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ナダルの気持ちとソダーリングの引退

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今シーズンを世界ランク5位で終えたラファエル・ナダルは、一時代を築いてはいたけど、このところは怪我で世界のトップを争う事が出来ずにいたの。それまでは、そのトップを争うライバルであるノヴァーク・ジョコビッチ、ロジャー・フェデラー、アンディ・マレーなどからもしっ かり勝利を飾っていたけど、今季のレギュラー・シーズン中はそんな選手達から勝ち星を飾れなかったのよね。

でも終盤では徐々に復調し始めて、ツアー最終戦ではビッグ4のマレーからやっと勝利を飾って来シーズンへ期待が持てるプレーを見せていたのよね。

そんなナダルが自身について語ってました。

「2012年は、最高のプレーをしていました。世界ランク1位にまたなれそうでしたが、怪我で7ヶ月のツアー離脱を強いられてしまいました。2014年もまたシーズン獲得ポイントでトップにいたのにマヨルカでの練習中に手首を壊してしまったのです。ジョコビッチやフェデラーと比べると、とても大切な大会に出場する機会を逃してしまっていたのです。彼等はそこまで怪我に苦しまずにここまでキャリアを続けていますから。」

2014年の全仏オープンでは、ナダルは史上最多となる9回目の優勝を飾ったけど、その後は怪我や病気でその後のシーズンを満足に戦えなかったのよね。

そんな怪我や病気から復帰した今季はフルシーズン戦ってはいたけど、グランドスラムはもとより、マスターズ1000大会での優勝も出来ずにシーズンを終えたの。そんな状態にも関わらずツアー最終戦への出場権を獲得すると、スタン・ワウリンカ、マレー、ダビド・フェレールを下しベスト4進出。準決勝ではジョコビッチに破れたけど、まずまずのプレーを見せてシーズンを終えたの。

「今は怪我など何もありません。アンラッキーだと思うのは良くないと思います。自分の身に降りかかった事全てに対してとてもラッキーだと感じています。14回もグランドスラムで優勝出来ましたし、オリンピックでも金メダルも獲得しているのです。思っていたよりはるかに良い成績を残せているのですから。」って、全てを前向きに受け止めるようにしているの。

そんなポジティブなナダルだから、こうしてまた復活の兆しを見せているし、来年もまた世界のトップを争うプレーを披露してくれる予感がしてしまうわよね。

そしてびっくりするニュースが。そのナダルが独壇場だった全仏オープンで初めて敗戦を味わわされたのが、2009年の4回戦で当時世界ランク25位だったロビン・ソダーリングからだったの。そのソダーリングが現役引退を発表したの!

全仏オープンは初出場から4連覇中だったナダルが、同大会での連勝を31で止められてしまったのがそのソダーリング。

ソダーリングのたまたま絶好調とナダルの不調が噛み合ってのどんでん返しかと思われたけど、いやいやその後もどんどん勝ち上がって決勝進出。その決勝戦でこそフェデラーの前に屈したけど、準優勝を飾ったの。

そして更に実力が証明されたのは翌年の全仏オープンでもしっかり決勝進出を果たして、その決勝戦ではナダルからリベンジされちゃったけど、2年連続の準優勝を飾ったのよね。

そんな彼だけど、線熱を患って2011年7月からツアー離脱。もちろん、復帰へ向けて治療に専念していたんだけど、結局その後はコートに戻ることはなく引退を決意する事になったようね。

まだ31歳なんだけど、未だにフルに練習やトレーニングが出来ずにいたようで、きっと気力も限界に達してしまったのかも知れないわね。とりあえず、お疲れ様でした。第2の人生も幸多かれ!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 14:53 | コメントをどうぞ
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