カテゴリー別アーカイブ: フォアハンド

緩いセカンドサーブは

『櫻井』 さんより質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原様
いつも楽しく拝見いたしております。

早いサービスについてのご考察、その通りだと私のような初心者〜中級者でも感じます。
ところで、試合に出た際に最も悩むのが「ゆるいサービスのリターン」です。

相手の2ndサービスで、半端2ゆるく入ってきたサービスの方が帰って打ちづらく感じ、せっかくのチャンスをあまり活かせないケースが多く、自分自身もどかしく感じます。

一般愛好家のレベルというくくりで、相手の比較的緩い2ndサービスへの対処法をご教授願えませんでしょうか?

お忙しいところ恐縮ではありますが以上よろしくお願いいたします。

櫻井 より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

緩いサーブとは

絶対にサービスライン内に落ちるボールですから

浅いショットです。

浅いチャンスボールかな?

 

要は、短い距離に打てるかどうかが問われているわけです。

 

短く打つショットでやっちゃいけないのがこれ

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左肩の上に振り切ること。

こうすれば間違いなく深く飛ぶ。

 

じゃあどこへというと

トップスピンで振り切るならここ

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トップスピンは

フィニッシュ位置やスウィング軌道で深さを調整する。

 

フラット性の人は

振り切ったらまずダメ

強く打ってもいいから

この辺でやめる (つもりで) 。

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もう少し前へ出して終わるのだが

手首の角度をキープしたまま

ここで終わるつもりでブレーキをかけるといい。

振り自体はしっかり打っていい。

 

特に低めにフィニッシュを取れれば

短く打つことはそんなに難しくない。

 

 

もう一つの方法はスライス

Nishikori of Japan returns a shot to Ferrer of Spain during their match at the U.S. Open tennis tournament at Flushing Meadows in New York

それも当たった後

フラットのフォア以上に、しっかり止めること。

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持ち球と趣味で

打ち方を選択してみてください。 テニス

 

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, リターン | 投稿者松原コーチ 21:08 | 2件のコメント

フォアの前向き法

どうやって、前を向く

以前、ジュニアのフォアハンドのスピードの話でもしたが

とにかく前向きでボールを捕えなければ話にならない。

そうしなければ情けないフォアハンドになってしまう。

 

さて

杉村太蔵氏の大学後輩たちとの試合動画を見ていて

近くにいいのがあるのを発見した。

ディミトロフとトップジュニアとの練習風景だ。

 

最初はジュニア選手のストロークと彼のボレー

ほとんど横向きになれないのでわかりやすい。

もっと後でのディミトロフのストロークでも

ひまの無いときに下半身が前向きなことがわかる。

 

ここから腕を引けば

本人が腕だけで打つつもりでも

肩の線が自然に横向きになる。

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ひまがなければ

引きを小さくして、腕だけで打つつもりでいいし

余裕があれば

上体がそれなりに横向きになる。

 

この、それなりというのが大事で

このやり方なら

引きすぎてしまうこともないし

腕だけで、身体が使えないということもない。

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自然にそれなりに身体を使えるのだ。

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クローズドスタンスでも考え方は一緒。

膝を前向きにして左足を踏み込めばいいのだ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 11:50 | コメントは受け付けていません。

エラーしないはずの人が

エラーしないはずの人が

試合ではエラーでポイントを失う

なぜだろう。

 

先日のブログで

ボールに向かうときかなり早めに構えると書いた。

充分に余裕をもって構えられれば

いい形で打てるはずで

エラーするわけがない。

余裕があれば

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こんなこともできる。

また

ギリギリでも何とかタイミングが間に合い

姿勢も作れれば、ボールをコントロールできる。

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エラーするということはこの前提が狂うこと。

 

相手ボールが速くなったり

遠い所へ打ち込まれて

いい姿勢になりきれないなど

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構えるのが

ほんの少しでも振り出すタイミングより遅れると

いい形でのスウィングができなくなる。

 

