月別アーカイブ: 2013年11月

いざ西が丘!!  

東京・西が丘にある味の素ナショナルトレーニングセンターに召集されてきました。

詳細については記載できませんが、実りある時間になりました。(チームの皆さんには、後日内容紹介しますね!)私は自分の「役割」をキチッと理解して地方から少しでも貢献できるように頑張りたいと思います。

 

テニスとは関係ない話ですが・・・・

NTC前のバス停で中国の水球ナショナルチームと遭遇しました。(後で通訳の方に質問して聞いたのですが)

五星紅旗の入った赤いジャージを着ている大男達が大きな声で中国語を話す姿に、正直あまり良い気持ちがしないまま一緒にバスに乗車しました。

次の停留所で年配の女性2人が乗ってきたところ、座っていた中国選手達は、サッと椅子から立ち、年配の方々に席を譲っていました。

イマドキの高校生が同様の事をしている姿を目にした時にも「捨てたもんじゃないなー!」と思いますが、今回も同じような気持ちになりました。

昨今、領土問題等で超ギクシャクしている日中の関係。どうにかならないかなぁ。。。

 

 

バレエねたですが・・・・

東京で開催されていた「ユースアメリカGP日本予選」に出場していた中1の娘に「ベルリン国立バレエ学校」から短期奨学金が授与されました。

娘的には「海外奨学金」よりも「ニューヨーク・ファイナル進出」が目標だったようですが、そこには届かずとても残念だったとの事。。。

私からすれば順風満帆のように見えますが、親子といえども当然感じることは違ってきます(笑)親としては、目標レベルが上がれば難易度も上がる厳しい実力社会だと思っていますので13歳らしく楽しむことを忘れないで邁進して欲しいなぁと思います。

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これで今年のモナコメルボルンに続いて、来年はトロントロンドンベルリンとお父ちゃんが行った事もない所へ娘は行ける事になりました。

私はバレエの事は、浅くしか分かりませんので余計な口は挿まずに親にしか出来ないサポートをしてあげるのみですね(笑)

 

カテゴリー: ATA, バレエ | 投稿者Arimura 12:18 | コメントをどうぞ

センバツ高校 九州大会

第36回 全国選抜高校テニス大会 九州地区大会」が鹿児島にて開催されました。

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男子は、母校・柳川34度目の優勝。

その柳川を崖っぷちまで追い込んだのが5年連続決勝進出の大分舞鶴! その強豪を率いているのは、大園洋平監督(鹿屋体大OB)です。

生徒たちの会場での振る舞いを含めて指導が行き届いていると感じさせられるチームと言えると思います。全国でも上位を目指せるチームだと思うので頑張って欲しいですね!

女子は、沖縄尚学が見事に初優勝を果たしました。平良和巳監督おめでとうございます。こちらも全国大会が本当に楽しみですねぇ!

私が大会2日目から「味の素NTC」に移動した為、初日しか応援する事が出来ませんでしたが、地元鹿児島県勢(ATA出身者)も全国出場を目指して頑張っていたようです。

活躍が連日「新聞」にも写真入りで掲載されていました。

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<女子>

4位 鹿児島純心(平原美咲・芦浦里奈)

5位 鳳凰   (英凪紗)

 

<男子>

6位 鳳凰   (岡村浩太・内倉鉄平)

 

以上の「ATA出身者達」5名が見事に「全国センバツ」への出場権を獲得しました。

本当におめでとう!!全国では九州代表の名に恥じないように頑張って欲しいと思います。

 

久し振り(おそらく20数年ぶり)に大会プログラムに目を通すと「歴代優勝校」欄に多くのATA出身者(懐かしい名前)を発見しました。

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第11回 わたし(笑) (柳川)

第30回 片谷祥吾 (柳川)

第30回 平原しおり(柳川)

第31回 平原しおり(柳川)

第31回 西田浩輝 (鳳凰)

第33回 岡村修平 (柳川)

第35回 林田誠  (柳川)

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写真は、「柳川高校プチ同窓会 IN 鹿児島」にて

本田監督(4期先輩・松岡修造さんと同期)や本村剛一コーチ(2期後輩・12年連続デビスカップ日本代表選手)とも再会を果たし懐かしい時間を過ごすこともできました。

そしてその後、東京でもお二人とディープな時間を過ごせて嬉しかったです。

本田監督、本村コーチ本当にお疲れ様でした!!

