日別アーカイブ: 2016年6月15日

止める女

こんにちは
内藤です

 

どうですか?
トップスピン

出来ていますか?

今週はバックハンドのトップスピンですねひらめき

たまにね
「今週はバックスピンかー」

とか正気の沙汰とは思えないことを口にしている方がいますが・・

バックハンドのスピンです猫2

バックスピンではございませんボケーっとした顔

そんなんテニスではしません
(たまたまなるときはありますが・・)

 

でもそういうね
あまり登場しない変わったショットをテーマにしても面白いでしょうねほっとした顔

「今週のテーマは股抜きショットです」
「股下70㎝以下の方は受講出来ません」

「はい、ではラリーです 基本的に股抜きショットで返してくださいね」

 

大変なことになるでしょうね・・冷や汗 (顔)

股抜きショットを股抜きショットでし返す、みたいな・・

最初からネットに背を向けて構えないといけないでしょうね・・・たらーっ (汗)

そういうときに限って体験の方とか来そうやし・・

 

「当スクールでは毎週テーマを設定しております」

「今週は何ですか?」

「股抜きショットですね」

「それはまたクレイジーなテーマ設定ですね」

「そうですね」
「テニスの醍醐味を知ってもらおうとしているのですが、
もはや原型を留めなくなってきました」

「来週は何ですか?」

「バックスピンです」

「バックハンドのスピンですね」

「いえ、バックスピンです」

「使いますか?」

「いいえ、使いません」

「それはまたクレイジーですね」

「ですね」

・・・

 

ドロップショットくらいは取り入れてみてもいいかもしれませんねひらめき

考えておきます

 

でね

バックハンドのスピンを皆さん頑張ってたんですぴかぴか (新しい)

昨日のレッスンテニス

私は中級をしていたのですが、
横のコートで劉コーチが初中級のレッスンをしていたんです

マンツーマンのラリーのときです

 

「途中でスイングを止めると回転がかかりにくいので、しっかり振り切るアルよー」

頑張って回転を試みるA元さん

「そうです 深く打ちたいので大きくスイングするアルよー」

劉コーチがね
しっかり柔らかく振り切って
体を使って深く打ちましょうって指導していたんです

次の瞬間exclamation

 

「うわー どうしたアルかー!」

 

ビックリした私は慌ててそちら側を見ました

すると・・

A元さんのそばに寄り添うように1つのボールが・・

 

「と・とめた・・あの人ボールを止めたアルよ・・」

 

そうです

振り切れ
回転をかけろ
と言われていたにもかかわらず

前から飛んできたボールを
あろうことか止めてみせたのです

 

私はその瞬間を見れなかったので
現場に居合わせたK村さんに当時を振り返ってもらいました

 

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※プライバシー保護のため映像と音声を一部加工しております。

「そうですねー」
「本当に一瞬の出来事でしたよ」
「ラケットを巧みに扱って、地面にピタリと止めたんですよ」
「あの人は私たちの想像をはるかに超えますからねー」

 

すごいですよね考えてる顔

スピンをかけるよりよっぽど難しいですよ

 

それでね
皆にやいやい言われてたんです

「何をしてんだ」
「なぜ止めた」
「この問題児がー」

さすがに可哀想だなと思ってたんです考えてる顔

そしたらね

次の私のレッスンのとき

「バックハンドのスピンです」
「まずは回転をかけましょう」
「しっかり振り切ってください」

 

ドンっ!

 

A元さんが打つときに鈍い音が響きました

次のショット

私は目を疑いました目

皆に責められたA元さん

もう二度と止めてはならないと思ったのでしょう

フルスイングしたラケットで自分の背中を叩きつけていたのです

次のボールも・・またその次も・・・

何球も何球も
泣きながら自身の背中を叩きつけ続けたのです

 

Haemolacria_01-700x471 もうあかん・・止めたあかん!振り切らなあかん!

 

「A・・A元さん」

「いいんです 放っておいてください 私にはこれくらいしか・・・」

 

たぶん背骨が3ヵ所くらい折れていたと思います・・

これね・・

全部本当の話ですからね・・・

 

「そうなんですよー」
「私もビックリしましたよ」

[UNSET] ちょっと出たがるK村さん

 

・・・

頑張ってスピン打てるようになりましょうね手 (グー)

 

では手 (パー)

へばね~ぴかぴか (新しい)

カテゴリー: 未分類 | 投稿者tsunrise625 16:25 | コメントをどうぞ