そのままでは、当たりが悪かったり

面の向きが違っていたりする。

それを小手先などで調整しながら打たなければならなくなり

どうしても100%安全なショットとはなりえない。

 

これはどのレベルでもあることで

私なら

元気な若者ショットを食らうと

食い込まれて構えが遅れ打点が遅れる。

 

錦織ならその程度はたいてい余裕でこなせるが

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相手がジョコビッチになると

間に合わないことが少しづつ多くなっていく。

 

だからテニスというのは

相手をコースやスピードで崩して

エラーさせたら勝ち。

 

相手の姿勢を崩すスポーツという人もいるし

相手から時間を奪うスポーツという人もいる。

 

だからこそ最初に戻るが

易しいボールに対し

余裕をもって、早目の構えができなくてはいけない。

 

それが

強い相手とやるとギリギリの構えになるし

それでも

もっと強い相手とやると間に合わなくなって破たんするのだ。

 

余裕がある時でギリギリなら

間違いも起きやすいし

破たんするのも早くなる。

 

何度も言うが

「余裕をもって、早目の構え」 なのだ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと, 技術全般, 試合 | 投稿者松原コーチ 19:06 | コメントは受け付けていません。

早く構えられるか?

先日のトミーインドアでの、「松原コーチのテニス塾」

参加者が少なかったこともあり

みなさんの希望で

ひたすらファオハンドの1日だった。

 

当日印象に残ったのが

毎月のように参加してくれる、お二方のフォア。

 

いつも私のアドバイスを素直に聞いてくれるし

すごくまじめに取り組んでいるので

二人ともすごくきれいなフォームで、いいボールを打つ。

 

ただ、実践的なプレーでどうしてもエラーがでる。

 

前後の動きの練習の中で、私が見本をしていて

気が付いた。

 

「松原さんの構え、身体の向きを作るのはすごく早い」

ということ。

ボールを打つ位置に入っていきながら

相当早く、肩の線の向きを決め

いつも同じ形を作って、ボールに迫っている。

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二人はどうかというと

ちゃんと形になっているのだが

その形ができるのが打ちに行くぎりぎり前。

 

だから

ちょっとした出来事で、「ぎりぎり、構えられなかった」

という事になりかねない。

 

事実を指摘し

やって見せ。

当然のように、やってもらった。  テニス

 

やることは簡単で、すぐにできるようになる。

だが

問題はここから。

それを習慣に、癖にするか、なのだ。

そうとうに強い意志がないと

こんな簡単なことが身につかない。  テニス

 

もう一つたどると、心の問題。

「そうまでしてでも勝ちたいのか?」

という事。

 

松原さんの場合

そうまでしても、勝ちたいし

これを生活の糧にまでして取り組む以上

やってあたりまえ、としか考えていない。

 

アマチュアやテニスコーチの場合

今のままでも十分にうまいし

大抵の人には納得させられる。

特に、そこまでやるか?

という世界なのだが。

プロや本当に勝っている人

エラーなんかするわけがないという人は

当然やっていること。

 

そこまでやって

ぜひ

こちらの世界に入ってきてほしい、と願っている。  テニス

 

さて、次回テニス塾は、5月日水曜日

要項はこちらを見てください。

ぜひ、たくさんの皆さんに

松原さんのテニスを体験してもらいたい。   テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 19:33 | コメントは受け付けていません。

フォアをトップスピンに

先日の大会中に

うちの大学の後輩、O君から聞かれたことです。

 

カラオケ  攻撃力を増すために

フォアハンドをもっとトップスピン気味にするべきか?