 

 

 

カテゴリー: ATA, 高校テニス | 投稿者Arimura 12:02 | コメントをどうぞ

ATPチャレンジャー ダニエル太郎準優勝

先週、韓国で開催されていたATPツアー下部大会「寧越チャレンジャー」で、ダニエル太郎選手が見事にシングルス準優勝を果たしました!

既に「フューチャーズ大会」では4回の優勝を誇るダニエル選手ですが、「チャレンジャー大会」での決勝進出は初めてだったようです。優勝こそ逃しましたが、この活躍により世界ランクは214位にまで上昇します。

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昨年の「慶応チャレンジャー」で伊藤竜馬選手(当時世界66位)を下し、ベスト4入りを果たしたのでダニエル選手の事をご存じの方も多いかもしれませんが・・・・ニューヨーク生まれの20歳で13歳までは日本育ち(妹のカナちゃんは教え子のライバルでした!)。6,7年前からスペイン・バレンシアにあるアカデミーでダビデ・フェレール等と一緒にトレーニングに励んでいます。

スペイン仕込みの強烈なトップスピンを主体のプレースタイルは「超・魅力」で日本には居ないタイプの選手だと思います。

秋にアジアで1,2試合出る以外はレベルの高いヨーロッパ、アメリカを中心に転戦していますのでランキングを上げることは容易ではありませんが、活躍してくると身長188センチ&ナイスルックスでもありますから一気に人気に火がつくかもしれませんね!?(笑)

今週は「慶應チャレンジャー」初戦で「全日本覇者ドラゴン伊藤選手に昨年のリベンジを許してしまったようですが、まだ20歳!

これからの活躍が本当に楽しみですね。

 

 

 

カテゴリー: 海外テニス | 投稿者Arimura 12:01 | コメントをどうぞ

全日本選手権 伊藤竜初V  十代の活躍

日本テニスの「聖地」東京・有明を舞台に繰り広げた「第88回全日本テニス選手権大会」は、「男女の新チャンピオン誕生」と「十代の大活躍」で幕を閉じました。

女子シングルスでは第5シードの「19歳穂積絵莉が第7シードの今西美晴(Wilson Team)をフルセットの末に下し、初優勝を飾りました。10代選手の優勝は2010年の土居美咲選手以来との事!

穂積さんは、私の教え子と同世代の選手でしたし、小さい頃から梅田邦明君(柳川の2コ下の後輩)が指導していたこともあって試合会場でよく一緒させてもらっていました。(ダブルスも組んでもらった事もある)そういった経緯もあったので今回も自然と応援に力が入りました!

全日本Jr U12を制した後に「両手打ち」フォアを「片手打ち」に変える作業は容易でなかったことは想像できますが、よくこのステージまで上がってきたなぁと思います。

穂積さん、梅田コーチ本当におめでとうございます。これからは目標の「世界」に向けて羽ばたいていって下さい。日本の南端より応援しています!

 

男子シングルスは、4度目の決勝進出で初優勝を狙う「ドラゴン伊藤」こと伊藤竜馬選手(ジュニア時代から大ファンです・笑)と以前から何度もイチオシ選手として紹介しています「18歳」の西岡良仁選手という三重県民対決!「私的」にも最高の決勝カードになりました。

<男子シングルス決勝>

伊藤竜馬(Wilson Team) 6-3,6-3 西岡良仁

伊藤竜馬選手が「4度目の正直」で全日本選手権初制覇を成し遂げました!伊藤選手おめでとうございます!!

