか。

怪我や虫垂炎からの復帰となった今シーズンでの不調の原因としてナダルは、試合中の緊張を上げていたの。

「パリ(全仏オープン)が常に目標なのは変わってはいません。良いプレーも出来ています。緊張さえしなければ、自信を持って戦えるのです。今日も緊張せずにプレーが出来たし、この3週間はほとんど緊張しないでプレーが出来ました。それは自分に取ってとても重要な事なのです。」

ってナダルは、先週の準々決勝でスタン・ワウリンカに負けた後のインタビューで語っていたの。本人的にはそれほど感触は悪くないって事かしらね?それなら全仏オープンにはしっかり調整して臨んで来そうね。

もしナダルが準々決勝で負けてしまったら、去年の優勝ポイントの2000ポイントがなくなって、ベスト8の360ポイントしか加算されないから、今のポイントから1640ポイントも失ってしまうの。

そしたら、トップ10からも落ちてしまうかも知れないわ!そんな事になったら一大事ね!!!

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ナダル、上位4シード落ちで全仏へ

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昨日行われたローマでのマスターズ1000大会、クレーキングとしてこの10年間クレーコートで王者として君臨していたラファエル・ナダルが準々決勝でスタン・ワウリンカの前にストレートで敗退しちゃいましたね。

再来週に控えた全仏オープンでも、この10年間でたった1回しか負けていないナダル。今年の全仏オープンは優勝が微妙なのではって声が聞こえるけど、長年のライバルだったロジャー・フェデラーはそうは思っていないみたい。

「他の人がどう言うかに関わらず、彼(ナダル)が優勝候補です。彼はローランギャロスではこの10年で1度しか負けていないのです。あの大会で、彼を越えて優勝候補に上がる選手はいるはずがないでしょう。」

って語っているんだけど、やっぱりこの10年間を真のライバルとして戦い続けて来たから、ナダルの強さと怖さを一番知っているフェデラーだから、こんなコメントが出るのでしょうね。

ナダルが初めて全仏オープンに出場したのが2005年で、その当時世界ランク5位のナダルは、第4シードでエントリー。そして見事初優勝を飾ったの。

それ以来去年まで、常に上位4シード選手として出場していた全仏オープンだけど、昨日の敗戦からそのシードを守る事は出来なくなりました。

ナダルはフェデラーの思うように、また全仏オープンの会場であるローランギャロスで輝きを取り戻せるかしらね?

同じく準々決勝で敗退したのが錦織圭選手。世界ランク1位で第1シードのノヴァーク・ジョコビッチにフルセットで負けちゃいました。

これで来週発表の世界ランクで、僅かの差でトマス・ベルディヒを抜けず4位入りとは行かない計算となったはず。

錦織選手は今週の180ポイントが加算されて5220ポイント。ベルディヒも今週は180ポイント獲得したけど、去年の90ポイントと相殺されて来週は90ポイントの加算。すると5230ポイントになるはずだから、錦織選手はベルディヒを抜けず。

現在勝ち残っているダビド・フェレールとスタン・ワウリンカが例え優勝しても、錦織選手を抜けないから、4位がベルディヒ、5位が錦織選手になるはずですね。それがそのままシード順に反映されると思われます。

ナダルの世界ランクは、フェレールとワウリンカの結果待ちとなりますね。

錦織選手は去年の全仏オープンは初戦敗退だったから、ここはまた上位進出してポイントを加算して欲しいですね。グランドスラムでの初優勝への期待も高まります!

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デル=ポトロ、全仏も赤信号!