という内容でした。

 

 

 

水瓶座  私の考え方です。

フラットで押し出すように打っている人は

テニスの根本を崩してしまうので

お勧めしません。

 

それに対し

もともと少しトップスピン気味に打つO君は

スピン量を増やしてもいいと思います。

ただし

小手先をなるべく使わない

手首を固め

垂直なラケット面でボールを捕え

インパクトの面を常に感じることです。

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面はテイクバックで下向きになり

徐々に起きて行って

垂直面でボールを捕えます。

 

そしてトップスピンをかけたために

下から打つが故の

アウトをなくすためにも

アウトサイドイン

低め位置へのフィニッシュを心がけなくてはなりません。

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その辺をしっかり心がけるなら

片手バックのトップスピンに比べれば

はるかにハードルは低いと思いますが

単にちょっとスピンを増やそうということでは

すでにできているテニスを壊すことにもなりますので

それなりの覚悟で臨むべきでしょう。

特に

トップスピンとは面を被せることだと思っている人は

かなり危ない。

 

とにかく

面は垂直、低めのフィニッシュです。 テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 13:38 | 2件のコメント

その他の逆クロス

『うそほんと』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  いつもお世話になっております。3月29日のフォアの逆クロスの記事を見て思ったのですがバックハンドの逆クロスやスライスフォア・スライスバックの逆クロスも同じ様に考えて良いのでしょうか?よろしくお願いいたします。

うそほんと より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

バックハンドの逆クロスというのは原則

打点を前に取り、手首の角度を大きく作って打つ

フォアの逆クロスとは違い

手首の角度を変えないで

上体の向きを逆クロス方向に対し横向きを作って

そちら方向にしっかりスウィングすると考えた方が普通です。

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片手でも両手でも

男子の場合はそれが多いようです。

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ただし

女子では手首をしならせ

打点を前気味でとって

ラケットヘッドを走らせる

つまり、両手で打つフォアハンドのような形の人が多く。

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その人たちは

フォアハンドと同じように逆クロスを打ちます。

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ですが

なぜかそんなふうに打つ男子は

たいていバックハンドが下手ですね。

男子にとっては

力と打ち方のマッチングがよくないのでしょうね。

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スライスですが

通常

逆クロスは打点を遅らせて

引き付け気味にアウトサイドインに振る。

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手首は原則固定でサイドスピンをかけます。

トップスピンフォアハンドのように

打点を前に取り

手首をしならせて使うと

確かにスピードは出ますが

時に塀をダイレクトで揺らしたりします。   テニス

 

 

 

 

カテゴリー: スライス, バックハンド, フォアハンド, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 16:37 | 1件のコメント

トップスピンは弾む?

ふと、言い忘れていたことに気が付いた。

それはトップスピンのボールの弾み方。

 

どなたかの質問で

「トップスピンはコートを蹴って高く弾む」

というような趣旨の話が合ったのだ。

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ホントにトップスピンのボールは

スピンの威力で弾むのであろうか?

 

もちろんテニスコートでは

ナダルのようなトップスピンは高く弾むし

フェデラーのスライスは低く滑る。

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さて科学的な考察

と言ったって、簡単なことだから

ちょっとだけ付き合ってほしい。

ちょっとした図を用意した。

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iは入射角と呼ばれるもの

rは反射角だ。

光が鏡に反射する時は

i と r は等しくなる。

つまり、飛んできた角度で跳ね返ることになる。

 

ボールのバウンドもほぼ同じで

摩擦や、バウンドの減衰がなければ

同じ角度で跳ね返るだろう。

石鹸水を塗った面を使い

スーパーボールで実験すればたぶんそうなる。

問題は赤い矢印の方向に回転するトップスピン

しかもテニスボールでどうなるのか?

ということ。

 

トップスピンでコート面に当たったボールは

打球方向に蹴るわけで

図のように

バウンドはむしろ低い方向に行くのではないだろうか。

 

そしてもう一つ

スーパーボウルほど弾まないテニスボールとしては

コート面に当たる速度より

跳ね返る速度は当然遅くなる。

だからますます低いバウンドになるのだ。

 

結論

「トップスピンのボールは弾まない」

えっ

でもナダルのボールは?

