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今週カナダはモントリオールで行われている男子マスターズ1000大会のロジャーズ・カップは、シード勢の敗退が目立ちますね。
残念ながらその一人に錦織圭選手も入ってしまいました。初戦となった2回戦でガエル・モンフィスにマッチポイントを握りながらの逆転負け。
まあ、モンフィスからしてみたら、それまで3回対戦していてその2回がマッチポイントを握ってからの逆転負けだった事を考えると、そのリベンジを果たしたけどまだ足りないってくらいかも知れないわね。
でも、負け方が今季の錦織選手を表すような、あまり良くない負け方だったのでは。第1セットのサービング・フォー・セットを取れず、第2、第3セットもサービング・フォー・マッチを取れずと、トップ選手らしからぬ展開でした。
第1セットこそ、その後のタイブレークを制して取ったけど、第3セットのタイブレークも6ー2とリードしての敗戦。加えて、サービスゲームは各セットとも、序盤は良いものの試合が進むにつれて悪くなる展開を3セットとも繰り返してました。
顕著なのがファースト・サーブの入る確率が、各セットの最初の2回のサービスゲームと終盤のサービスゲームでは全く変わってしまってました。
モンフィスも、イージー・ミスは錦織選手を大きく上回っているくらい、特に調子が良かったわけではなかったけど、追い込まれてからの集中力が半端なかったですよね。これまでは錦織選手が終盤でギアを上げて勝ってるパターンだったけど、全く逆でした。かなり不安の残る敗戦って印象でした。
この大会の結果次第では、錦織選手はランキングでミロス・ラオニチ、グリゴール・ディミトロフ、ジョー=ウィルフリー・ツォンガに抜かれる可能性があったけど、ラオニチとツォンガも初戦となる2回戦で、ディミトロフも3回戦で敗退しちゃいましたね。
そして日本時間の今日行われた3回戦では、第2シードのラファエル・ナダルが主催者推薦で出場のデニス・シャポバロフにフルセットの末に敗れる波乱に見舞われてしまいましたね。
18歳のシャポバロフは現在、世界ランク143位ながら延び盛りの若手選手。一方のナダルは、この大会でベスト4以上へ勝ち上がると世界1位へ返り咲く事が決まっていたから、もしかしたらそんなプレッシャーも感じていたのかも知れないわね。
これでベスト8に残ったシード勢は、第2シードのロジャー・フェデラー、第4シードのアレキサンダー・ズベレフ、第12シードのロベルタ・バウティスタ=アグートの3選手だけで、上位8シードからは2人しか残っていませんね。
そのラオニチだけど、今季優勝こそないもののまずまずの成績を残していたけど、今回の2回戦敗退後に手首に痛みがあったことを明かしていたの。
バックハンドを思うように打てず、スライスを多用したけど思っていたほどそれでゲームが作れなかったって語っていたんだけど、つまり左手首に痛みがあるって事みたいね。
サーブを打つときも色々な事を考えてしまい、集中出来なかった事がパフォーマンスを下げてしまったようだって、自身が分析してたわ。
そのことから、来週シンシナティでのマスターズ1000大会への出場は微妙になったみたい。既にアンディ・マレーも欠場を表明しているし、錦織選手は来週は是非とも上位へ進出して欲しいわね!
マレーの来週の欠場を受けて、ナダルやフェデラーの結果に関わらず8月21日発表の世界ランクでマレーが世界1位からの脱落が決まりました。代わって1位になるのは、ナダルか?それとも今週の大会でも好成績を残しそうなフェデラーか?
その行方も楽しみね!