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怪我に苦しめられているファン・マルティン・デル=ポトロだけど、どうやら全仏オープンの出場も危ぶまれているそうよ。

地元アルゼンチンのメディアが伝えたところによると、これまで2度の手首の手術を受けたアメリカはミネソタ州ローチェスターにあるマヨ・クリニックのリチャード・バーガー医師とはずっと連絡を取り合っていながらも、この数週間以内にスペインの医者にも診察してもらって、判断を仰ぐとのこと。

他のアメリカ人医師の見解でも、手首に再び手術が必要だって言われたんだけど、既に2度の手術をしているデル=ポトロはそれには乗り気じゃないらしいの。

そんな状況だから、全仏オープンも恐らく出場は無理だって言われてるわ。

デル=ポトロは今季は全豪オープン前哨戦のシドニー大会からツアー復帰を果たしたものの、準々決勝まで勝ち上がったけどまた手首に痛みが出ちゃって、2度目の手術を受ける事に。

そしてその手術から復帰した3月のマイアミのマスターズ1000大会では初戦敗退。それ以降、公式戦には登場してないのよね。

デル=ポトロは、ボールを使っての練習はしていなくて、自身のマンションにあるジムでトレーニングだけをやっているんだって。そこにはデル=ポトロのチームは一緒にはいないみたい。そんな彼だけど、アルゼンチンの地元のサッカー・チームと一緒にサッカーをする姿が画像付きで地元の新聞で紹介されていたんだって。

デル=ポトロがかつてのプレーを取り戻す日はいつになるのかしらね?

そして心配していた通り、アンディ・マレーは今週のローマでのマスターズ1000大会を諦めましたね。彼のコメントによると、急に大きな疲労を感じてしまったんだってね。

加えて女子世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムズもローマ大会の3回戦を前に右肘の怪我を理由に棄権を申し入れて大会を去りましたね。

「今の事を考えずに、将来の事を考えて正しい決断を下す必要がありました。試合を棄権するのは、本当に本当に大嫌いではありますが、これは棄権をしたのではありません。正しい決断を下しただけなのです。」

「去年は本当に怪我をしてしまいました。そして全仏オープンまで5日くらいしかなくて、練習も1日か2日しただけでした。そんな状態でグランドスラムを迎えたくはないのです。」

セリーナはマドリッド大会中に怪我が起きて、その結果準決勝のペトラ・クヴィトバ戦では本来のプレーが出来ず敗退しちゃったんだって。

「サーブがベストの状態ではありませんでした。サーブをしっかり打って、ショットも高い自信を持って打たなけるばなりません。怪我をしてしまっては、そこまでの自信を持つことが出来ないのです。」ってセリーナは自分の気持ちを語っていました。

全仏オープンが控えているから、みんな慎重になるのは当然よね。去年はそんな状態だったからか、全仏オープンでは2回戦敗退でウィンブルドンでも3回戦敗退と精彩を欠いたセリーナ。同じ過ちは繰り返したくないって事ね。今後の活躍に期待しましょう。

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マレーとナダル、今週は?!?!

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火曜日のブログで紹介したけど、アンディ・マレーは今週のイタリアはローマでのマスターズ1000大会にもしっかり出場して、昨晩行われた2回戦を勝って、今季のクレーコートでの成績を10連勝へと伸ばしましたね。

今年のクレー・シーズンの過密スケジュールは、マレーに取っては嬉しい誤算だったみたい。

「ツアースケジュールは、過去のクレーコートでの自分のパフォーマンスに基づいて決めていて、クレーコートでここまでの好成績を上げた事がありませんでした。だから、10日間で8試合もするとは予想していませんでした。」って本人も思ってもいない結果だった事を明かしてました。

昨日は疲労が残るなか、ジェレミー・シャルディをストレートで退けたマレー。全仏オープンも控えてるし、怪我だけはしないで欲しいわね!

そしてそのローマ大会前には、よもやトップ10落ちの可能性させ指摘されてたのなラファエル・ナダル。彼は去年のこの大会では準優勝だったから、週明けには600ポイントを失います。もし、初戦敗退しちゃって他の選手の結果次第では可能性としてはあった事なのよね。

昨日の初戦となった2回戦ではしっかり勝利したナダル。そしてランキング上、ナダルより下にいるマリン・チリッチやグリゴール・ディミトロフは昨日負けちゃったから、彼等に抜かれる事もなくなって、さすがにトップ10落ちはなくなりそうね。

でも、全仏オープンのシード順もかかっているから、現在世界ランク7位のナダルがトップ8シードを守るためにも、8位のダビド・フェレールと9位のスタン・ワウリンカの成績も気になるところね。

まあ、ワウリンカとナダルのポイント差が大きいから、ナダルが次で負けてワウリンカが優勝とかしない限り抜かれたりはしないはずだから、全仏オープンで上位8シード落ちもあまりなさそうね。

上位選手に取っても、大切な大会が続くわね!

