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来月で36歳になるベテランのファビオ・フォニーニ。2007年11月に初めてトップ100入りをすると、2009年4月から現在に至るまでその座をキープするイタリアを代表する選手。
2019年7月に自己最高位となる世界ランク9位を記録し、初めてトップ10入りを果たしたの。その時フォニーニは32歳で、これは初めてトップ10入りした最高齢選手だったの。これまでも不振な時期があったり、怪我などに苦しめられたりするキャリアを送っていたんだけど世界のトップレベルを維持し続けているのよね。
そんな彼のトップ10入りは、2015年のUSオープン女子シングルスを制したフラビア・ペンネッタが奥さんとして影で支えているからだと思うの。そして3人の子供にも恵まれているわ。でも、自分の子供にはプロテニス選手にはなって欲しくないみたいなの。
「素晴らしい人生だけど、同時にとても難しい人生でもある。ずっと言ってきたが、それが悪く聞こえるかもしれないけど、息子にはテニスはして欲しくないと願っている。なぜなら、自分がして来たから分かる。父親がどれほどの犠牲を払ってきたか。子供のためにして欲しいとは望んでなかったわけではないが、同時に難しい。もしより優れる選手になりたいのなら、テニスと言うスポーツでは、多くのことを犠牲にしなければならない。」
「難しいのは、早朝の4時に起きて仕事へ行く。我々プロテニス選手の人生はとても素晴らしいけど、多大な困難もある。孤独になったり、地元や友人から離れなければならなかったり、旅をして回り、疲労も時差もある。ファンの人達が見えない時間がとても多く存在している。近しい人達や、我々を追っている人達はどれほど難しいかを知っている。小さい頃からそんなことに慣れなければならない。」
プロのテニス選手を応援しているファンのほとんどが、彼等の影での努力や苦労のことを目の当たりにすることはほとんどないわ。でもそんなことをくぐり抜けて来たフォニーニは、プロテニス選手としての人生がそう簡単なものではないことを実感しているからこそ、自分の息子にはテニス選手になることを望んでいないのかもね。
きっと何をやりたいかは、子供自身に選択させるんじゃないかしら。それがテニス選手だったら、反対するのかしらね?!?!