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あれは、強烈に落下してくる勢いで跳ね上がっている。

トップスピンは急激に落ちるので

入射角が小さくなる

しかもスピードがあるので

強く地面に激突する。

だから高く弾む、という理屈なのだ。

 

一方のスライスは浮き上がる力が働き

低く滑るように飛んでくる

入射角が大きくなるので反射角も大きい

だから、低いバウンドになるのだ。

 

まあ、そんなわけで

いくらナダルが打っても

4mの高さから落ちてきたエッグボールが

6mの高さに跳ね上がるということはないだろう。

 

結論を言い換えると

「トップスピンそのもので高く弾むのではない」

ということ。

 

でも

トップスピンはスライスよりも高く弾むのだけれど。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 18:17 | コメントは受け付けていません。

フォアの逆クロスは

『YS』 さんからの質問です。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原コーチ

いつも参考にさせていただいています。

早速ですが、わからないことがあり
質問させていただきます。

フォアのクロスに打つのが得意で
回り込んでの逆クロスが苦手な場合、
どのように練習すればよいのでしょうか?

スタンスがややスクエアぎみで、打点を前にとり
ボールを引っかけるように打つのでクロスに打つのは
得意な反面、回り込んでから、オープンスタンスで打点を
遅らせ気味に打つのは不得意というより、全くできないです。

何かいいアイデアはないでしょうか?

もちろん、松原コーチのいつも言われているように
インパクトのときに前を向くことができていれば
何の問題もないのですが、現在の打ち方が癖になっており
次の試合が半年後なので、どうしたものかと思っております。

YS より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

半年後の試合?

相当先ですよね。

さっさと覚えれば大丈夫です。

 

質問中

逆クロスについて誤解があります。

「オープンスタンスで打点を遅らせ気味に打つのは不得意」

打点を遅らせたら、逆クロスは打てません。

打点は遅らせないで

手首を早めに前に出す

ラケットヘッドが遅れ気味になって

逆クロスが打てるのです。

 

だから手首が柔らかくて

上体の開く人は逆クロスにしか打てない

たいてい、クロスが下手です。

 

そう、上体が開く

右肩右ひじが前に出ちゃう

手首が柔軟

だから相対的にラケットヘッドの出が遅れ

逆クロスなのです。

1501gcnisikori

もちろん打点を遅らせば

逆クロス方向には行きます。

でもそれはたんなる振り遅れであって

逆クロスとは言いません。

 

やり方、練習法?

スタンスはどうでもいい

最初から上体が前向きになり

肘と手首を前に出す

ラケット面を逆クロス方向になるように

ラケットヘッドを

アッチ向いてホイです。

 

一番早く習得する方法

私のところへプライベートレッスンに来ること

5分で打てるようにしてあげます。

半年まではかからない。

でも

プライベートレッスンは30分単位ですので

30分のお代はいただきます。

 

ホントいうと

さっきのアドバイスちゃんと聞いて

誰かに手間出ししてもらい

サービスラインくらいから打ってみればすぐにできますよ。

やはり半年はかからない。

もちろんこれを癖にして

コントロールの感覚がつくのには

半月くらいはかかりますが ・・・   テニス

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 16:48 | 1件のコメント

スウィングの始動は

『たまには勝ちたい』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  こんにちは。

ストロークに関して質問があります。

松原コーチは特にフォアハンドの場合、ゆっくり振り出すと解説をされていますが、速いボールが来た場合、ボールがバウンドする前に始動した方が良いのでしょうか?
また、スイングに関してですが、ボールの軌道をイメージして『打点はこの辺かな?』程度に意識してアバウトに打点に向かってスイングしたほうが良いのでしょうか?
ボールをしっかり見ようとしすぎて、逆に真ん中に当たらないということがあるもので。