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です!

女子では、中国の7万5000ドルのサーキット大会では、第8シードの桑田寛子選手が1回戦敗退でした。チュニジアの5万ドルでは、第4シードの尾崎里紗選手がベスト8でした。

ギリシャの1万ドルでは、川崎良美選手が1回戦敗退でした。ダブルスでは、ルーマニア人選手と組んで第4シードの川崎選手は準優勝でした。イタリアの1万ドルでは、江藤奈緒子選手が1回戦敗退でした。ポーランドの1万ドルでは、予選を勝ち上がった千村夏実選手が2回戦敗退でした。トルコの1万ドルでは、予選を勝ち上がった山外涼月選手が2回戦敗退でした。予選を勝ち上がった北川理央選手がベスト8でした。

国内は福岡で行われた5万ドルのサーキットでは、ベスト8には瀬間詠里花選手、予選を勝ち上がった加藤未唯選手が、ベスト4には第8シードの波形純理選手が入りました。日比野奈緒選手が準優勝でした。ダブルスでは、タイ人選手と組んで第3シードの宮村選手がベスト4、第1シードの穂積&波形ペアーが準優勝でした。

男子では、韓国の10万ドルとチャレンジャー大会では、仁木拓人選手、守屋宏紀選手が1回戦で、第6シードの伊藤竜馬選手が2回戦敗退でした。第3シードの添田豪選手がベスト8でした。イタリアの4万2500ユーロ大会では、第6シードのダニエル太郎選手がベスト8でした。

イタリアの1万ドルのフューチャーズ大会では、山崎純平選手が1回戦敗退でした。トルコの1万ドルでは、予選を勝ち上がった脇田俊輔選手が1回戦敗退でした。

タイの1万ドルでは、第3シードの近藤大生選手、第7シードの井藤祐一選手、片山翔選手、予選を勝ち上がった中村錬選手、越智真選手が1回戦で、第5シードの小ノ澤新選手、志賀正人選手、予選を勝ち上がった岡村一成選手が2回戦敗退でした。ベスト8には第1シードの竹内研人選手、アキラ・サンティラン選手が入りました。ダブルスでは、第2シードの近藤&小ノ澤ペアーが、第3シードの井藤&片山ペアーが準優勝でした。

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マレーの好調の原因は?

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先週行われたマドリッドでのマスターズ1000大会決勝戦で、ラファエル・ナダルを下して優勝したアンディ・マレーだけど、今週開催されているローマでのマスターズ1000大会に出場しようか迷ってるんだとか。

「ローマまで飛んで、ローマに着いてから試合に出るか決めたいと思う。」ってマレーは語っていたの。

マレーはマドリッド大会前週にはドイツのミュンヘン大会に出場していて、悪天候から日曜日に予定していた決勝戦が月曜日へと順延になって、そこで優勝してからマドリッド入りしていたの。そしてそのマドリッドでも優勝して、この2週間で9試合をこなしていたのよね。

そして今後も全仏オープン、そして3週間しか開けずウィンブルドンと、2つのグランドスラムが続く過密スケジュールが控えているの。

「実戦をこなせるのは嬉しい事だけど、今後の数ヶ月はとても忙しいスケジュールだから、今は正しい判断をしなければならない。」って、慎重に考えたい気持ちを明かしてました。

以前はクレーコートが苦手としていたマレーだけど、今季はここまでクレーコートでは9戦全勝。それにはクレー・シーズン前に結婚式を挙げてオフコートでも充実している事が要因になっているみたい。

「スポーツ選手には、そのスポーツをしている以外にもパフォーマンスを高めるために必要な生活もあるもの。テニス選手も、コートを離れている時も幸せでいられて、プライベート・ライフも充実していたら、それがテニスにも好影響を及ぼすものなんだ。」ってマレーは今の心境を語っていました。

同時に、1年半前に受けた腰の手術からやっと本来の腰の状態に戻って来たのも、この好調の原因でもあるようなの。アメリ・モレスモをコーチに招いて、加えてヨナス・ビョークマンもチームに加えてサポートしてもらっている環境も良い影響を与えているみたいね。

まだローマ大会では、マレーの初戦となる2回戦の予定は組まれていないけど、今後に向けてやっぱり欠場するのか、今日明日中に決める事になりそうね。

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ラオニチ、足を手術!

