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先週ドイツはハンブルグで行われたATP500大会のジャーマン・テニス・チャンピオンシップスで優勝したレオナルド・マイェールは、予選最終ラウンドで敗退しながらもラッキールーザーで本戦入りして、その幸運を生かしてのタイトル獲得だったの。
決勝戦では、地元の声援を受けたフロリアン・マイヤーを下しての優勝でした。
この二人、奇しくも名前がMayerなんだけど、負けたフロリアンはドイツ人なのでドイツ語からマイヤー、優勝したレオナルドはアルゼンチン人なのでスペイン語で発音するとマイェール(もしくは、マジェール)と、同じ綴りながら読み方は大きく違うのよね。(スペイン語圏の人に確認しました)
マイェールはこれが自身2度目の優勝で、実は初優勝も2014年のこの大会だったの。
マイェールは予選最終ラウンドでは、地元ドイツ期待の16歳のルドルフ・モレカーにフルセットで負けていたんだけど、マーティン・クリザンがフクラハギの怪我のために欠場したために本戦へ繰り上がったの。
そして1回戦は、第1シードのアルベルト・ラモス=ビニョラスとの対戦と、かなり厳しいドローを勝ち抜いていたのよね。
決勝戦直後には、奥さんのミラグロスさんと赤ちゃんのバレンチノ君とコートサイドで喜びを分かち合っていたの。
「またここハンブルグで優勝できた事に驚いています。ここはとても居心地が良くて地元のように感じます。街も好きですし、ここではいつも良いプレーが出来ます。予選で負けはしたものの、1回戦で第1シードを下しました。そのチャンスを生かしたのです。」って気持ちを語っていたの。
世界ランク138位でこの大会へ臨んでいたマイェールは、昨日発表の最新のランキングで49位と、2016年5月以来となるトップ50への返り咲きを果たしました。
素敵な奥さんと可愛い赤ちゃんに恵まれた30歳のマイェール。ベテランとして今後のツアーでもまだまだ頑張って欲しいわね。