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先週行われたマドリッドのマスターズ1000大会で、予選を勝ち上がってベスト8入りを果たしたドゥサン・ラヨビッチだけど、その後も過酷なスケジュールを強いられていていたの。
それについてマドリッドの準々決勝でラヨビッチを下したケヴィン・アンダーソンの奥さんがATPのルールについて苦言を呈しているの。
それはこんなスケジュールだったから。
5月11日の金曜日にマドリッドで行われた準々決勝でアンダーソンに敗れたラヨビッチ。ラヨビッチはランキングから、今週のローマのマスターズ1000大会も予選からの出場となっているんだけど、その予選は12日の土曜日から始まったの。
そして発表されたスケジュールではラヨビッチは、12日に予選1回戦が桑照れていたの。つまり、11日の現地午後3時半過ぎに試合が終わって、義務付けられている記者会見を済ませてすぐにローマへ。そして12日には午後4時以降開始の予選1回戦を戦わなければならなかったの。
アンダーソンの奥さんは自身のツイッターに2連続投稿でこう記してました。
「たった今、ドゥサン・ラヨビッチが今日(土曜日)ローマの予選にスケジュールされているのを見た。本当にATPにお願いしたい。その前の大会で好成績を収めた選手は、それと同レベルの大会の予選に出なければならない場合、移動などを考慮して少なくとも1日は猶予を与えて上げるような特別ルールを再検討して欲しい。」
「スケジューリングや特例などは難しい問題。でも、予選を勝ち上がりマドリッドでベスト8へ入った選手には、その選手の最後の試合から24時間以内に予選に出場しなければならないなら、ローマの本戦を保証してあげるべきだと思う。加えて彼は髪を切らなければならないとも言っている。もちろん、その時間も与えてあげるべきよね。」
って、最後はジョークも交えて呟いていたんだけど、その特例はベスト4以上に入ると翌週の大会の本戦のスポットが与えられるんだけど、ベスト8にはその特例がないのよね。
そしてその特例も、前の大会が次の大会と同レベルか上の場合だったんだけど、そのルールは改正されたのよね。
だから、先週韓国の5万ドルのチャレンジャー大会で予選を勝ち上がり優勝した西岡良仁選手は、今週韓国で行われる15万ドルと格上の大会にも関わらず特例処置が取られて今週は本戦からのエントリーになっているの。
ラヨビッチは予選1回戦は勝ったけど、昨日行われた2回戦で惜しくも敗退。マドリッドの予選からだと、5月5日から13日までの9日間で8試合を戦ったことになるの。力尽きたって感じよね。
アンダーソンの奥さんが言うように、特例はベスト4以上のままでも良いかもしれないけど、スケジュール的に前の試合の翌日に次の大会の予選の試合が組まれた場合は、日程をずらしてあげるとか、本戦への切符をあげるとか、何らかの措置を考えてあげたいわよね。