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今週イタリアはローマで開催されているマスターズ1000大会には、昨日のブログにも書いたけどミロス・ラオニチがエントリーしてません。ラオニチと共に今大会を欠場しているのがフェルナンド・ベルダスコ、ガエル・モンフィス、ヴァセック・ポスピシルもエントリーしてません。

そして第2シードでエントリーしているロジャー・フェデラーだけど、エントリーを取り消してはいませんね。フェデラーは当初、出場は前の大会の結果次第だって語っていたらしいんだけど、ご承知の通りフェデラーは先週のマドリッドでのマスターズ1000大会は初戦だった2回戦で敗退しちゃったから、もちろん今週はしっかり出場して全仏オープンに備えるはずよね。

ラオニチはモンテカルロでのマスターズ1000大会中に右足を負傷して準々決勝で途中棄権していたの。その怪我は神経系の怪我らしいんだけど、実はラオニチはそれを治すために手術を受けるから今週は大会には出られなくなってしまったみたい。

ラオニチは自身の公式ツイッターで「右足の神経を治す手術を受けるんだ。なるべく早く戦えるように、ローマは欠場したよ。」って呟いてました。

手術となると復帰はいつになるか分からないし、全仏オープンもちょっと微妙な状況かも知れないわね。

ラオニチと同じカナダ出身のポスピシルは、マドリッド大会でジャック・ソックと組んで第3シードで出場していた男子ダブルスの準々決勝中に、ソックと接触して右足首を捻挫してしまったの。もちろんその時の試合は、途中棄権を強いられての敗退でした。

ポスピシルも自身の公式ツイッターで右足首に包帯を巻いて松葉杖をついてる画像と共に「マドリッドを願ってはいない形で去ることになってしまいました。でも来年も戻って来ます。皆さんからのメッセージありがとうございます。」って呟いてました。

モンフィスはマドリッド大会の2回戦で、3時間20分の激闘を演じながらも敗戦。その試合で、これまでも何度か苦しめられて来た膝がまた痛み出してしまったようなの。

ベルダスコはマドリッド大会で3回戦進出。その3回戦では同胞のダビド・フェレールにフルセットの接戦の末に敗退。その後ベルダスコは「ちょっと体にいくつかの気になる所がある」って語っていて、ベルダスコも今週は治療に当てるみたいね。

クレーコートは球足が遅くなるために、ラリーも続いて試合時間も長くなる傾向にあるから、体への負担は増えるのよね。みんな全仏オープンを控えて、今は無理をしないで体調管理に当てる選手が出るのは仕方のない事よね。

そんな選手達の元気な姿を楽しみに待ちましょう。

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錦織選手、今後の活躍にも期待!

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今週行われている男子マスターズ1000大会のムチュア・マドリッド・オープンでは、錦織圭選手はベスト4でアンディ・マレーに負けて、2年連続の決勝進出とは行きませんでした。

それでもグランドスラムやマスターズ1000大会では、ここまで安定して上位進出を果たしているから、きっと本人もそれほど気にしてはいないんじゃないかなって思います。

それよりも、すぐにローマでのマスターズ1000大会、そして全仏オープンとまだまだ大きな大会が控えているから、しっかり気持ちを切り替えているはずです。

ローマ大会は去年は怪我のために欠場。そしてその怪我の影響で全仏オープンも1回戦敗退と結果を残せずにいたから、今年はランキング・ポイントを稼ぐチャンスですね。

明日発表の世界ランクでは、昨年のマドリッドの準優勝ポイントを失うから、6位か7位に下がってしまうけど、4位か5位に上がるミロス・ラオニチがローマ大会を欠場してるために、去年のベスト4のポイントを失うから、来週の月曜日発表の世界ランクでは、例え錦織選手がローマ大会で初戦敗退してもラオニチがランキングを下げる事が決まってますね。