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「デビスカップ日本代表」、「世界ランク最高60位」、「ロンドン五輪出場」、「グランドスラム大会でも勝利」・・・・世界の舞台でも活躍しているドラゴン伊藤に足りなかったのは「全日本チャンプ」という称号だけだったかもしれません。

ドラゴンショットに代表される伊藤選手の「攻撃力」に対し、西岡選手は最初のポイントでアウトミスをした後は、なんと20ポイントもミスのない手堅い「守備力」で応戦。

伊藤選手は、序盤こそ硬さも見られましたが、そこはツアーで揉まれた百戦錬磨!慌てることなく冷静に対処し、中盤からは強力なサーブを軸にドラゴンショットを炸裂させ主導権を握りポイントを重ねていきました。

「全日本優勝」という長年の「宿題」を片づけた伊藤選手は、またグランドスラムの舞台で大きなプレーを見せてくれそうで今から楽しみですねぇ!

 

準優勝の「18歳 アマチュア」の西岡良仁選手(前回までは「君」づけでした・笑)は、杉田祐一守屋宏紀デ杯代表を連破して決勝戦まで勝ち上がってきました。

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日本代表の杉田選手や守屋選手を焦らせててミスをさせてしまう守備力は本当に素晴らしく(前述のように決勝でも20pt連続ノーミス)、昨日も2バウンドするまで諦めないでボール追いかけていました。

また守備だけではなく、チャンスが来たらすかさずコートの中にに入っていく攻撃力、攻守の切り替えの早さも見ていて面白く、ジュニア指導という視点からも参考になりました。

来年1月にプロ転向を予定していますが、中3から渡米していた為か知名度は低く、まだスポンサーも獲得できていないようです。そんな西岡選手にとって全日本は、スポンサーへの強烈なアピールの場にもなったのではないでしょうか!

 

スコア上はあっけなく終わったような決勝戦でしたが、録画した映像を自然と何度も食い入るように見てしまう!!そんな面白い「全日本決勝」でした。

 

 

カテゴリー: 国内テニス | 投稿者Arimura 12:09 | コメントをどうぞ

全日本選手権 18歳西岡4強入り

全日本テニス選手権が日本テニスの「聖地」有明で開催されています。

今年からドロー数削減や賞金増額とリニューアルされた「全日本」は初戦から白熱した戦いが続いているようです。

 

<男子シングルス準々決勝>

西岡良仁 6-4,6-4 杉田祐一

以前から何度もイチオシ選手として紹介しています18歳の西岡良仁君がやってくれました!!

「昨年覇者」で「第2シード」の杉田選手にストレート勝ちしベスト4進出です!

ストレート勝ちのスコアが象徴するように西岡君らしい守備力の高いプレーが杉田選手の攻撃力を上回ったという内容だったようで昨年覇者も「予想以上にしつこく、メリハリがあるプレーをしていたし、10代とは思えないぐらい安定していた」と語っていたようです。

「世界164位」を沈めたジュニア世代の西岡君は「あれだけタイミングの早い選手相手にミスらず、ずっとボールを入れ続けられたのが相手へのプレッシャーにできたんじゃないかと思います」と喜びを口にしていました。

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錦織圭選手同様に盛田ファンドのサポートを受け、14歳からフロリダIMGアカデミーに拠点を置きトレーニングを行っています。

全米オープンJrベスト4オレンジボウルベスト4の戦績に加え既にプロの登竜門であるITFフューチャーズでも優勝!!

私が最初に西岡君を見たのは全国中学の舞台でした。教え子の池之上理宇(現 東海大学)の横でどんなボールでも食らいつくプレーをしていたのを覚えています。

「高校日本代表コーチ」でもある福永二朗さんがUSオープンで見た時も「ラケットのフレームまで使って返そうとするしつこさと攻守の切り替えのはやさ」が印象的だったと語っていました。

天皇杯を大好きな伊藤竜馬選手(W Team)と西岡君が争うなんて事になったら最高なんですけどねー!!

