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現在行われている全仏オープン男女シングルスの予選、日本人選手は女子では加藤未唯選手が唯一1回戦を突破したけど、2回戦で敗退してしまいました。
男子では西岡良仁選手が1回戦を突破して、2回戦も接戦を制して勝利したの。今夜行われる3回戦に勝てば本戦入りとなります。
そして対戦相手は大ベテランのラデク・シュティエパネック。37歳のベテランに、若さで向かって欲しいわね!
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ロジャー・フェデラーが全仏オープンの欠場を表明しましたね。
フェデラーは2000年の全豪オープンからグランドスラム本戦連続出場記録を持っていて、それは65回でストップしてしまいますね。
フェデラーは2月に受けた膝の手術から4月に復帰したんだけど、腰の痛みに襲われてしまって、先々週のマドリッド・マスターズを欠場。そして臨んだ先週のイタリアはローマでのマスターズ大会では3回戦でドミニク・ティエムに敗退していたの。
試合後にフェデラーは、今のような状態では全仏オープンに出ないかも知れないって、意味深な発言をしていたのよね。そしてその言葉が現実となってしまいました。
フェデラーは今回の決断は、自身が得意としている芝のシーズンへ、そしてウィンブルドンへ向けての準備期間に当てるって語ってました。同時に、この夏に開催されるリオ・オリンピックへ向けても、体調を万全の状態にするためには必要な時間だって語っていたの。
フェデラーに取ってみたら、苦手な全仏オープンで更に悪化させてしまう可能性を避けて、得意なウィンブルドン、そして4年に1度しか開催されないオリンピックへ集中したいと思うのは当然かも知れないわね。
そして、そんなフェデラーと同じように感じているのが、同じスイス出身で女子世界ランク8位のベリンダ・ベンチッチ、19歳。
昨シーズンから好調なプレーを続けて、今年の2月には18歳11ヶ月で世界ランク7位を記録。でもその後、3月のマイアミ大会で腰に痛みが出始めてしまい、4月頭のチャールストン大会の初戦の2回戦で完敗して悪化。それからツアー離脱を余儀なくされてしまったの。
ベンチッチは地元スイスのメディアには、練習を再開はしたものの、グランドスラムで戦えるほどのトレーニングはまだ出来ていないって語って、全仏オープンの欠場を表明しているの。
「怪我は誰にでも起きてしまうものです。準備が出来ていない中で出場するよりは、欠場の決断を下した方が良いと判断しました。」
と語るベンチッチは、フェデラー同様に2週間後に始まる芝のシーズンへ向けて、全仏オープン期間中はトレーニングに当てたいと語っているの。
ベンチッチはイギリスはイーストボーンでの芝の大会では、昨年は優勝を飾っているから、まずはその連覇を目標に体作りをするようね。
ベンチッチもフェデラーも、芝のシーズンでの元気な復帰に期待しましょう!