なので、ローマ大会での錦織選手の結果次第で、錦織選手の全仏オープンでのシードも決まります。シードの目安は、上位4シードに入るか上位8シードに入るかで大きな差があります。なのでローマ大会でも上位進出して、何とか上位4シード入りして全仏オープンに臨んでもらいたいですね。

もちろん、その道のりは簡単ではありません。ローマ大会のドローでは、第5シードの錦織選手は順当に勝ち上がると準々決勝で第1シードのノヴァーク・ジョコビッチと対戦となります。

今季ここまで絶好調のジョコビッチだけに、さすがに厳しい壁になるだろうけど、決して倒せない相手ではないし、全力でぶつかって欲しいですね。

とにかく今は次の試合までしっかり疲労を取って、万全の状態にして大会へ臨んでもらいたいわね。

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辛勝の錦織選手、フェデラー敗退!

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今週行われている男子マスターズ1000大会のムチュア・マドリッド・オープンは、シングルス2回戦が行われて、第4シードの錦織圭選手が、苦戦を強いられるもダビ・ゴファンをフルセットで下して3回戦進出を決めましたね。

錦織選手はゴファンとは、今年のマイアミのマスターズ1000大会で初めて対戦して、あっさり勝利を飾っていたの。

今回も同じような展開になるかと思われるように、第1セットを簡単に先取した錦織選手だったけど、第2セットからゴファンが戦い方を変えてきて、同時に錦織選手のコースをしっかり読んでプレーするようになったの。

なかなか思うようにポイントが取れなくなってしまった錦織選手だけど、そこからどう対応してくるかと思っていたら、第3セットの終盤でギアを上げて第9ゲームでブレークに成功し続くサービング・フォー・マッチをしっかり決めて、底力の強さを見せてくれました。

去年はクレーシーズンで一気に開花したと言わせるプレーをこの大会で見せてくれて決勝進出。クレーキングのラファエル・ナダルを圧倒するプレーを見せてくれたけど、それまでもギリギリで戦っていた体が悲鳴を上げて途中棄権を申し入れて惜しくも敗退する結果になっていたのよね。

そんな状態から臨んだ全仏オープンでは、本来のプレーが出来ず初戦敗退。今年はこのマドリッドではもちろん、来週のローマ、そして24日から開幕する全仏オープンと、怪我をせずに戦えたらそれなりの結果を残してくれるはずだから、もちろん今大会も優勝を狙っては欲しいけど、全仏オープンで万全な状態で戦える事を第1に考えて欲しいなって思います。

そして大波乱も起きましたね。世界ランク2位で第1シードのロジャー・フェデラーが20歳になったばかりのニック・キリオスに敗れて、初戦で姿を消してしまったの。

キリオスは「彼は疑いもなく史上最強の選手。子供の頃から彼のような選手を見ながらテニスをして育って来たんだ。こうして対戦する事を夢に見ていた。」って、小さい時からのアイドル的存在のフェデラーとの対戦への思いを語ってました。

そして「これは自分自身の最高の勝利。彼は最高の選手だと証明して来た。どんなサーフェースでも戦える。そして明らかに誰よりもグランドスラムでの優勝がある。そしてテニスと言うスポーツに対しても多くの事をやって来ている選手なんだ。」って興奮冷めやらぬ様子で語っていました。

一方のフェデラーは「とても早いテンポの試合だった。ポイント間でさえあまり時間を取らなかった。そしてサーブでポイントが決まった事がとても多かった。でもそれは予想していたんだ。難しい試合になるって事もね。ここマドリッドでは今日が初戦で、先週のイスタンブールとは全く状況が違っていた。」と試合を振り返り、先週出場して優勝したイスタンブール大会と、コートの感触も違った事を明かしていたの。

そして「ニックは良いプレーをしてくると思っていた。自分からすると驚きではないし、この結果もあり得ると思っていた。延び盛りの若い選手と対戦するのはいつも好きな事なんだ。去年、彼がブレークする前に、全仏オープン直前に一緒に練習する機会があったんだ。素晴らしいサーブを持っていたし、ポテンシャルも高かった。だからこのまま一生懸命練習を続けて、テニス界のトップを争って欲しいと思っていたんだ。」ってフェデラーは、キリオスの才能の高さを感じていたらしいわ。

早々に敗退しちゃったフェデラーだけど、まだ来週のローマ、そして全仏オープンと続くから、しっかり調整して今後の大会に臨んで欲しいわね!