今週末が本当に楽しみです。

 

カテゴリー: 国内テニス | 投稿者Arimura 12:02 | コメントをどうぞ

鹿児島県Jrテニス選手権

鹿児島県のジュニア№1を決める「鹿児島県ジュニアテニス選手権」が開催されました。14才、12才以下クラスの選手達にとっては「九州」→「全国」へと繋がる特に大切な大会です。
ATAメンバーの結果は以下の通りでした。

 

<男子>

U16 ダブルス  優勝  堀口来夢

U14 シングルス 3位  辻陽平

U14 シングルス 4位  堀口心夢

U14 ダブルス  優勝  辻陽平・堀口心夢

U14 ダブルス  3位  濱田拳

 

<女子>

U16   シングルス     準優勝 深川智愛

U16   シングルス     3位  大渡菫

U16   シングルス     4位  元山果南

U16    ダブルス      優勝    大渡菫・元山果南

U16    ダブルス      3位     亀田菜月・重田結衣子

U16    ダブルス      4位  東みく・深川智愛

U14    シングルス   準優勝 元山未優

U14    ダブルス    準優勝 元山未優

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写真は表彰式後のATAメンバー達!
部門で優勝部門で準優勝という結果でした。

U16
中学3年生にとっては最後の「選手権」ですが、高校受験を控えているという事で例年、コンディション的にも難しい大会になります。そんな中、男子では堀口来夢が見事にダブルス優勝。女子では深川智愛がシングルス準優勝、東みくと組んだダブルスでもベスト4入りを果たしました。

ATAの練習に来るようになった頃はまだ小さな小学生だった来夢と智愛の成長振りを改めて感じることが出来てとっても嬉しかったです。由貴、みくを加えたメンバーは皆頑張り屋さんですので高校でも頑張ってくれることでしょう!

今夏の全国大会にフル参戦した西中ワイルド女子軍団(菫、果南、結衣子、菜月)は実力通りの勝ち上がりを見せてはくれましたが、夏のピーク時に比べるとプレーの質は60点位で全体的に「隙」を見せる機会が多かったなぁという印象でした。

ダブルスも大逆転して優勝したのにちょっと辛口ではありますが、全国で勝つ事が目標になっているはずのワイルド女子達ですのであえて叱咤激励ということで!今後の日々の取組みに期待したいと思っています。

U16世代にとっては、2月のMUFGジュニア県予選(優勝者は全国)が次の目標になると思いますのでそこに向けてしっかりと練習をしていきましょう。

 

U14
九州大会の出場権が懸るだけに必然と熱の入ったゲームが多くなります。

女子では元山未優がシングルス、ダブルス共に準優勝を果たしました。早生まれの未優は今回もU12にも挑戦できましたが、本人は迷わず上のU14に出場。「九州・全国の事を考えると・・・・」なんて思ってしまう私の考えなんて未優にとっては小さな事のようです。

小学校3年生から指導している未優はここ最近、体だけではなく心もプレーも少しずつですが大人になってきています。いつもちょっかいを出される姉さん達(ワイルド女子軍団)の全国フル参戦に良い刺激を受けたかな(笑)

男子では「九州ジュニアU12・5位」の辻陽平、堀口心夢ペアが体が一回りも二回りも大きい年上ペアとの連戦・激戦を制しての価値ある優勝を果たしました。

シングルスで悔しい思いをした後の二人の取り組む姿勢・粘り強さに今回も心を動かされた私。。。

3人ともまだ「U14 一年目」で九州大会を勝ち上がるのは簡単ではありませんが、この3人なら「沖縄で力を発揮できるのでは!」そんな予感をさせる頑張りでした。

九州大会までの時間は限られていますが「あわてず・あせらず・あきらめず」日々の練習を頑張って行きたいと思います。

 

ATAメンバーだけでなく鹿児島の皆でチバりよ―!!!

カテゴリー: ATA | 投稿者Arimura 11:45 | コメントをどうぞ