よろしくお願いします。

たまには勝ちたい より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

ボールの軌道をイメージして『打点はこの辺かな?』

ではなく

もっと確信をもって

『打点はこのタイミングでここ』

というつもりで打つのではないでしょうか。

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相手ボールが速かったり深かったりすれば

当然、振出は早目になります。

引き始める、構える、のタイミングになりますと

バウンド後ということは普通はありません。

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どんなタイミングというと

相手打球を想像してみれば

そしてそれを想像でスウィングしてみればわかりますよね。

 

そしてこの想像ができるなら

その通りやるだけですから

すぐに実行できると思います。

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上級者は想像したボールに対してスウィングします

だから、振り遅れることなく打てるのです。

そして真ん中に当たるのです。

想像せず

後追いになって、ボールをよく見ると

情報が常に後手後手ですから

むしろ真ん中に当たらないのです。

 

もちろん微妙な調整は振り出した後にもありますので

「振出は早目に、ゆうっくり」 と言っているのです。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:58 | コメントは受け付けていません。

ヘビートップスピンの覚悟

『フランカー』 さんと、『中年プレーヤー』 さんからの

フォアハンドの打球感覚についての質問に対し

まだ答えていなかったように思います。

 

水瓶座  以下、私の考え方です。

トップスピンは

手首を固定したほぼ垂直なラケット面が

ボールを下から斜め上の捕えることによりかかります。

斜め下45度くらいからのヘビートップスピンです。

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打球の深さは

ワイパーの高さやフィニッシュの高さで調整する。

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ちょっと面を被せればかかるとか

かかりやすいラケットがあるとか

引っ掛かりのいいストリングがあるかとか ・・・

 

そんなことは考えません。

中途半端なスピンではどうせしっかり落ちません。

しっかり落ちなければ大事な試合で安心できない。

プロの打球を見ればわかると思います。

 

それくらいのヘビートップスピンなら

安心して大胆に打てます。

 

軽いトップスピンで

アウトが怖くて、振り切れない

当たり前です。

プロだってできないのに。

「鬼のように、いっぱいスピンをかけましょう」

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30年くらい前

トッププロはどれくらいスピンをかけるのか?

そのスウィングはどれくらい早く、どれくらい振り切るのか?

疑問を解消するため

セイコースーパーテニスに出場中の

ビヨン・ボルグを見に行きました。

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回転のついでに前にも飛んでいるというようなイメージ

スウィングはゆったりした動作から

インパクト後のスウィングの速いこと。

 

だから私のテニスは

めちゃくちゃヘビートップスピン

ボールスピードが遅くなる心配は

スウィングスピードで解消すればいいと思っていました。

 

それくらいの覚悟でトップスピンを打てば

試合でも思い切って打てます。

 

話をちょっと変えてメンタルの話。

大事な試合、大事なポイントで

コチコチに緊張感で固まる。

その状態でできるテニスは

 

1、 当てるだけ

2、スライスでちょん切る

3、フルスウィングで振り切る

 

以上のどれかです。

 

だから、もし攻撃的にありたいのであれば

究極のヘビートップスピンしかない。

 

 

私は臆病者なので

昔々は

フォアは当てるだけ

バックはスライスをかけてごまかす。

 

トップスピンに変えた30数年前から

相変わらず、臆病者の私は

フルスウィングでヘビートップスピンを打っています。

 

手首を固定し、がっちり握りしめたまま

斜め下から45度くらいの気分で

30年前は60度くらいの気分で

垂直なラケット面をぶち当てます。

それくらいしなければ振り抜けません。

 

硬くなるときは

打ちながら、「うー、うーっ」 と叫びます。

多分、外からは

臆病者には見えないと思います。

上体の左に引っ張り込みながら

「ヨシッー!!!」

全力を出した後なので

顔は獰猛な雰囲気に輝きます。

 

テニスセンスにあふれる方

試合でビビらない人は

今日の話は聞かなかったことにしてくださいね。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 17:26 | 1件のコメント