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セリーナが親友ウォズニアキについて語る

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女子世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムズ、現在33歳の彼女は今季絶好調を続けていて、ここまで20勝1敗で、今週出場しているムチュア・マドリッド・オープン女子でも順当な勝ち上がりを見せているの。

そんな彼女は、元世界ランク1位のカロリーン・ウォズニアキとはオフコートでも親しい友人であるのは有名な事。

「私達は鳥の羽のようなに、いつも一緒にいるの。彼女(ウォズニアキ)は本当に可愛らしい。一緒にいるととても楽しくていつも笑っているわ。お互い良いときや悪いときもあるけど、どんな時もお互いのためにいつも一緒にいるの。どう感じていたって構わない。いつも一緒。彼女の事が大好きだし、最高の人間よ。」ってセリーナはウォズニアキを絶賛してました。

そして「彼女とは特別な関係だし、カロリーンはいつもそばにいてくれる本当の友達なの。生涯の友と言える存在。こんなにずっとツアーにいると、誰かとこうして仲良くなれて、そんな人達ととても親しくなれると言う事はとても良いこと。」ってセリーナが語っていたんだけど、それってウォズニアキ以外にも数人の親しいツアー仲間がいるって事よね。

試合中のコートの上ではすごい形相で戦っているセリーナだけど、一度コートから離れると実は他の選手と仲良くお付き合いをしているのね。

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です!

女子では、ギリシャの1万ドルのサーキットでは、予選を勝ち上がった千村夏美選手が1回戦で、辻佳奈美選手、予選を勝ち上がった川崎良美選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、ルーマニア人選手と組んで第4シードの川崎選手が準優勝でした。

国内は岐阜で7万5000ドル大会のカンガルー・カップが行われ、ベスト8に今西美晴選手が、ベスト4に予選を勝ち上がった日比万葉選手が入りました。大坂なおみ選手は準優勝でした。ダブルスでは第1シードの青山&桑田ペアー、予選を勝ち上がった井上&大前ペアーがベスト4でした。

男子では、台湾の7万5000ドルのチャレンジャー大会では、予選を勝ち上がった松井俊英選手、吉備雄也選手が1回戦で、仁木拓人選手、守屋宏紀選手が2回戦敗退でした。第3シードの添田豪選手、第5シードの伊藤竜馬選手がベスト8でした。中国の5万ドルでは、斉藤貴史選手、竹内研人選手、綿貫裕介選手が1回戦敗退でした。

ギリシャの1万ドルのフューチャーズ大会では、綿貫敬介選手が1回戦で、第6シードの江原弘泰選手が2回戦敗退でした。イタリアの1万ドルでは、主催者推薦の山崎純平選手が1回戦敗退でした。

タイの1万ドルでは、第5シードの近藤大生選手、第8シードの井藤祐一選手、志賀正人選手、片山翔選手、予選を勝ち上がった大西賢選手が1回戦で、第6シードの小ノ澤新選手、菊池玄呉選手、奥大賢選手、予選を勝ち上がった越知真選手が2回戦敗退でした。アキラ・サンティラン選手が準優勝でした。ダブルスでは、第3シードの井藤&片山ペアーが小野田&志賀ペアーを下して優勝しました。

トルコの1万ドルでは、予選を勝ち上がった脇田俊輔選手、レオ=ジュリアン・セバオウン選手が1回戦敗退でした。アメリカの1万ドルでは、予選を勝ち上がった沼尻啓介選手が1回戦敗退でした。

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