「全日本大学対抗テニス王座決定試合」の九州地区予選が福岡で開催されました。


母校 鹿屋体育大学は男子が優勝!
女子は残念ながら連覇ならず2位という結果でした。

男子は、全勝同士で迎えた最終戦で福岡大学との激戦を制し10年振りに「全日本大学対抗王座決定試合」への切符を手にしました。
現役の皆さん、高橋先生、村上コーチ、おめでとうございます!!


佐伯直政(大分舞鶴高出 3年)の№1の自覚を感じさせる貫録のプレー、そしてルーキー北村翔平(長崎海星高出 1年)の強烈なフォアハンドを中心としたレフティー特有のプレーは見ている我々を惹きつけさせました。
また敗れはしましたが、斉藤直樹(鳳凰高出 3年)と篠田勝斗(多摩聖ケ丘高出 2年)の最後まで諦めないプレーはチームを盛り上げてくれました!

教え子でもあり後輩でもあるATA出身の3人と!
ATA出身の西田浩輝(鳳凰高出 4年)と岡村修平(柳川高出 2年)は、二人で組んだダブルスとそれぞれのシングルスで貴重な勝ち星を挙げチームの勝利に貢献してくれました。
私も浩輝や修平がジュニア(子供)時代に戻ったように声出しまくりの応援をしてしまいました(笑)
岡村修平は、強烈なサーブを軸とした気迫あふれる素晴らしいプレーを展開し得意のダブルス、そしてシングルスでも圧勝!特にシングルスにおいては、今夏のインカレでの経験が生きているように感じました。そして全国選抜高校以来に聞いたアドレナリン全開の雄叫びは最高でしたね!
最後にポイントを決めたのは主将でもある西田浩輝(僕の中ではいつまでも浩ちゃん・笑)。左足に痙攣を起こしながらも飄々とボールを返球し続け、チャンスには前に出たりドロップショットを打ったりと緩急自在なトリッキーなプレーで相手を翻弄し優勝を手繰り寄せました。
勝利を決めた瞬間の浩ちゃんは、全てから解き放たれたように両手を高々と上げてガッツポーズ!そしてコートになだれ込む学生達。
学生諸君、高橋先生、村上コーチ、保護者の方々、同窓の皆さん、そして私も目頭が熱くなったのは自然な流れでした。。。頑張ってくれた学生達には本当に感謝です!

今回も多くの卒業生達や保護者の方々も応援に駆け付けて学生たちに声援を送ってくれました。まさに「TEAM KANOYA」の皆で掴んだ勝利だったと言えると思います。(学生諸君もその事は忘れないように!)
上海在住のアンディ中川(14期生)デザインのブルーの応援ウェアも一体感を演出してくれましたね。

2位の女子チームと若手OG達(笑)
昨年の覇者というプレッシャーもどこかにあったのかもしれません。でも学生達は最後まで全力を尽くしてくれました。悔しい敗戦ではありますが、人生という意味では今回の経験も勉強だと思いますので今後も頑張って欲しいですね。

4年生達。
君らが鹿屋の地に集まってくれた事から新たな歴史が始まりました。有難う!そして4年間本当に御苦労様でした。
今夏のインカレ(個人戦)でも頑張った鹿屋男子達は、日本テニスの聖地「有明」で開催される全日本大学王座に挑みます。全国で結果を残すのは簡単ではありませんが、頑張って欲しいですねぇ!!