コロナ渦の中、開催された「全米オープンテニス」は、
大坂なおみ選手の3回目のグランドスラム制覇とドミニク・ティエムの初優勝で幕を閉じました。
大坂選手の戦いぶりは、2年前よりも「心技体」の大きな成長ぶりを感じさせるテニスで今後永く女子テニス界を引っ張っていくのではないかと思います。
男子シングルスのドミニク・ティエムの優勝は本当に劇的でした。
ズべレフとの決勝戦では、2セットダウンの崖っぷちまで追い込まれながらの大逆転勝利!!(決勝戦で最終セットタイブレークまでもつれ込むのは史上初。)
最後に勝敗を分けたのはティエムの「3度のグランドスラム決勝での敗戦(経験)」からの学びだったのかなぁと思います。
ティエム、正直今まであまり好きな選手ではありませんでしたが、
今回のプレーぶり、そして優勝後のスピーチで自分の事だけではなく、負けて落ち込んでいるズべレフの為に多くの時間を割いていた姿・人間性には心を動かされましたねぇ。
(Alexander Zverev フェイスブックより)
対するズべレフは、本当に惜しい準優勝。。。
恵まれたテニス環境・恵まれた体格、恵まれたルックス・・・・
一見スーパーマンのように思ってしまいますが、
グランドスラム優勝を目前にして明らかに緊張で硬直してしまった人間らしい部分、少し脆い部分も私は嫌いではないですね!(歳のせいでしょうか?好みも変わってきています・笑)
この悔しい経験を糧にまた彼が強くなって戻って来るのを期待しています。
今後ティエム、ズべレフの二人を中心にテニスワールドもチェンジが加速するのではないでしょうか!
ところで余談ですが・・・・
ティエムの両親はテニスコーチ、
ズべレフの両親は旧ソビエトの元テニス選手で、
10歳年上の兄ミーシャは全豪ベスト8に入ったプロ選手です。
ズべレフの父アレキサンダー・ズべレフ・シニアは、
1985年の「神戸ユニバシアード」シングルス・ダブルスの金メダリスト!
全日本ローンコート選手権の歴代覇者でもあり、グラスコート佐賀にも写真が飾られています。
ルックス(髪型)も私的に親近感もあり・・・笑
少々マニアックなネタで…失礼しました。
車椅子テニスでは、
国枝慎吾選手が、
こちらも最終セットタイブレークの大激戦を制して優勝!!!
先日放送されたしたNHKの「プロフェッショナル」を見て国枝選手に対して感情移入していただけに嬉しい優勝ですねぇ!!
共に戦った岩見亮コーチも本当におめでとうございます。
岩見コーチとはS級講習の時に共に頑張った仲であり、
ルックス的にもかなりの親近感がある仲でもあり…(笑)
今後も引き続き日本の南端から応援しています。
つくづく実感、
やっぱりテニスっていいですねぇ!!!!!!