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ナダル、今季を振り返って…

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オフシーズンもトップ選手達は忙しい時間を過ごしているけど、ラファエル・ナダルもその一人。マドリッドで行われたスペインの大手通信事業者であるテレフォニカや、トミー・ヒルフィガーのイベントにビシッとスーツ姿で登場していたんだって。

過去を振り返って見てみると、今年はそれまでのシーズンより厳しい時間を強いられていたナダル。そんなシーズンからこんな風に感じていたみたい。

「才能を持つと言うことは、ミスから物事を学んだり、努力して自分の道を改善させたり、問題を乗り越えたり出来ると言う意味なのです。勝利から学ぶのはおかしな事です。負けた後は、次の試合へ向かうのがより難しいのです。勝利から良い影響を受けた事は一度もありません。なぜなら、自分で自分の事をとても上手いと思ったことがないからです。」

そして実の叔父で長年コーチを務めているトニー・ナダル氏も、こんな事を語ってました。「現実は、良い日も悪い日もあるものです。その状況を受け入れ、人生と改善に感謝しなければならないのです。最も高いゴールを目指すなら、居心地の良い場所などないのです。」って、悪い状況もあるはずで、それにどう対処するかが大切だって思っているみたいね。

ナダルは「今年は試合中に自分へ、“何て最悪な事をしているんだ”って言っていた時がしばしば見られた。そんな中、自分でも驚かされたのは日々何かが改善されていたのです。コーチやトレーナーと共に、よりモチベーションが上がりより熱心になれるように、更に具体的な事に対して努力しているのです。これまでとは少し違うのです。それは新しく前向きなエネルギーとなっているのです。これまでもやって来たことには満足していますし、これを継続させて、ここ数ヶ月で見られたようにテニスのレベルを上げたいと願っているのです。」

「今季を終わりにしたばかりです。次のシーズンの事はまだ考えていません。一週間の休みを取り、月曜日から練習を再開したばかりなのです。シーズンの終わり方を見ると、これからも上手く行くと思える自信が着いています。」

「この数ヶ月で持っていた前向きな状態を継続して行きたいし、もしそれが出来れば来年もきっと良いシーズンになると信じているのです。どんな大会でもベストを尽くしています。来年はオリンピックがあるので、更なるモチベーションを今は持てていません。オリンピックには特別な気持ちがあり、これまでも言って来ましたが、怪我で何度も大会を欠場したことはありますが、2012年の北京オリンピックの欠場は最も悲しいものになっているからです。」

「今の目標は、来年の開幕戦であるドーハへ、しっかり準備が出来て臨む事で、その後の全豪オープンまで健康に戦える事です。テニスは他のスポーツとはちょっと違います。大切な大会に勝てるチャンスを自分にどう与えられるかをテニス人生を通してずっと毎日考えているのです。結果はどうなるかやってみなけるば分かりませんが。持てる力を出し切って、モチベーションが上がるような勝利を得られるために全力を尽くすのです。最も大切な事は、健康でいて幸せでいる事です。今はそのような状態なのです。それは全て日々の努力によるもので、たった1つの大会から得られるものではない感情なのです。より完成したもので、肉体的で、精神的で、そして自信が必要で、テニスの問題でもあるのです。」

ナダルは故郷のマヨルカ島で数日の練習をしてから、錦織圭選手などが出場しているIPTLに参加するためにマヨルカ島を発ちます。12月6日から8日はフィリピンのマニラで、12月10日から12日はインドのニューデリーでの試合に登場する予定なんだって。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 18:11 | コメントをどうぞ
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